等々力渓谷・東京大学散歩 ~2019年6月16日~

浜松市に住んでいる友達が、日帰りで遊びに来てくれました。

等々力渓谷と飛鳥山公園に行ってみたいとリクエストあり、10時過ぎ
等々力駅 で待ち合わせをしました。

昨日は悪天候だったけれど、今日は晴れてよかったね☀

等々力駅の改札を出ると、等々力渓谷案内標識があります

等々力の地名の由来は???

こたえ。。。 等々力渓谷に流れ落ちる「不動の滝」の轟く音に由来するという説 が有力です。

標識に従って歩いていくと、5分で溪谷入り口に到着!

渓谷沿いは20.2度とずいぶん涼しそうです😊
ゴルフ橋脇の階段を降りて、ゴルフ橋をくぐります。

ゴルフ橋ってなあに???

こたえ。。。 谷沢川に架かる赤い橋です。昭和の初めに 旧下野毛、等々力村に東急電鉄が開発した約8haの広大なゴルフ場があったことに由来しているそうです。

水面が蛍がいるみたい…に光っています☆彡
ちょっとズームにして見てみましょう〜
次の橋をくぐりって進んでいくと、
稲荷大明神に到着します。
不動の滝のそばにアオイカズラ (アオイカズラ属 ツユクサ科 )が咲いていました。

稲荷大明神を通り過ぎ、 階段を登っていくと、
狛犬ではなく剣がお出迎え→
「三鈷剣 (さんこけん) の石像
不動尊に到着❣️
お参りしましょうー

どうして、 三鈷剣 (さんこけん) の石像があったんだろう???

こたえ。。。 三鈷剣 (さんこけん) は、 倶利伽羅剣(くりからけん)とも呼ばれ、不動明王が右手に持つ剣として知られています。 へえーそうなんだ!

三鈷剣 (さんこけん) ってどういう意味があるの???

こたえ。。。 三鈷剣 は、仏教で根本的な煩悩とされる「貪(とん)」「瞋(しん)」「癡(ち)」 の三毒(さんどく)を打ち破るといわれています。

  • 貪(とん)・・・必要以上な事を求める心
  • 瞋(しん)・・・怒りの心
  • 癡(ち)・・・真理に対して無知なこと
本堂の両脇の龍🐲
指が折れています😱

おまけ。。。 このお寺の不動明王像は1300年前の作で、修験道の開祖とされ「役行者/えんのぎょうじゃ」とも称される飛鳥時代の山岳修行者’’役小角(えんのおづの)’’が自ら彫ったものと伝えられています。
役小角は、 石鎚山(1982メートル) を開山した人でしたね。

冷やしまんじゅうを頂きました。一口でパクリ。。。

境内には紫陽花の花も咲いています。

川を挟んで、日本庭園があります。

日本庭園の入り口
参道にはカタバミがたくさん咲いています。
途中に竹林もあり、
イロハもみじ🍁の巨木もあり、空を見上げると、山の中にいるような錯覚に陥ります、
昭和記念公園で見つけた、キンシバイも咲いています。
あの赤い花は何でしょう❓
木の下に、花の咲いた後の実がおちています。。。ザクロですね😊
3度も気温が上昇しました。暑いはず😵

等々力駅から大岡山で乗り換え、目黒線に乗ります。

友達が、東大にハチ公の心臓が展示されているのをテレビで見たので、行ってみたいとのこと。目的地を変更しましょう~

東大前で下車。

まずは、農学部弥生キャンパスへ。

ハチ像の前に到着!

ハチ公像のそばに東大の博物館があります。

ハチ公の臓器を見ることができます。

ほかにも、無料で見学できる大学の博物館があるので行ってみましょう~

正門から安田講堂へ向かう道を挟んで左右対称に設計されています。通りに直角に両建物を横切って荘厳なアーケードが通り、内田ゴシック です。
  

内田ゴシック ってなあに???

こたえ。。。 東京大学建築学科の建築家で後の総長となった内田祥三(うちだ・よしかず1885-1972 ))の手掛けた建物です。
1923年の関東大震災 に 震災復興計画 を託されたのが、 内田祥三 でした。

建設工事を迅速化するため、建築の構成・規模を共通化して、明治のゴシックの伝統を継承した建物群です。

内田ゴシックの代表建築、安田講堂に到着!

安田講堂の前では、東大ツアーの参加者への説明が始まっていました。
→ “安田講堂”は、安田財閥の創始者・安田善次郎の寄付により建設 され、建物には、寄付をした人の名前が付けられますと。。。
時計の下のマーク

東大の食堂で、お茶をして、

三四郎池へ。
消火栓
この形と似てません❓
窓の中に見えるステキな電球💡何の建物でしょう❓
図書館でした!(^^)!
手前にあるのは噴水→ 関東大震災の教訓を生かし、防火 用水槽の役割も果たすものとして 作られました。
図書館入り口のレリーフの親子のヒツジ→ 新海竹蔵 しんかい-たけぞう
1897-1968 大正-昭和時代の彫刻家の彫刻です。
赤門も新緑に覆われました。
どうやって門を締めるのかな?
真ん中の門は閉まってるから、ちょうど見えるね🤗

赤門の先に、東京大学総合研究博物館があります。

たまごの化石

ただの卵ではありません。ニュージーランドで絶滅した巨大な鳥モアの卵です。

きれいな形にうっとり〜

4千年前の像のレプリカ
アフラックのアヒルとおんなじ頭→
クレステッド・ダック( トサカのあるアヒル )
こちらは、こどもの国で実際に飼われていた
世界1小さな品種の馬 「ファラベラ」 🐴

小さく見えるのがアルパカ🦙

博物館の館長の集めたものは写真はOKだそうです。

おまけ。。。 博物館は、耐震工事のため2019年8月10日(土)から長期休館になります。

この辺りはかつて旧加賀藩主前田侯爵家の敷地だったところです。当主前田利嗣は、明治40(1907)年の明治天皇行幸(ぎょこう)に合わせ西洋館と庭園を竣工します。

行幸 (ぎょこう) →天皇が外出されること

大正12(1923)年の関東大震災の後、建物と庭園は東京大学へ移り「懐徳館」として大学の迎賓施設となります。

しかし、昭和20(1945)年3月10日の東京大空襲で炎上し、その後、取り壊されました。


平成6(1994)年に総合研究資料館の増築のため発掘調査をしたところ
、解体して土中に埋められた
懐徳館の遺構が発掘されました。

ゆっくり見学をしているうちに16時過ぎになりました。

なかなか楽しい一日になりました。また、東京に遊びに来てね♡


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