奈良から京都大原への旅 2018年11月16日〜19日 大原から東寺編

11/19(月) 泊3→寂光院→三千院→大原バス停→京都→東寺→京都駅こだまグリーン車16時09分→19時38分新横浜

夜のうちに雨が降ったようで地面が濡れています。空は、灰色の雲に覆われています。

宿から数分歩いて寂光院へ。まだ人も少なくて写真も今がチャンス♪

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宿から寂光院までは徒歩3分
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美しい庭で写真をパ千リ
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594年、聖徳太子が創建。2000年の火事の後、2005年復興
新しくなった本堂へはじめてのお参りです。

健礼門院(けんれいもんいん)徳子が入寺してから寂光院は有名になりました。

徳子は、壇ノ浦の戦いで安徳天皇と入水しましたが、生き残りました。長楽寺に出家し、その後大原寂光院にいろりを立てました。安徳天皇を弔うお経三昧で、29歳でこの地に来て、36歳に亡くなりました。お仕えしていた人は大原女の姿だったそうです。

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まだ朝早いので、空気が張りつめていて気持ちがいい~
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大原菊の花の時期は5月です。つぼみが小さくてかわいらしい花が咲くそうです。
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黄色いモミジの葉っぱ
 

朝からご飯をお代わりして食べたのに、お茶席(いつもは入れない)と聞くと、入りたくなります。

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大原女(おはらめ)みーつけた!ポーズをとってくれました
大原女ってなあに??

こたえ。。。大原(おおはら)や八瀬(やせ)の里から、しば・薪・花などを頭にのせて、京都の町に売りにくる女。

私たち貸切でお茶を頂きます。気軽に頂ける雰囲気です。

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いただきまーす。
茶器は清水焼❗️寂光院って書いてあります。

ゆっくり朝の寂光院を楽しんで、気合を入れて三千院に向かいます。

ここから1人抜けて3人になりました。大阪で講演会を開くそうです。頑張って~

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今日は時々雨の予報
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何もないけれど、癒される景色。チームワンゲルはこんな景色が大好き♥
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古都京都にちなんで「御所車」をモチーフにデザイン化したものだそうです。
 

さて、大原のバス停辺りから、どっと人が増えてきました。平日なので昨日よりは少なめですが・・・

三千院に到着。本堂を見学した後、お庭へ。

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昨晩雨が降ったので、苔も元気!
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良源さまという天台宗の僧が始めた、日本最古のおみくじがありました。ここは、おみくじ発祥の地なんですね。
やっぱり、お庭の石のお地蔵さまが可愛すぎて印象に残ります。

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みんな写真を撮ろうと込み合っています。
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お供え物も紅葉(笑)
確か主人の両親と旅行した時も、吉野に行ったあとに、大原に来たなと思い出しました。同じルートだったのね。

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境内に一本だけ寒桜が咲いていました。
12時34分のバスを目指して、バス停に向かいます。帰る人たちですでに長蛇の列。乗れるかな〜と思ったけれど、意外にバスの許容スペースは広くて、乗れました。行きも立ちっぱなしだったけど、帰りもおんなじね。

京都駅到着です。

新幹線の時間まで、あと2時間あるので、東寺に行けそうです。ここからは、先輩と2人になりました。タクシーで東寺に向かいます。あまりにも近いからタクシーの運転手さん、粗い運転でした。先輩曰わく、’’ちょっと怒っとったな!’’私も同感❗️

先輩は、滋賀に住んでいるので東寺と特別拝観のセット券1300円購入。私は、東寺のみ800円のチケットを購入しました。

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五重塔の内部も特別に見学できました。ラッキ=
東寺の立体曼荼羅に会えて幸せ〜伐折羅大将イケメンだねって話す。

立体曼荼羅って???

答え。。。密教の教えをわかりやすく表現したのが曼荼羅のことです。

密教ってなあに???

こたえ。。。悟りとは何かを体験学習するための教育システムのことです。

空海が説いた密教を真言宗(しんごんしゅう)。または、真言密教(しんごんみっきょう)といいます。真言とは、真実の言葉を意味します。

修行をすれば、生きているまま仏であることを体験できるという教えです→即身成仏(そくしんじょうぶつ)

ここで、先輩とお別れ。来年は、草津温泉に行くことが決まりました。

楽しかったね♥ また会える日まで頑張って過ごそうね!

