燧ケ岳から至仏山ハイキング  燧ケ岳編 ~2018年9月21日~23日~

9/21(金) 浅草23時55分→尾瀬夜行

19時半から霊南坂教会からフォーレコンサート合唱団によるレクイエムコンサートに聴きに行く予定なので、朝から登山用リュックを持って会社に出社します。出社時も退社時も誰にも気付かれずほっとしていましたが、退社時、通用扉を開けたところに警備員の方が。。。‘’リュックもってどこへ行くの?’’と、ち~んと頭の中で音が鳴り響く(ー_ー)!!ちょうど休憩の時間でしたね。

急いで最寄駅から都内に向かいます。

息子の家でサンドイッチを食べて、霊南坂教会へ。19時過ぎに到着、セーフ)^o^(

先に来ていた友人が席を確保してくれていました。合唱団に参加していた友達にも会えました。

フォーレのレクイエムは、三代レクイエムの一つで、とにかく旋律が美しいです。

三代レクイエムってなあに?

①ヴェルディ(1813年-1901年)・イタリア・・・「死者のためのミサ曲」(鎮魂曲)圧倒的なインパクトをもつ作品です。教会音楽を越えた交響的作品にもみえるが、深遠な精神性をもった教会音楽を形成しています。

②フォーレ(1845-1924)・フランス・・・この曲はマドレーヌ寺院での初演の際、「斬新過ぎる」と寺院の司祭から叱責されたほか、「死の恐ろしさが表現されていない」、「異教徒的」などとの批判が出ていました。これに対してフォーレは「私には、死は苦しみというより、むしろ永遠の至福の喜びに満ちた開放感に他なりません」

③モーツアルト(1756年 – 1791年)・オーストリア・・・「レクイエム」(死者のためのミサ曲)とは死者に向かってその魂を鎮めるための歌ではなく、死んだ人が死後、神から受ける罰を軽くしてもらい、永遠の光を与えられるように祈るという曲です。モーツァルトの死により作品は未完のまま残され、弟子のジュースマイヤーにより補筆完成されました。

22時過ぎ娘と息子のマンションで合流。夜行電車に乗っていってきます。留守の間に荷物を置かせてもらってごめんなさい・・・

IMG_2696[1]日本最古の地下商店街も、もうお休みの時間です。

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尾瀬夜行の車両が2018年から新しくなりました。リクライニングとコンセントもあります

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尾瀬夜行のツアーに参加するともらえます。❣️

9/22(土) 3時18分会津高原尾瀬口4時20分→5時50分尾瀬御池(標高1531m)6時25分→7時20分広沢田代(標高1733m)→8時20分熊沢田代(標高1986m)8時30分→9時50分俎板嵓(まないたぐら標高2346.2m)三角点あり10時00分→10時30分柴安嵓(シバヤスグラ標高2356.2m)燧ケ岳最高峰10時45分→14時30分見晴(みはらし)新道分岐→見晴(標高1410m)15時30分→16時10分龍宮小屋泊1

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意外と寒くありません。ここからバスに乗ります。もうひと寝入りできそうです❣️

駅の外に出ると、バス乗車のための長蛇の列が見えます。のんびりと出てきたのでほとんど最後の方です。しかし、バスの座席は、人数分確保されてるので急ぐ必要はありませんでした。

IMG_2693[1]登山口に到着!

雨だったら、沼山峠で下車。そこから尾瀬沼を経由して尾瀬ヶ原を目指すつもりでしたが、少し青空も見えたので燧ケ岳を登ることにしました。鼻水をすすりながらの出発です。この先、悪路もあるのでスパッツをつけます。どうやってつけるんだったっけ???そういえば、しばらく使っていませんでした。

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これから燧ケ岳を経由して龍宮小屋まで歩きます。13キロくらいあります。

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駐車場を抜けていくのですね。

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15分くらい進むと、やっと一合目の看板!

