伯耆大山から三江線と木次線乗り継ぎぶらり旅 その壱 ~2016年10月19日~10月23日~

横浜22時24分→9時03分着 米子9時半バス→10時半大山寺(740メートル)→弥山荘(荷物を預ける)11時10分→11時20分1合目→11時50分3合目→12時15分5合目(1245メートル)→12時50分7合目→13時35分伯耆大山(1710メートル)14時10分→15時15分行者分かれ→大神山神社→大山寺→16時50分弥山荘

10/19(水) 寝台特急サンライズ出雲 のびのびシートにて米子へ向かいます。(個室は満室のため頭の部分に仕切りのある大部屋タイプの寝台車)山小屋に慣れているので、あまり不安も感じずにぐっすり眠れました。

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切符は三江線、木次線経由で購入。桜木町のみどりの窓口で一番安くいける方法を教えていただきました。片道の切符です。

10/20(木) 岡山にて高松行きと出雲行きの電車の切り離し作業があり、目が覚めました。
ラウンジカーで朝食用に買ってきたパンを景色を眺めながら食べました。
しばらくすると、ガラガラだったラウンジカーにもお客様が増えてきて、たまたま隣同士になった女性の方とお話しました。年頃のお嬢様と二人旅、今日は、良縁を願って出雲大社に行かれるとのことです。

米子駅から大山寺までは、10/20から11/6までの行楽シーズン間、大山ループバスが運行しています。お得な2日間有効の乗り放題切符を購入しました。(往復乗車券よりお得です)

観光案内所でバスの時間を確認してバス停へ

大山登山は今回で5,6?回目ですが、大山寺行きのバスの本数の少なさに驚きました。1日に定期便は4便しかありません。季節限定でも1日8便、増えるだけです。弥山荘のおかみさんが30年前、ここにお嫁に来たときは30分に一便バスがあったそうです。私が大山に登ったのも30年以上前だったなあ~

大山は、空気とお水が美味しいので自家製の野菜と仁多米のコシヒカリもとても美味しいそうです。女子トークに一花咲いた後、そろそろ出発。。。 登山口への近道を丁寧に教えていただきました。いざ、出発。

行きは夏山登山コースです。

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7合目あたりまで来ると視界が開けます。
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標高1600メートルあたりにから広がる 日本最大の大群落ダイセンキャラボク。キャラボクはイチイの変種で東北から中国地方のにかけての日本海側の山地に分布しています。鳥取県の県木です。
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強い風に耐えるダイセンキャラボク
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崩落の影響で三角点に行く道には入れません。
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伯耆大山最高峰北壁剣ヶ峰(1729メートル)を望む。毎年数千トンといわれる量の土砂、石が崩れ落ち大山は徐々にその山容を変えているそうです。
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頂上小屋。トイレもあります。30数年前、友人とシュラフ持参で泊まったのが懐かしいです。
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ダイセンキャラボクの実

 

15時頃1600メートル8合目あたりで軽装の男性の方にこれから山頂へはどのくらいかかりますか?と聞かれました。来月22キロ山岳マラソンに出られるとのことで、ロードをマラソンしている途中に登山口があったので、なんとなくいけるかなと思って登ってこられたそうです。

下りは、おかみさんおススメの行者谷コースで下山しました。こちら方面に下山する人は少ないです。景色を眺めたり、写真を撮ったりしながらゆっくりと歩きました。大山寺には16時すぎに到着しました。

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行者谷コースは紅葉の林を抜けます。
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大神山神社 門の裏表が反対になっています。(大山寺本坊西楽院の表門であったが、神社引き渡される際、そのまま移転したので逆になったといわれています。)毎年6月初めに山開きの祭りが行われます。
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大山寺 だーれもいません。

8合目でお会いした男性の方も同じルートで下山したらしく、またお会いしました。奥様が帰りが遅いのを気にしていらして、なんだかほほえましい光景で嬉しくなりました。歳を重ねるるごとにランニングを同じ距離でも時間がかかるようになったが、登山も同じような割合で時間がかかるようになった。走るのも歩くのも同じくかかる時間は比例している。無理しないようにマイペースで続けていきたいとおっしゃっていました。それにしても、山の中を22キロも走るなんてそれだけですごいと思いますが。。。

思い出の詰まった大山にまた登ることができ、幸せな1日でした。

 

 

 

 

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