鎌倉から北鎌倉と葉祥明美術館 ~2018年1月28日~

葉祥明美術館チケットが今月末までの有効期限です。昨晩、早起きをして行くことを決めました。朝食は、AM7時30分からあいている小町通りの路地を入ったゼルコバに決めました。

予定通り6時17分の電車に乗りました。今日は横浜市営地下鉄一日乗車券を使って、まずは戸塚へ、そこからJRに乗り換えて鎌倉に向かいます。少し遠回りですが、節約出来ました!(^^)!しかも、一時間は電車の中で熟睡できます。

鎌倉駅に到着。駅の近くに喫茶ルノアール、少し進むとコメダ珈琲どちらもすでに営業中です。その先にカフェゼルコバの看板が立っていました。地図もあります。

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カウンターには常連さんが座っています。私の後に入ってきた男性二人も顔なじみのお客さんでした。モーニング800円とお高めですが、コーヒーはポットで持ってきてくれるので2杯以上飲めます。
 裏通りを通りを抜けて、川喜多映画記念館の前を通り過ぎ、鶴岡八幡宮へ。

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もしもしリスさん、隠れているつもりでしょうが、見えてますよ~
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おやおや、ヒドリガモがやってきました。。。
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白鳩は源氏池に佇む「旗上弁財天社」で飼育されています。どうして、おみくじが鳩みくじなのか不思議でしたが、なんと八幡宮の額面も八が鳩の文字になっていると、後から知りました。
牡丹園は、まだ閉まっています。ざんねん~

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2010年(平成22年)3月10日未明に倒れてしまった鶴岡八幡宮の大銀杏は、すぐさま再生への取り組みがされました。八年目になり、大きく育ってきましたね♥
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拝観前の時間でしたが、入らせていただきました。本尊の閻魔大王像は運慶作と伝わっています。
 閻魔大王の口はなぜあいているのでしょう???

閻魔様は、死者を取り調べ、罪人を地獄に落とし「苦しみ」を与えます。 しかし、たとえ相手が死者であっても、他者に苦しみを与えることは閻魔様の罪になります。 他人に苦しみを与えることは、たとえ閻魔様であっても許されないことなのです。 ですから閻魔様は、その罪ゆえ、日に三度、それまで従えていた獄卒(手下の鬼)や死者たちに捕らえられ、熱く焼けた鉄板の上に寝かされます。 その上、死者たちは鉄の針で閻魔様の口をこじあけ、ドロドロに溶けた銅を口の中に注ぎ込みます。 閻魔様は舌や口はもとより、喉から腸に至るまでただれきってしまうそうです。 仏像の閻魔大王に、顎から下が溶け、そのまま胸とくっついているものが多いそうです。

閻魔大王のまわりに、十王(閻魔王含む)が祭られていました。

①秦広王(しんこうおう) 初七日 生まれ落ちた同時に左右の肩にひとりずつ俱生神(くしょうじん)が宿り、生前の行いを見ており、ここで取り調べをする。
②初江王(しょこうおう) 二.七日 鎌倉国宝館に貸し出し中で不在
③宋帝王(そうていおう) 三.七日 三途の川を正しく渡ったかを審議
④四五官王(ごかんおう) 四.七日(三十五日) 身体と口で犯す罪を調べる
⑤閻魔王(えんまおう) 六道(天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄)決定
⑥変成王(へんじょうおう) 六・七日 生まれる場所決定
⑦泰山王(たいざんおう) 七・七(四十九日) 性別と寿命決定。
⑧平等王(びょうどうおう) 百カ日 (遺族は貪りの心を起こさぬよう亡者を供養すれば自らも天上界に行くことができる)
⑨都市王(としおう)  一周忌(地獄に落ちても一周忌の法要を行えば亡者の罪は許される。その日は遺族は怒りの心を起こしてはいけない)
⑩五道転輪王(ごどうてんりんおう)三回忌

奪衣婆(だつえば)像もありました。奪衣婆って誰???

