スポーツオーソリティトレッキングイベント登山ガイド小日向氏と行く塔ノ岳1491メートル ~2017年7月22日~

8時渋沢駅8時15分バス(210円)→8時25分大倉バス停(290メートル)9時10分→10時雑事場ノ平10時10分→11時駒止小屋11時10分→12時45分花立山荘12時55分→13時45分塔ノ岳(1491メートル)14時10分→15時15分ダウン15時30分→16時10分大観峰16時15分→17時大倉バス停17時15分→17時30分渋沢駅

今回のツアーは今週の火曜日(18日)に緊急に決まったイベントで、申込み第一号は私でした。5人で催行ということだったので、急すぎて人数が集まらないかも?という担当の方のお話だったのですが、前日の時点で7人、当日は10人(男7人、女3人)に増えていました。申し込みの決め手は、8月の南アルプスに向けての練習のためと、新しい登山靴のためし履きをしたい思いにぴったりのコースと日程だったところです。担当の緑川さんにネットに掲載したと思ったら、すぐに申し込みの電話がきて驚いたわといわれました。受講代金は、1000円です。

もう一つの決め手は、登山ガイド小日向氏(元、山と渓谷社の編集長)のご指導を格安で受けられることです。小日向氏は4年前富士山登山のときにお世話になりました。膝痛で登山は無理と思っていましたが、山での下りの歩き方を伝授していただき、また登山を再開できるようになりました。

しかし、富士登山の下り道、もたもたしている私に’’そこの赤いカッパの人、前に来て!’’と呼ばれ、先生のすぐ後ろを歩かせていただき、ダメ出し連続の個人レッスンを受けました。。。。そのときはちょっと怖かったですが、下り道を歩くときには、いつも小日向氏のことを思い出します。おかげさまで、今日の歩き方はすぐに合格が出ましたよ♥ 嬉しい~)^o^(

しかしここで問題なのは、塔ノ岳登山は標高差1100メートル、富士登山に匹敵する標高差があるということ、しかも、日帰り。前日の朝、膝が痛くて目が覚めて、腰痛も慢性的にあり、大丈夫かと急に不安になり、昨日早速、整体に行きました。骨盤がゆがんでいるのを強制していただき、膝は本来であればテーピングした方が良いと言われましたが、明日の登山前には整体に行けないので、ストックを使ってひざに負担をかけないように気をつけてと言われました。そして、来週もちゃんと来るようにと言われてしまいました。はあい。。。しばらく通います。

さていよいよ出発の日。今日は3つのアクシデントがありました。。。

ひとつ目、秦野駅集合と勝手に思い込んで一つ手前の駅で電車を降りてしまいました。早めに到着したつもりが、集合時間に10分遅れてしまいました。緑川さん緊急用の携帯番号を教えていただいていたので連絡を取り合うことができ、大丈夫でしたが。。。朝一番から気忙しい山行になりました。

ふたつ目、強脚ぞろいのメンバーで、登りでは後半遅れてしまい、前後だあれもいなくなってしましました。自分でもどうしてかわからないんだけれど、前に進んでいたつもりが来た道を引き返していて、後ろにいた担当者に遅いから迎えに来てくれたのかと思ったわ。と言われました。ちょっと狐につままれた気分でした。。。。というわけで、皆さんよりたくさん坂道を登ることになりました(ー_ー)!!

みっつ目、携帯の充電が気が付くとまだ山頂にも到着していないのに、8パーセントに。。。山頂に到着したときには、充電がきれていました。山頂の写真がなく、がっかりです。緑川さんやいっしょに登った仲間が充電器を貸してくれましたがうまく充電できず。スポーツオーソリティのブログにアップしてくださるらしいのでまあいいか。。。(ということもあって家に帰ってから、久しぶりにオーソリティブログ2013年、雨の中富士山に登った時の写真を見返しました。寒くてびしょぬれで本当につらかった。。。けれどここから二度目の登山のはじまりです)塔ノ岳山頂は霧に包まれ、視界なし。緑川さんも、こんなに何も見えなかったのは初めてとつぶやいていました。前のオーレン小屋フラワートレッキングの時と同じです。今年は空梅雨だったし、そのせいかしら。。。と自分に言い聞かせる。