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山奥はもう秋ですね~

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オオカメノキ(ムシカリ、スイカズラ科)新緑の頃、ブナの林床を白い花と亀のような大きな円い葉をつけるそうです。

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ゴゼンタチバナの実

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ゴゼンタチバナの紅葉

広沢田代に到着!まだ少し日差しがあります。

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熊沢田代です!草紅葉がきれいです~

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クラブツーリズムの団体さんと休憩が一緒になりました。雨がぽつぽつ降ってきました。カッパを着ます。

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ミズキの実

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団体さん、お先にどうぞ~

IMG_2679[1]しばらく雨が降り続きそうです。。。

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俎板嵓(まないたぐら)に登頂☂☂☂山頂の祠は、西暦1889年(明治22年)、尾瀬の開拓に尽力した平野長蔵が19歳の時に燧大権現を祀った祠です。

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俎板嵓(まないたぐら)二等三角点

柴安嵓(シバヤスグラ標高2356.2m)に到着!燧ヶ岳は、2300m以上の山として日本で最も北に位置する。

燧ケ岳の5つのピーク・・・俎板嵓、柴安嵓、ミノブチ岳、赤ナグレ岳、御池岳

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午後から天気回復とわかっていたのですが、先も長いので下山することにしました。

IMG_2676[1]ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊)強い風に耐えています

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まるっこい花でしょうか~ヤマハハコ???

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名前がわかりません。。。

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まだまだ先は長い-

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しわしわさに愛着を感じる。。。

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きのこちゃん♥

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こちらは、ゼリーのような物質ににコーティングされたきのこちゃん♥意外にもゼリーー状なものには、弾力がありました。

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ぬるぬるした道が延々と続く。。。ぬるぬる道を避けて歩いていたけれど、もうそんなことなど言っておられん(-_-;)絶対にしりもちはつかないように歩くぞ~

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オオシラビソの雄花。。。尾瀬情報にも掲載されていました。

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晴れてきた~少し元気が出てくる。。。

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尾瀬ヶ原が見えてきました。。。水たまり?歩道に流れている水?川?で靴を洗いながらくだります。

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明日は晴れるかな~

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大自然の中にはたくさん面白いものが見つかる。

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落ちたばかりの葉っぱ♥

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同じ木から2種類の実が。。。

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やっと木道への分岐点に到着!ほとんど同じペースで降りてきた男の子二人組は、一人の男の子の靴に何かトラブルがあったようでまだ下りてきません。同じ山小屋に宿泊予定です。頑張って~

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ツリバナ(ニシキギ科ニシキギ属)尾瀬マウンテンガイドによると、今年はツリバナやマユミが不作だそうです。

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カタツムリも雨が降って嬉しそう~

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オゼトリカブト(キンポウゲ科トリカブト属)

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見晴のカフェで休憩)^o^( プレス珈琲

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トチの実、たくさん落ちています。

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ホソべツメグサ (細葉爪草) ナデシコ科  咲く季節を間違えちゃった?

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オヤマリンドウ

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エゾリンドウは、花は大きく開きません。

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葉っぱに赤い斑点。。。

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ヒメウスノキの実(姫臼の木)ツツジ科 スノキ属.

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ミヤマアキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)

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ミヤマワレモコウ(バラ科ワレモコウ属) さだまさしさんの吾亦紅って曲もありましたっけ。。。

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アブラガヤ(カヤツリグサ科ホタルイ属) アブラガヤの実をつぶすと醤油の香りがしますが、食べれません。

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龍宮小屋に到着!明日は晴れますね♥

小屋には、風呂もあります。外で、汚れた靴、スパッツ、タイツも洗います。相部屋、一泊夕食お弁当付きで一人8700円です。今晩は8畳の部屋に5人です。思ったより快適!(^^)!

ちょっと外をぶらぶらしてみましょう~

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カメラマンらしき人に褒められた写真♥アイフォンⅩの性能がいいのよ~

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花?実?の名前不明・・・

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サワギキョウ(キキョウ科)の実か?

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ナウシカ風に娘が草の中にいます。さて、どこにいるでしょう~?

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あら、マムシ草と一緒に虫も一緒に映ってるわ~

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こちらも紅葉してますね。キンコウカ??

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右手前のシダのような植物は、ヤマドリゼンマイ

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夕焼け空~

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17時半から夕食を食べて、20時に就寝♪

夕食で一緒になったのは、今日同じコースで歩いてきたカップル♥見晴新道の悪路の話で盛り上がりました。他にも、尾瀬夜行で燧ケ岳越えできた人たちがいました。

帰りのバスは、お昼過ぎの便しか予約できなかったので、早めに出発して至仏山に向けて頑張って歩きましょう~

おやすみなさい。

 

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