奈良から京都大原への旅 〜2018年11月16日〜19日〜信貴山から生駒から大原篇

11/18(日)泊2→信貴山城址→信貴山大橋バス🚍→王寺→新王寺→西原口→新王寺→生駒→生駒ケーブル山頂→宝山寺→生駒→国際会館(京都)→🚌大原→大原山荘大原温泉→宝泉寺→大原山荘泊3

6時10分からの朝のお勤めに参加させて頂いた後、朝日を拝みに出発~

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本堂に到着
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本堂も赤く染まります。
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部屋の前の廊下
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部屋の中から小堀遠州のお庭が眺められます。
朝ごはんの前、干支と厄年のファイルがあり、’’なあに❓”って聞かれる。うーんなんて言っていいのか。まずは、何が書いてあるか干支の動物を英語で言うが、あれタツとイノシシってなんて言うんだったっけ?

一瞬、WiFiが繋がり干支のページが開けてセーフ。タツ→ドラゴン、イノシシ→ピッグでした。

厄年も調べようと思ったら、WiFiがつながらなくなり、困った困った😒

バットライフとでも言えばよかったのか、フォーチューンも出てこなかったし。。。😫

結局、自分の年齢を明かし、ここにないから○、みんなも年をそれぞれ言い始め、当てはまる人はいませんでした。真ん中❌両脇は、小さな✖️と、こんなんじゃあ全然説明になっていない😫しょぼん…

さあ、これから朝ごはん。少々緊張しながら頂きます。

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おいしそう~
食事も終わり、復唱して覚えた4人の名前を言って、良い旅を…と伝えたところで、記念撮影会。そこに立ってって言うのは’’スタチュー’’って言うんだあ。

宿坊で日本の雰囲気を味わうつもりが、異国に来た気分になりました。

バスの時間まであと40分。片道20分かかる信貴山城址に急げば行けそう〜。小走りで向かいます。

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今日は良い天気!
小走りで、山頂を目指します。荷物が石のように重たい…何を入れてたっけ??そうだ~ 化粧品を丸ごと持ってきてしまったからだ。

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空鉢護法堂(くうはつごほうどう)
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標高437mに到着
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山茶花が沢山咲いていました。
バス停に数分前に到着。バスには、また1人だけ…途中数人の方が乗ってきました。

王寺に到着。

新王寺から西原までの電車に乗車します。ここだけ短い区間で興味津々…

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新王寺から往復乗車
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ここから生駒に向かいます。
生駒ケーブルは、すぐに満員になりました。ケーブルカー片道360円もフリー切符で乗車できます。

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ここからケーブルにに乗ります。
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今日のケーブル‘’ミケ’’は親子ずれで満員
宝山寺で、次のケーブルに乗り換えします。親子連れがいっぱいー。遊園地に行くのね。

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お菓子のケーブルカー‘’スィート’’
お父さんと幼稚園くらいの子供が話していました。‘’乗り物ぜ~んぶ乗ろうね~’’とお父さん。’’うん’’と言って目をキラキラさせながら、ぴょんぴょん跳ねる男の子。可愛かったなあ~♡

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パンダ見つけたー!パンダに乗ったら、きっと景色がいいんだろうなあ~
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景色の良い場所を探すけれど、見つからない。。。みえるのは、鉄塔ばかり。。。鉄塔好きにはたまらない場所かも?
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広場に蝶々?がやってきました。
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意を決して1人でパンダの乗り物に乗ることにしました。変な人と思われたくないので、’’ここには展望台がないんですね~パンダに乗ると景色が良く見えるんでしょうね~’’と切符回収のお姉さんにつぶやいていました(笑)
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ケーブルを使って、宝山寺を目指します。

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ここから15分ほど階段を上っていくと宝山寺に到着します。
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自家用車でお参りする人が多いので、商店街はし~んとしてます。
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宝山寺は日本三大聖天のひとつです。ヒンドゥー教のガネーシャを起源とする仏教の守護神「聖天」(歓喜天)をまつり、金運アップや良縁・縁結び、夫婦和合のご利益があります。
日本三大聖天って??

こたえ。。。浅草の待乳山聖天(まっちゃましょうでん)と奈良県の生駒聖天。あと一つはいくつか候補があるようです。今度浅草に行ったら寄ってみましょう~

文殊菩薩堂が見えてきました。ベゴニアが咲いています。

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聞いてみたら、お寺の方が植えられたそうです。’’写真撮った?見せて!’’と言われたので見せたら、’’へったくそやな~’’と言われる。さすが関西!しかし、あとで撮り方を伝授してくれました。(笑)文殊菩薩のおじさん、おもろいな~
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今日のお昼ご飯、境内で草餅と桜餅のセットを頂きます。
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茶店には古い時計がありました。まだ現役で動いています。
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金比羅山を思い出させるような階段を下ります。
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ブルちゃんケーブルに乗ります。
これから、大学時代ワンゲル部の集まりがある大原に向かいます。先に大原に向かっている友達情報によると、京都駅からバスに乗ると、市内を抜けるのに時間がかかるし、バスにも乗りきれない可能性があるので、国際会館という駅から乗る方が良いとのこと。私も、まずは国際会館の駅に向かいます。