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登り始めて最初の小屋、観音茶屋が見えてきました。登山道には多くの山小屋があります。
シモツケソウ(ビジターセンター提供の写真です)最初の休憩場所で教えていただきました。実際に咲いていました。

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こちらは、丹沢の名前の付く唯一の花だそうです。今はまだつぼみで、見つけることができませんでした。ツル科の植物での地を這うように花が咲くそうです。
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塔ノ岳は雲に隠れて見えません。
 

一日中、本当によく歩きました。アクシデントはあったけれども、登頂できて良かった。小日向氏にも登頂できたからそれでよし!と励ましの言葉を頂きました。心配していたヒルは、空梅雨のため数は少なく、被害はありませんでした。

水分は2.5リットル、摂りました。(下山途中、水分が足りなくなり、花立小屋でペットボトル500mℓ400円のコーラを買いました。山で飲む、コーラは最高です♥)今年一番の汗をかいたと、全員一致の感想です。

小日向氏いわく、登山は、疲れないようなスピードで長く歩け続けられることが大切!とおっしゃっていました。

オーソリティクラブは11月で一旦なくなってしまうそうです。富士山と今回のツアーしか参加していないけれど、オーソリティ通信が届かなくなると思うとなんだか寂しいです。

お仕事前に、毎日雨が降っても20キロ歩くと言っておられた男性の方、登山を始めたばかりの若い女の子、老後夫婦の共通の楽しみを持つためにオーソリティクラブハイキングに参加されているご夫妻、きっと皆さんも残念に思ってらっしゃるのでしょうね。

いつかまたオーソリティクラブが再開することを願っています。

神奈川県にも、まだ知らない山が沢山あります。今度は、鍋割山にも登って、噂の鍋焼きうどんを食べてみたいものです。(鍋焼きうどんを食べるなら涼しい季節がいいと緑川さんから教えていただきました。)

おまけ。。。ヒルは、5月から9月に多く、吸い付かれても痛くないのですぐには分からないそうです。血が出てはじめて分かるそうです。靴から侵入するらしいので、靴下と靴の間にヒルよけスプレーと塩をたっぷりつけました。

 

 

 

韓国扶余(プヨ)への旅 2017年7月14日~17日~

30数年前、奈良の法隆寺木造観音菩薩立像(百済観音)に出会ってから、なんとなく百済の都ってどんなところうだろう~?と秘かに思っていました。ついに、訪れるチャンスがやってきました。

きっかけは、主人が会社の方から、扶余ロッテリゾートホテルに一度泊まってみたらいいよ、と教えていただいたことでした。それじゃあ扶余に一度行ってみようかという話になり、私はホテルよりも扶余に行ける!ってほうにウキウキしていました。残念ながら、扶余には宿泊施設が少なくて、お目当てのホテルは満室でしたが、あきらめきれない私は、Booking.comのサイトからバスターミナル近くのモーテルに空き室があるのを見つけました。(予約は息子に手伝ってもらいました。英語入力はやっぱり不安。。。)予約したのが6月だったので、もう少し早くに予約すればお目当てのホテルの空き室があったかもしれませんね。(モーテルとは、日本でいう民宿のようなビジネスホテルのような施設です。♨マークが目印です。)ちょっと当初の目的からかわってしまいましたが、行けることになりました。ルンルン♡

7/14(金) 前泊 成田アパホテル泊1

私と娘は、仕事終わってからホテルに集合。娘は、0時19分京成成田駅に到着しました。駅までお迎えに行き、ホテルのラジウム人工温泉にてゆっくりと疲れを癒しました。

7/15(土) 成田山新勝寺→成田空港9時50分JAL957便→13時05分釜山

13時半主人と合流 地下鉄→釜山駅14:55KTX(往復1人71400ウォン)→16:13 大田テジョン駅着

タクシー(8700ウォン)→バスターミナル17時05分バス(7100ウォン)→18時45分扶余バスターミナル→スーモーテル(荷物を預ける)→宮南池クンナムジ(睡蓮祭り2017.07.07 ~2017.07.16)→モーテル泊2