三途さんずの川の岸の衣領樹(りょうじゅ)の下にいて、死者の衣服をはぎ取り、樹上の懸衣翁けんえおうに渡すという老女の鬼だそうです。その枝の下がり具合で生前の罪の軽重をはかります。

奪衣婆(だつえば)から亡者が着ている服を守るために、裏がえしに着せたり、着物を上下逆さまにかける習慣があります。

40分以上滞在していました。帰り際、受付の方に’’お線香三本あげといて。朝早く来た人のサービスだから代金はいれなくていいよ’’と、お線香をあげさせていただきました。ありがとうございました。

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亀ケ谷坂切通にイワヒバみーつけた!
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寒いはず。。。こんな大きなつららが道路沿いにありました。
 

美術館到着!いつ来てもやさしい気持ちになれる癒しの空間です♥

熊本出身のはずなのになぜここに???

「葉祥明美術館」のコンセプトは、「画家であり詩人である主人と優しい奥さま、そして10歳の娘・リラちゃん、5歳の息子・クロードくんが住んでいた洋館」。いまにも住人が現れそうな、息づかいを感じる設定が生きています。1991年の開館から、多くのファンを集めてきました。と説明に書いてありました。

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犬も二匹飼っていたようです。

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明月院に行く途中、青木の実を見つけました。
明月院到着!アジサイの時期以外は300円だった拝観料が500円に値上がりしていました。

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これはなんだ???岡本太郎の作品に似ているが。。。
と月笑軒を覗いたところ、’’どうぞ~’’と言われ、お茶をすることになりました(笑)

一押しのメニューは、お抹茶と和菓子のセット(700円)。今月の和菓子は北鎌倉儀兵の薄皮まんじゅうでした。

先ほどの作品は、やはり岡本太郎の作品で‘’座るのを拒否する椅子’’だそうです。月笑軒は丹下健三氏や岡本太郎氏に師事した山本 亮介氏が設計されたもの、その縁でここにあるのかしらん。。。お店の方もわからないとのことでした。

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上から見ると、顔のように見えます。お尻をかじられそうです。。。
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月笑軒入口の手水、お店の方が案内してくれました。大雪の日からずっと凍ったままだそうです。
お店の方と、月曜日の大雪で雪かきが大変だったという話になりました。家にたどり着くまで100段の階段があり、ご主人子供たちが帰ってこられるので、100段の階段を全部雪かきされたそうです。どんな豪邸に住まわれているんでしょう???笑い声も‘’ほほほ’’と、とても上品でやさしい方でした。

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素心(ソシン)ロウバイ

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梅もちらほら咲き始めてました。
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満開になるまではしばらく時間がかかりそうです。
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8年前は、無料で入れてお菓子もご自由にどうぞと書いてあった場所ですが、300円拝観料が必要になっていました。観光客も増えて、維持費も大変なんでしょうね。
最後に、東慶寺を拝観して帰りましょう~

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梅のつぼみはまだ開きそうにありません。
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あら、桜が咲いています。10月桜と書いてありました。
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東慶寺の1月のカレンダーの花は水仙です。ひっそりと咲いています。
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これが、マンサクの花なのね。
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花の名前がわからす、住職さんにお聞きしました。花の真ん中が紫色なのが、ロウバイ、全部黄色なのがソシンロウバイだそうです。
’’かんざしを投げ入れ、門の中に入っちゃったら駆け込んだのと同じ効果が得られるんだよ’’と、通りすがりの男性が奥様らしき人に説明していました。‘’そうそう駆け込み寺ね’’と奥さま。。。

13時20分北鎌倉に到着。15時前には自宅に到着しました。早起きを頑張ってよかった♥

おまけ。。。

昨日は一度行ってみたかったアマン東京で息子にお誕生日を祝ってもらいました。33階にありとても景色が良かった♡13時半から15時半まで食事をしました。仕事の合間に時間を作ってくれてありがとう~

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朝、ここから見える富士山が一番きれいに見えるそうです。’’今度は是非、朝ご飯食べに来て景色を楽しんでくださいね’’と言われました。
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ケーキうれしい~♥でも、お母さんの年齢って子供は把握していないのね(#^.^#)興味ないか。。。

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