国際会館から一巡目のバスに乗れました。もちろん座れません。

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私の大好きな大原に到着!後ろに見えるのは京都方面に向かうバスを待っている人たちです。すごい長い列でした。
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今日の宿、大原山荘への道案内があります。
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野の草 あちらこちらたくさん咲いています。
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手作りの可愛い看板があちらこちらにあります。
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先輩が出町柳のふたばの豆大福を並んで買ってきてくれました。おいしい~
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晩御飯の鳥鍋を食べて、夜の部のはじまり~
 

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みんなでお庭を眺めてのんびり~
書院から西に見える額縁庭園は、正式名称を盤桓園(ばんかんえん)といい、盤桓には「立ち去りがたい」という意味があるそうです。

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狐の襖絵
宿に戻って、みんなでお風呂に入った時に、アクシデント発生。。。

さあそろそろ温まったし、お風呂から出ようとしたところ、脱衣所で倒れた人がいるとの先輩情報!救急車隊員の方が到着するので出られなくなりました。宿の方がお風呂にお水を持っていてくださり、露天風呂で待機していたのは、私たち4人だけ・・・

部屋に戻り、楽しいひと時♥

おやすみなさーい。

奈良から京都大原への旅 2018年11月16日〜19日 吉野から信貴山編

 

11/16(金) 新横浜19時49分のぞみ55号→19時11分。。。近鉄名古屋19時31分遅れて19時55分→21時39分伊勢中川21時46分→22時00分青山22時12分→22時24分名張…名張シティホテル泊1

近鉄名古屋駅で名張までの特急券を買おうとしたら、切符を買うのに長蛇の列。変だな❓と思ったら、人身事故のため運転を見合わせているとのアナウンス😖

乗車券は、週末3日乗り放題切符4100円を事前に購入していたのでセーフ!

構内はごった返していて、切符を見せたけど🎫誰のチェックも受けず改札口内へ。

仕方ない、とりあえず止まっていた急行電車に乗り込み、出発を待ちます。

座れないけれど、東急田園都市線のような混ではないので大丈夫👌

近くの男の子は、足がいてえと言って辛そうに立っています。隣の女の子は咳き込んでいます。可哀想に…

30分遅れて運転再開!これでなんとか名張まで行けそうだ😏

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ここは、三重県ね!ここまで来ると、車内はがらがら。。。
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名張構内の’’吉野山のポスター’’が張ってある!明日が楽しみ~
数分歩いて、名張シティホテルに22時半過ぎに到着😚

11/17(土) 名張7時6分→7時35分大和八木7時38分橿原神宮前7時57分→8時52分吉野

6時半からあさごはんに行くエレベーターの中で、2人組の男性と一緒なりました。いきなり、’’お化け出んかった👻’’って聞かれました。’’お化け出るらしいよー’’と。。。そんなこと言わんといて~

本当かな?ちょっと調べかけたけど、怖いからやめました…

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お散歩する時間がなかった、名張の町!
2回乗り換えて飛鳥の駅を通り過ぎて、吉野へ。

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吉野の駅が見えてきました。お正月に主人の両親と一緒に電車で来たなあ♥
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日本最古のケーブルは運休中~
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代行バスもあるけれど、歩いていきましょう~
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あら?返り野イチゴかしらね。習ったばかりの言葉をつかってみる エへへ。。。
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下向きに咲く花 ベニバナボロギク(キク科ベニバナボロギク科)
植物図鑑が役に立ちます♥

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急な坂道を登っていくと、やっと山門が見えてきました。
金峯山寺蔵王堂の100円割引拝観券を、お土産物屋で売っていました。ラッキ=

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買いたくなっちゃいます。。。
 

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国宝の仁王門が見えてきました。
仁王門の階段を上りきると、視界が開けました。

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いい眺め~
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国宝蔵王堂に到着!蔵王権現にお会いしましょう~
蔵王堂は、檜皮葺き(ひわだぶき)の、東大寺大仏殿に次ぐ木造大建築です。

11/3から11/30までは、秘仏特別御開帳期間です。拝観すると、特別祈願のお札とバックを頂けます。

山王権現と蔵王権現の違いは?

山王権現ってなあに?

こたえ。。。まず、権は仮の意で、仏教では仏・菩薩が衆生を救うためにこの世に現れた仮の姿を権現といいます。山王権現は、比叡山を「神の山」として祀った山岳信仰の中から生まれた呼び名とされるようで、神道、天台宗が融合して成立した、延暦寺の鎮守神、または日吉大社の祭神を指すこともあるそうです。

蔵王堂の蔵王権現ってなあに??