早朝、成田山新勝寺にお参り。8年前の大晦日に、私の実家の両親と一緒に宿泊した旅館の前も通りました。みんなで初詣に行った頃が懐かしいね~とはなしながら、成田山新勝寺までお散歩しました。ゴールデンウィークは主人の両親と大晦日は私の両親とよく旅行をしていました。

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クラシカルな宿を求めて宿泊しましたが、もう閉館にされているのかな?
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朝から気温も30度近くあります。今年は空梅雨のようです。
マロンドカフェでモーニングを食べて、空港へ。

無事、釜山に到着!天気予報では、今日と明日は雨の予報でしたが雨は降っておらず、バンザーイ♥いざ扶余に向けて出発。ソウルからであれば、直通のバスが出ているようですが、プサンからのアクセスは複雑だし、時間もかかります。

新幹線は快適でしたが、タクシーもバスも運転はとても荒いです。ですが、眠さのほうが勝っているので、シートベルトを締め移動中はお休みモードです。

扶余バスターミナルに到着!モーテルはどこにあるんだろう???困っている様子を見て、バスターミナルで掃除をされていた方が、親切に教えてくださいました。本当に助かりました。

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スーモーテル 部屋の中に蚊を見つけた娘は、必死に殺虫剤でやっつけてくれました。今晩の宿は、3人分で120000ウォンです。ロッテリゾート1人分の代金よりも安いのでこのくらい仕方ありません。。。
せっかくだから、蓮料理を食べようということになり、ガイドブックに載っているお店へ。しかし、夕飯のメニューはないとのこと。仕方なくその先まで歩いていたら、道路が歩行者天国になり大勢の人でにぎわっています。屋台で何か食べれそうだねと向かってみることにしました。睡蓮祭りは、夜のライトアップでにぎわっています。焼き鳥の串刺しを2本買って宮南池のあたりを散策。派手な演出で、とても活気もあります。広い駐車場は、自家用車と観光バスで満車です。路上駐車もいっぱい。。。

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お祭り会場に到着!
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綺麗に咲いとるね~
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宮南池。所どころに写真スポットも準備されています。
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造花を使って派手めな演出です。
睡蓮の花は大きくて見ごたえがあります。お祭りを十分満喫して、先ほど夕食メニューのなかったお店に立ち寄り、睡蓮饅頭を購入し、麺類が食べられそうなお店を見つけました。やっとご飯が食べれます。

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メニュー左の欄 一番上のヘムルカルプス(海鮮うどん) 下から三番目コンククス(冷たいゴマうどん) を食べました。ちなみに下から二段目のサリは替えうどんのことだそうです。
海鮮うどんは、乾燥ホッキガイとあさりで出汁をとってあり、あっさりとしたスープで日本人の口によくあいます。キムチは、マイルドなお味でした。ペクチュとコーラを頼んでも17000ウオンでした。(日本円で1700円くらい)

コンビニで、明日の朝食を買い、モーテルに戻る。すでに22時過ぎています。明日の予定を立ててと、おやすみなさーい。

7/16(日) 泊2→扶蘇山城プソサンソン→定林寺跡チョンリムサジ→扶余国立博物館→扶余バスターミナル14時15分→15時45分大田バスターミナルタクシー(7000ウォン)→大田駅18:33KTX(慶州経由)→20:14 釜山駅着地下鉄→下端ハダン駅バス→主人宅泊3

6時に朝食を食べて、7時に出発。荷物は、モーテルに置かせていただき身軽に出発!(^^)!まずは扶蘇山城(106メートル)へ。ちょっとしたハイキング気分が味わえます。

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白馬江の遊覧船が見えます。あとで乗ります。  扶蘇山城(プソサンソン)は、百済が中国・唐と新羅の連合軍に滅ぼされるまでの約120年間(538年~660年)、王都・泗沘サビの繁栄を支えた砦です。
百花亭(ペッカジョン)と皐蘭寺(コランサ)は工事中でした。桟橋まで下り、白馬江(ペンマガン)の遊覧船に乗りクドゥレ渡船場へ。白村江(ハクスキノエ)の戦いの白村江とは、現在の錦江(クムガン)別名白馬江のことのようです。

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百済の滅亡時、約3,000人の宮廷女官が扶蘇山の断崖・落花岩(ナッカアム)から白馬江に身を投げたと言い伝えられています。彼女たちを追慕するため、落花岩の近くに六角亭・百花亭が建てられました。
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桟橋近く、オニユリが沢山咲いていました。
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クドゥレ渡船場へ向かいます。乗船客は5人。片道4000ウォンです。
バスターミナルで、帰りのバスの時間を確認し切符を購入。定林寺址へ。

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定林寺址 サルスベリの花が満開です。鎮魂の意味があるそうです。
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1400年前の石塔
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定林寺址 石仏 高句麗時代
そろそろおひるごはんの時間です。昨晩行ったお店は、夕飯メニューはなかったけれど、お昼のメニューはあるにちがいないと三度目の入店。’’あら、また来たの?’’という表情で困っている感じ。。。。なにやら必死に説明してくれます。2年前から、お食事メニューはなくなったと言っているのではないか???ということでやっとあきらめがつきました。(+_+)しつこくてごめんなさい。だってガイドブックに載っているんだもん。。。

暑さで新しいお店に入る気力もなくなり、昨晩食べたお店に再入店することにしました。お店の方も覚えてくれており、ニコニコしながら迎えてくれました。なんだか自分の家に帰ってきた気分♥♥♥昨日気になっていたメニューと海鮮うどんを注文。美味しい~◎元気が出る~

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昨日気になっていたフォッサムの小を注文。茹で豚肉です。なんでも巻いて食べるのが好きなのね。
さて、元気を取り戻し、扶余国立博物館へ。

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扶余国立博物館入口に咲くノウゼンカズラ
538年,(日本書紀によると552年。元興寺縁起などでは538年),百済の聖明王の使いで訪れた使者が欽明天皇に金銅の釈迦如来像や経典,仏具などを献上したことが仏教伝来の始まりです。百済の都は日本とつながりが深い都ですね。ここから、奈良の都へとつながる。。。

これからバス移動~お休みタイムに入ります!

大田到着。駅近くの市場やアーケードを散策。湿気が多く、暑くてのどが乾きます。涼しいところに避難したいです。ですが、カフェを探すが見つからず。結局コンビニで飲み物を買い待合の椅子で休憩。。。

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大田テジョンの駅前広場
新幹線の中でまたもや爆睡。。。

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釜山駅まで帰ってきました。
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小雨が降ってる?と思ったら噴水ショーの水しぶきでした。
晩御飯は主人の家の近く、カルビの専門店に入る。もう22時なのに、お店があいていていてよかった)^o^(

店員さんに見覚えあり。昨年のコダンポンハイキングの帰りに入ったお店でした。

今日も一日良く歩きました。万歩計は、29950歩。

7/17(月) 泊3 5時50分車→6時半釜山空港7時50分→9時50分成田空港

出勤前の主人に車で送ってもらいました。楽ちん楽ちん(^^)/

東京駅で、息子と待ち合わせ。3人でお昼ご飯を食べ、主人に頼まれたベルト2本をみんなで選びました。

息子はこれから仕事へ、娘は浜松に戻り、夕方から吹奏楽の練習に行くそうです。私は、まっすぐ家に帰ります。

主人は、初めての韓国での鉄道移動、タクシーバスと大変だったようですが、娘が一緒でとっても嬉しそうでした(^_^.)