役行者(えんのぎょうじゃ)が金峯山(きんぷせん)で修業され、悟りの世界を導くために金剛蔵王権現を祈りだされました。釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩、の三尊の合体したものとされ、互いにほとんど同じ姿をした三体の蔵王権現像が並んで本尊としてまつられています。9月に登った石鎚山も役行者が開山した山でしたね。

とても大きな蔵王権現で、右尊の千手観音が6.15m尊の釈迦如来が7.28m・左尊の弥勒菩薩が5.92mと大きい仏像です。神が仮の姿として過去・現在・未来の三世にわたる衆生の救済のため出現されたそうです。個別に仕切られた空間の中でゆっくりお参りできます。

’’次回は、夜の勤行(ごんぎょう)に来てくださいね。昼間とは違った蔵王権現に会えますよ’’と

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特別展示もありました。
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かりんの実がいっぱい~
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土台に煉瓦を使ってあるのかな?
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チェンソー作ったと思われる郵便局のキャラクターのくまちゃんの前を通り過ぎて。。。
吉水神社に到着!こちらも、役行者によって建立されたそうです。

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義経と静御前お別れの場所、また後醍醐天皇の南北朝時代に想いを馳せます。
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ワンちゃん(マロンちゃん)の七五三。愛犬と一緒に参拝できますよ。おしめ(おむつ)をしています。
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中千本から、蔵王堂が良く見えます。
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中千本に4等三角点を見つけました。
しばらく歩いていると、私の大好きなポン菓子の無人販売所がありました。丁度、お店の方がいらっしゃいました。買いたいのに、お財布に小銭では足りない~と思っていたら、あるだけでいいわよと少しおまけしてもらいました。

私の足を見て、‘’健脚そうだから、吉野神宮もいいところだから行って来たらいいわ。1時間もあれば、神社を通って次の駅まで歩けるわよ’’と、その気になり、吉野神宮に寄ってみることにしました。

 

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お昼ご飯を食べる時間もないし、地元の栗を使った甘栗購入!頂きまーす。
車道に出ました。歩いてる人は誰もいません(-_-)何の標識もなく不安なまま進みます。’’やっぱり引き返そうかな?’’と思っていたら、吉野神宮の看板が見えてきました。

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ほっ!
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やっと着いた~
祭神は、後醍醐天皇です。

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広い境内です。
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地元のお酒
ここから、吉野神宮まで歩いて20分かかるとのこと。ゆっくり拝観する時間もなく、駅に向かいます。

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たくさん歩いて、もうくたくた。吉野神宮駅に到着!
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河内山本駅から信貴線に乗り換え
ケーブルカーの料金550円もフリー切符が使えます。

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二人しか乗っていないケーブルカー
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とらとらシート
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大阪市内と六甲山が見えてきました。
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バスに乗るのは、私だけ???
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信貴山門バス停に到着!ここから宿坊までとおいのかな~
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静かなアーケード
ここから、信貴山[しぎさん]朝護孫子寺[ちょうごそんしじ]までは徒歩10分くらいあります。歩いていると、’’きゃ~’’と声が聞こえてきます。信貴山門前に架かる開運橋からバージンジャンプ体験できるそうです。

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あと少し。。。
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ふすまの向こうは、カナダからの女性の部屋
 

今日の宿泊客は5人、そのうち4人がカナダの方だそうです。とほほ。。。英語がしゃべれないのに困ったな。。。

荷物を置いて、食事までの間30分のお散歩~

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お札をくわえたトラ
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大トラ
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大トラのそばに子トラ
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境内はきれいに整備されています。
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開運橋から開運祈願のジャンプ!高さ30メートル、1人9千円でチャレンジできます。
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千手院に戻ってきました。
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5人で夕食いただきまーす。
カナダから来た女性4人組は、二週間日本に滞在して、茨木→東京→神奈川→奈良京都→広島→立山の予定だそうです。広島に行くというので、お好み焼きを食べてねと伝えました。下の名前で呼び合うので、私も4人の名前を必死に覚えました。

夜のお散歩の始まり~

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地蔵尊が見えてきました。
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かやのき稲荷
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聖徳太子象
信貴山にどうしてお寺がこんなにたくさんあるの???