おまけ。。。扶余で食事をした店員さんが、日本人の顔立ちとよく似ていたので気になり調べてみました。

その昔、百済の滅亡後、数万人規模の人たちが日本各地に亡命し、高麗川、高麗郡、高麗山、高麗駅、高麗という地名などが残っています。百済人は扶余族の王族であり、朝鮮には漢人、倭人(日本列島に住んでいた民族または住民)、ツングース系のワイバク族が住んでいました。朝鮮人というくくりはないということがわかりました。少しだけ、韓国という国を知ることができた旅でした。

八ヶ岳オーレン小屋フラワートレッキング ~2017年7月1日~2日~

7/1(土)中山6時46分→7時23分八王子7時29分あずさ1号→9時08分茅野9時20分送迎車→10時20分桜平10時30分→12時00分夏沢鉱泉→13時30分オーレン小屋

オーレン小屋のパンフレットを友人からもらい、素敵な山小屋だなあと思いました。行きたい人を募ったところ4人集まりました。みんなの都合を合わせ日程を決めました。ちょうど同じ日程でフラワートレッキング講習会を山小屋主催でやっていることを知り、参加してみることにしました。

ぎりぎりまで準備を怠っていたので、前日の仕事帰りに足りないものを購入したりバタバタしました。AM1時には準備完了。いつものことですが。。。

フラワートレッキング講習会は、大金の2万円を支払っていることもあり、やる気満々で臨みました。

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あずさ1号の車内販売で購入。とってもおいしかった❤
茅野駅に到着すると、大きな雨音を立て激しい雨が降っています。早速カッパを取出し着替えた後、それぞれ送迎車に乗り込みます。約20名の参加者がいます。

桜平に到着後、開講の集い。

講師は藤森祥平先生(筑波大学 植物寄生菌学研究室)、補佐は北原貴穂さん(八ヶ岳山岳ガイド協会所属登山ガイド)、守屋真美さん(長野県自然保護レンジャー)

3グループに分かれて行動。私たちは黄色グループ7人です。

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駐車場にまず咲いていたのは、サラサドウダン
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ヒロハカツラは、桜平から横岳の標高1800メートルから2100メートルに育ちます。葉っぱが大きいです。
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イチヨウラン。ラン科。葉っぱが一枚しかつかない。
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キバナノコマノツメ。葉の形状が馬のヒズメに似ている事からなずけられた。スミレ科なのに和名にスミレが付かない、数少ないスミレの種です。
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ゴゼンタチバナ。ミズキ科。花が咲く株は、葉が6枚。
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鹿が出現!
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毒わらび。鹿も食べません。わらびは、発がん性があります。
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オサバグサ。ケシ科。葉の形が、機織りの筬(おさ)に似ていることから名前が付着ました。最初にオサバソウと思い込み、なかなかオサバグサと覚えられません。
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ミツバオウレン。キンポウゲ科。オーレン小屋の名前の由来になっています。オーレン小屋はもともと営林署の施設だったそうです。
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シラビソ(右)とオオシラビソ(左)。 シラビソの葉は擦ると松やにのにおい。枝の茶色が見えます。 オオシラビソの葉は擦ると柑橘系のにおい。葉が密集していて、枝が見えません。
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こちらもミツバオウレン。見る角度によって少し違ったように見えます。
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シロバナノヘビイチゴ。バラ科。食べれます。
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オーレン小屋到着。
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ミヤマキンポウゲ。ミヤマキンポウゲ科。
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オーレン小屋近くに咲く貴重なクロユリ。肉系の腐ったにおいがするそうです。
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ミヤマバイケイソウ。ユリ科。これから花が咲きます。
 お風呂に入り、ごはんだ~。お風呂は檜ぶろ(石鹸は使えません)、トイレは水洗、快適に過ごせる山小屋です。

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晩御飯は桜肉のすき焼き♡食べきれないくらいのボリュームがありました。
21時消灯。

夜中の1時ごろ、いつものように足の裏、手のひらなどが熱くなり、目が覚めました。眠れないので、部屋から脱出。友人も、体調がすぐれずトイレに行った後、二人で食堂の椅子に1時間くらいいました。やっとお互い落着き、5時まで眠りにつくことができました。。。

7/2(日) 泊1 7時00分→8時30分赤岩の頭→9時50分峰の松目(2570メートル)→11時15分オーレン小屋12時50分→14時15分桜平送迎車→15時00分茅野15時55分はまかいじ→18時30分新横浜

夜中は雨音がひどかったけれど、ハイキング中はなんとか雨は大丈夫でした。しかし、赤岩の頭あたりの稜線まで来ると、かなり強い風が吹いています。今日のコースは悪天候のため、大きく変更になりました。(本来のコースは、夏沢峠→硫黄岳(お花畑)→横岳→赤岩の頭屋)