こたえ。。。今から1400余年前、聖徳太子は、物部守屋を討伐せんと河内稲村城へ向かう途中、この山に至りました。太子が戦勝の祈願をするや、天空遥かに毘沙門天王が出現され、必勝の秘法を授かりました。その日は奇しくも寅年、寅日、寅の刻でありました。太子はその御加護で勝利し、自ら天王の御尊像を刻み伽藍を創建、信ずべし貴ぶべき山『信貴山』と名付けました。以来、信貴山の毘沙門天王は寅に縁のある神として信仰されています。 (信貴山真言宗総本山朝護孫子寺公式サイトより)

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参道は明かりで照らされています。
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本堂から見た夜景。
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ここは、毘沙門天王の総本山です。毘沙門天と言えば、ムカデでしたね。
たくさんの足のうち、たった1足の歩調や歩く方向が違っても前に進めません。困難や問題に向かうにはみんなが心を一つにするようにと、ムカデ(百足)の教えが毘沙門天の教えでしたね。

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紅葉はあと少し。。。
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子供のトラ
夜のお散歩終了~

20時からお風呂に入れます。お先にどうぞと言われ(もちろん英語でそういわれた気がしましす)、お先にいただきます。

外国にいるような気分です。名前も憶えてくれて、何かあると名前で呼んでくれますが、なんだか緊張する-

明日に続く。。。

 

奈良旅行  〜2018年11月10日〜11日~ 奈良公園周辺編

11/11(日) 泊1 5時45分・・・猿沢の池・・・興福寺・・・3月堂・・・二月堂・・・春日大社・・・新薬師寺・・・元興寺・・・JR奈良16時53分みやこ路快速→17時43分京都18時05分のぞみ248号→20時04分新横浜

5時に一斉に目覚ましが鳴ります。

荷物をホテルに預けて出発~

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奈良駅もまだ静か~
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三条道通り 昨日あんなに賑やかだった道が・・・
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し~んと静まり返ってすがすがしい~
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鳩の水浴び。鳩も水浴びするんだったっけ?
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ねこがいっぱーい
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子猫も登場
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ママ、だいすきにゃあ~
遠からママの姿を見つけると、のそのそと、お迎えに行きます。ママがそばまで来るとすり寄って、ママの腕にもたれかかります。

朝のお散歩、楽しいにゃあ〜

動物たち主役の時間でした…

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サンマルクでモーニングを食べて興福寺へ
どうしてここまで来てサンマルクでモーニング?→お目当てのお店がなくなっていたからガックリ(ー_ー)!!

朝8時から、誰もいない三月堂を楽しむ予定で出発したけれど、もう8時前。。。

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朝7時半に3つの門が開きました。
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おはよう~
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明日までの正倉院展、もうたくさん人が並んでいました。
いつか行ってみたいと思うけれど。。。きっとゆっくり見れないんだろうなあ~

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奈良公園の紅葉
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恩師がいつも送ってくださる奈良漬けのお店
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カメラを近づけても全然動じない鹿さん
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鎖をガシガシ 歯磨き??
やっと東大寺の南大門に到着しました。

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日本のミケランジェロ、運慶快慶作 東大寺の仁王さん
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まだ静かな大仏殿
寄り道が多すぎて、先になかなか進みません。。。鹿の写真撮りすぎ(ー_ー)!!

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ママ大好き♥ぺろぺろ
わたしにもお母さん鹿のような時があったのに、子供達はどんどん離れていきます

三月堂まであと少し。。。

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三月堂へ向かうなだらかな石段

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石段に何やら見覚えのある模様が。。。
石段最上部に見られる菱紋、青海波(せいがいは)と(あじろ)です。他にも、流水・亀甲・唐草と、美しい文様が観られるそうです。日本の伝統文様なのですね。

三月堂(法華堂)は、日本最古の不空羂索観音菩薩像(ふくうけんさく)があります。残念ながら、少し前まで鎮座されていた月光日光菩薩は、2011年に東大寺ミュージアムにお引越しされました。前に来られたことのある方はなんか寂しいあ~と感じるそうです。長年一緒にいたのに、別れ離れになって寂しいでしょうね。

不空羂索観音菩薩像(ふくうけんさく)ってどんな仏像なの???

「不空」とは「むなしからず」、「羂索」は鳥獣等を捕らえる縄のこと。従って、不空羂索観音とは「心念不空の索をもってあらゆる衆生をもれなく持っている網で救済する観音」を意味するそうです。

増長天が一番奥の前列にいらっしゃいます。右手の振り上げた向きがなんだかおかしいなあ?と思っていました。まっすぐではなく剣をいつなんどきでも、どの方向にでも振り下ろせるように一捻りしたポーズになっています。しかし、手には何も持っていません…

どうしてでしょう???