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タカネグンナイフウロ。オーレン小屋の前にありますが、ロープを張ってあり正面からみれません。。。
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昨日見た、ゴゼンタチバナ。葉っぱが4枚のものは花が咲かないそうです。
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カブトゴケ。地衣類、ヨロイゴケ科。
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ミヤマカラマツ。キンポウゲ科。
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コヨウラク。ツツジ科。
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ヤグラゴケ。地衣類。
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中央楕円形の二枚の葉っぱは、ミスズラン。2株で10万円?
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クロユリのつぼみ。
 

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タカネザクラ。バラ科。
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スノキ。葉っぱをかむと酸っぱい。日本のブルーベリーと呼ばれる実をつける。
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ウスバスミレ。
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コケモモ。ツツジ科。
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赤岩の頭到着!赤岳も硫黄岳も見えない。。。
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これから咲き始めるであろうシャクナゲ。今年は、全体的に花の開花が遅いらしい。
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シャクナゲの葉っぱが薄緑に膨らんでいる。もち病にかかっている。
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コイワカガミ。イワウメ科。群生して咲いていました。葉っぱが鏡のように光っています。高山になるほど、花の色が濃くなります。
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雨が降ると花を開いてくれない、コミヤマカタバミ。白色と紫色の花をつけます。
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紫色のコミヤマカタバミ
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カモシカや鹿が木の皮を食べてしまうそうです。
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峰の松目に到着!山頂の看板は2567.21メートルとなっていますが、実際には2570メートルあるそうです。樹木に覆われて、視界はありません。
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山頂の地衣類。どれもこれも生き生きとして、とっても可愛いらしいです。
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いろんな種類の苔が生えています。もののけ姫のモデルとなった森だそうです。
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八ヶ岳は日本の中でも貴重な苔の森が残っています。
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苔の愛好家も増えており、コケ女も増加中(笑)
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ハリブキ。葉っぱに茶色のとげがあります。
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チシマアマナ。ユリ科。
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クモマナズナ。アブラナ科。
 

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エーデルワイス
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オーレン小屋近くの苔の森。
 

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苔が可愛い!もやしみたい。。。
植物の名前を覚えるのは難しくて苦戦しました。一日目は、必死に頑張りましたが、二日目はその勢いも衰えました。トホホ。。。(前日にあれほど覚えた植物の名前が出てきません(ー_ー)!!)

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オーレン小屋の小鳥の餌箱に、ウソという名前の鳥がやってきました。名前の由来は、ヒーホーと口笛のような鳴き方から口笛を意味する古語’’うそ’’からきているそうです。先日有松天満宮でうその鳥の石像を見たばかりだったので、うれしくなりました。
おまけ写真です!有松の神社にこんなのがありました。

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ガイドの北原さん、NHK日本百名山の八ヶ岳案内役をされたそうです。みんなでビデオを見ました。
高山植物のお花畑に行けなかったのは残念でしたが、その分ゆっくりとガイドをしていただき、また八ヶ岳に行こうと楽しみも一つ増えました。’’何度もフラワートレッキングに参加したけれど、こんなに悪天候だったのは今回が初めてだわ’’とガイドの守屋さんがおっしゃっていました。雨女、雨男がそろっていたのかな。ちょっとショックでした(笑)

オーレン小屋の皆様、藤森祥平先生、補佐は北原貴穂さん、守屋真美さん、ありがとうございました。怪我もなく下山できて、ほっとしました。

教えていただいた植物はもっとたくさんあったのに、一部しか写真と植物名が一致しません。しっかり覚えた植物もあるので、少しずつ習得していけたらと思います。

オーレン小屋から見る星空は、夜景の明るさなど邪魔するものがないのでとてもきれいに星が見えて、真っ暗闇の新月の日がおすすめだそうです。樹林におおわれているので、強い風も避けることができ、比較的寒さを感じずゆっくり鑑賞できるので、山頂で見るよりおススメですと教えていただきました。