こたえ。。。戦時中に約1週間、四天王は台車に乗せられ、別の場所にお引越しされた事があるそうです。その時に、剣が無くなってしまっていたとのことです。なるほど。。。

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二月堂から生駒山を望む
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二個の剣?
毎年二月(今は三月)に修二会しゆにえを行うことから二月堂と呼ばれています。

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お松明(おたいまつ)。展示用に柄は短く切ってありました。
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三月堂不空羂索観音(ふくうけんさくぼさつ)ポスター 網のところは写っていません。
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このあたりからお水取りを見学したところです。斜面で待つのは大変だったなあ~
春日大社に向かいます。

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モミジの色づきはこれから。。。
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大銀杏のじゅうたん
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ほお~
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バンビちゃん
 

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若草山方面、柵の中はいるには入場料が必要です。
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ちょっと一休み
春日大社に到着~創建1250年の神社です。

釣燈籠約がいっぱい~ 約1000基もあるそうです。

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藤の神社 と呼ばれています。
藤の神社 と呼ばれるの??

こたえ。。。社紋が下がり藤なので、春日大社では至るところに藤の花があります。特に有名なのが、樹齢700年以上の老木「砂ずりの藤」だそうです。地面に着きそうなくらい花房が伸びるそうです。ちなみに巫女さんも藤のかんざしを挿しています。

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強面のせんとくんのブロンズ像?どうしてここにあるのかしら。。。
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手水(ちょうず)清めましょう~
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拝観料を納めて中に入りましょう〜
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鏡にも映って幻想的~
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七・五・三参り、親子三代での姿が目につきます。ダブルおじいちゃんおばあちゃんも一緒!この後は、お食事会かな?
新薬師寺方面に進んでいると、こんな注意書きを見つけました。

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こちらは外国の方向けですね。頭をポンポンと触わられて、鹿が嫌がっていました。
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柿の巨木あり…
案内板が出てきました。案内板に従って進むと、新薬師寺に到着❗️747年聖武天皇の病気平癒を願って建てられたお寺です。

何年ぶりに来たんだろう〜❓新薬師寺の宿坊に泊まったのが懐かしいです。

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光明皇后が建てた時には、現在の8倍の大きさがあったそうです。何度も火災にあいましたが、ひとつだけ焼けなかったのが、今の本堂です。
新薬師寺の十二神将、昔に見たイメージとは違い、優しいすっきりした仏像でした。見ればみるほど、美しさに引き込まれます❗️

伐折羅大将(ばさらだいしょう)の反り返った指の繊細なこと、見入ってしまいました

作者のわからない十二神将ですが、仏像を長い間守り続けた人がいたということが大切だとビデオで流れていました。また、色のついていない十二神将は、なんだかお腹のあたり服を着てないように見えましたが、当時を再現した仏像は、色鮮やかな甲冑をつけた武将の姿でした。

 

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赤い斑点のあるツバキ
紅葉まだ途中特集~

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紅葉、染まり途中~
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色とりどりで綺麗
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特別公開中~
今回、75年ぶり公開の香薬師像の手ってなあに??

奈良・新薬師寺の香薬師像(旧国宝)は、光明皇后ゆかりの美仏として、多くの人々や文化人に篤く信仰されてきた白鳳時代の傑作でしたが、明治時代に二度の盗難で両手足が切り離され、昭和18年の盗難で行方不明になりました。鎌倉市のお寺で3年前に右手だけが見つかったそうです。

他の部分もみつかりますように。

奈良町方面へ行く途中に、友達が見つけてくれた素敵なたカフェに立ち寄りました。

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お昼ご飯を食べようと思ったら
 

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ケーキしかない。。。美味しそうだから食べちゃお
晩御飯をしっかりと食べましょう〜ということになりました。

しばらく歩いて、世界遺産の元興寺に到着❗️

 

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元興寺

 

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これよん、業平格子。元興寺に同じ模様がありました。
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ききょう
 

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屋根の見える場所、日本最古の瓦が残っています
 

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この屋根  ⁇昨日も見ましたね。同じ作りですね。
 

 日本最古の瓦ってだれが作ったの???

「蘇我馬子」が飛鳥の地に造った飛鳥寺(法興寺)の瓦とされています。飛鳥寺は平城遷都で移され現在の元興寺となりました。

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寒桜
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屋根を少しだけアップしてみました
お土産も買わなくてはならないので余裕をもってホテルに戻りましょう~

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興福寺の五重塔だ!戻ってきましたね
お腹がすきすぎて、お肉屋さんのコロッケを歩きながら食べました。

ホテルに戻り、ホテルでもらった割引券で紅茶を買い、電車に乗り込みます。

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京都に到着~
新幹線で柿の葉寿司を食べて、熟睡あっという間に、新横浜に到着しました。

たくさん歩きました。2日合わせて4万6千歩です^_^

1人1万円の残りは???一人1円づつ返金あり!2万9997円使いました(*^。^*)

遊びのためにも、頑張って明日から働かなきゃ。。。

奈良旅行  〜2018年11月10日〜11日~ 佐保(さぼ)・佐紀路(さきじ)と興福寺中金堂ライトアップ編

第三回目、遊遊人ツアーに出発~

11/10(土) 新横浜6時46分ひかり501号→9時14分京都9時31分みやこ路快速→10時19分奈良・・・近鉄奈良→新大宮・・・不退寺・・・くるみの木(ランチ)・・・法華寺・・・平城宮跡・・・朱雀門ひろば前バス停→JR奈良駅・・・興福寺中金堂(ちゅうこんどう)…日航奈良ホテル泊1

昨年と同じ6時18分の新幹線を希望していましたが、満席でした。第2希望のひかり号での出発です。

今回の旅も、友達の一人が、1万円ずつ集めて合計3万円を管理してくれることになりました。。 いつもありがとう♥

新幹線の中で、今日の予定を相談!法華寺に行く事は決まっていたので、ランチは途中にある’’カフェくるみの木’’に決めました。

京都から奈良行きの快速電車は、すでに混んでいます。なんとかみんな補助席に座れました。出発時刻が近づくにつれて朝のラッシュ並みのぎゅうぎゅう状態になりました。。。。

東福寺、伏見稲荷、平等院方面に行くので、外国人もたくさん乗っています。

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奈良駅に到着~
ランチは11時半からなので’’このままいくと早く着きすぎちゃうね。’’と少しのんびり気分でお店に向かうことにしました。

JR奈良駅から近鉄奈良駅に向かう途中、菊花展に寄り道。

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浄教寺の盆栽に見立てた菊花
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沙羅の木(しゃらのき)
近鉄奈良駅から新大宮駅までは一駅。ここから、くるみの木へ歩いて約10分

11時20分過ぎに’’くるみの木’’到着すると、すでにお店の前には人がたくさん並んでいます。

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くるみの木の待合室で待機
私たちは20番目!16番目で一回目の席は満席になってしまいました。。。。

これから1時間待ち~(-_-)

’’それじゃあ、お店から歩いて数分の場所にある、不退寺へ行ってみよう~’’ということになりました。

拝観料600円。。。下調べもしていないので、しばらく山門の前で、中をのぞいてみたり。。拝観するかどうか悩みました。きっと、怪しい3人組に見えたでしょうね(笑)

リボンをつけた十一面観音が見られる+特別春季特別展ということが決め手になり、拝観することにしました。

お庭の景色を楽しみ本堂へ。

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こじんまりとした境内です。こちらに、たくさんの見どころが詰まっていることに、まだ誰も気付いていません。。。
本堂で、在原業平(ありわらのなりひら)自作の名作、聖観世菩薩立像や、五大明王に会えました。奈良市内で五大明王が5人そろっているのはここ法華寺だけだそうです。

在原 業平(ありわら の なりひら)って、百人一首 ’’ちはやぶる かみよもきかず たつたがはからくれなゐに みづくくるとは’’ を読んだ歌人だけど、どんな人だったんだろう~???

こたえ。。。「見た目はイケメンでスタイルも良いけれど、行動は自由奔放で好き勝手に生きている。頭はあまり良くないけど、良い歌は多く作っている」となるようです。業平は朝廷からも認められた、平安時代のプレイボーイだった。(歴史マガジンより引用)『伊勢物語』の主人公の、いわゆる「昔男」と同一視されています。(825年- 880年7月9日)

本堂には、吹寄菱欄間(業平格子)があります。写真は後ほど。。。

聖在原業平自作の名作 観世菩薩立像ってどんな仏像なの??

こたえ。。。背丈1m90cm、木造の仏像では珍しく、頭の両側でリボンを結び、それが肩にかかって膝まで垂れています。この大きさで、リボンを結んだ仏像は大変珍しいそうです。小さい仏像はほかにもあるそうですが。。。

本堂を拝観した後、入口の受付の方が、樹木の案内をしてくださいました。♥不退寺は、南都花の古寺と呼ばれています。♥

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ウツギの花。秋に咲くのを返り花というそうです。 返り花ってなあに??? こたえ。。。二度咲きの花。狂い花。季節を間違えて咲いちゃったんですね。
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トチノ木
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ナンテンの実
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クチナシの実
クチナシの花豆知識~

実がなるのは一重の花、八重の花には実がつきません。

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サネカズラ(美男葛)。。。葉っぱや実を一晩水につけるとどろどろの液体になり、整髪料として使われたそうです。
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熱帯スイレン。。。昨年は12/28までさいたそうです。
200種類のツバキが植えられています。

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花びらが二種の色に染められた珍しいツバキ
業平ツバキと名の付く赤い花のツバキもありました。

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業平ツバキの茎。
どうして業平ツバキって名前が付いたの?

こたえ。。。木は絡まってお互いに仲良くしているのに、どうしてみんなは喧嘩ばかりして仲良くなれないのかと業平が嘆いたところから業平ツバキと名前が付いたそうです。

拝観しているのは、私たちを含めて数人。お庭の植物の名前を尋ねたとこから、受付の方が’’もっといろんな植物があるから案内しましょう~’’と、いろいろなことを教えていただきました。丁寧にご案内いただきありがとうございました。

入るかどうか悩んだけれど、拝観できてよかったね~

くるみの木に到着~

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順番はもう来てるかな??
21番まで呼ばれており、ひと組にとばされてしまいましたが、私たちもすぐに案内してもらえました。

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ツタの絡まる外壁、おしゃれすぎる。。。
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季節のランチ1500円+消費税、食べきれないくらいたくさんの量がありました。どれもおいしい~
カフェくるみの木ってどんなお店でしょう?

♥空間コーディネーターとしても知られる石村由起子さんは、1984年に雑貨店を併設したカフェ「くるみの木」を開業しました。カフェという概念がまだ無かった30年以上も前から、日々の暮らしを楽しむライフスタイルを提唱し、居心地の良い空間を提供し続けてきたそうです♥

あら!ここで私のガイドブックがなくなっていることに気づきました。。。

カフェの待合室に忘れていました。見つかってよかった。

お腹も満たされ、法華寺へ向かいます。11月なのに日の当たる場所は暑すぎます。なるべく日陰を歩きましょう~

法華寺に到着!拝観料は1000円(本堂+華楽園) 特別拝観の季節になると、どこの寺院も通常より拝観料が高くなっています。

まずは華楽園(からくえん)へ

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芙蓉の実
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ホトトギス
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ブラシの木
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サンシュの実
光月亭と名前の付いた奈良月ヶ瀬村の民家(昭和46年に移築したもので、奈良県文化財指定を受けています)を見学して、ご本尊「十一面観音立像(国宝)」に会いに行きます。

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本堂が見えてきました。
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瓦の並べ方が面白いですね
 

十一面観音立像の後背は、蓮の花とつぼみ。千手観音に見間違えそうになりました。口びるは赤くて、光明皇后がモデルだと伝えられています。観音様の手が長い理由は、慈悲の手だからだそうです。

光明皇后(701-760)ってどんな人???

藤原不比等の三女。聖武天皇の皇后でもある。仏教に帰依し、国分寺の建立や東大寺大仏の造営をすすめ、施薬院(やくいん)、悲田院(ひでんいん)をもうけて病人や孤児をたすけました。

施薬院ってなあに???

こたえ。。。貧窮の病人に薬を施して療養させる施設。

悲田院ってなあに???

こたえ。。。仏教の慈悲の思想に基づき、貧しい人や孤児を救うために作られた施設。

藤原不比等の父→藤原鎌足(中臣鎌足)=百済王子・豊璋という説もあります。

おまけ。。。

藤原不比等邸宅地跡→相続したのは、光明皇后(娘)です。桓武天皇の皇后になりました。

 

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ギョリュウバイ
本堂で維摩居士(ゆいまこじ)と文殊菩薩(もんじゅぼさつ)が向かい合っているのはどうして??

維摩が病床にあるとき、釈迦がそばに仕える仏弟子を見舞いに行かせようとしますが、問答でやり込められた経験があるので弟子たちは断ります。結局、知恵の文殊(もんじゅ)菩薩が訪問。維摩居士と文殊菩薩の門答(もんどう)が始まります。維摩居士の病は、いわゆる疾病ではなく、「生きているモノが病むから私も病む」 という思想的な問題なのですと→大乗仏教の代表的なお経のひとつ維摩経になりました。(大部分が問答,会話形式です)

特に有名な部分は、「維摩の一黙雷の如し」 →ことばで説明するよりも、黙っているほうがかえって相手に伝えることができるということ

読んでみたくなりました。

居士ってなあに???

インドでは、熱心に信仰し、修行する在家の裕富な資産家を居士と呼びました。固有名詞としてはお経に登場する維摩居士が有名です。戒名で信士.信女より、仏教信仰のもった人は→居士になります。

もう夕暮れが近づいてきました。。。

平城京へ向かいましょう~

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野鳥を見つけたー
平城京に到着~

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東院庭園は、閉まっちゃった(-.-)
夕日を拝みましょう~

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平城宮跡は広い。遠くに朱雀門が見えます。
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遠くに朱雀門が見えます。
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鷺のような大きな鳥が飛んでます。
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さっきと同じ野鳥
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朱雀門に到着!
平城京はシルクロードの終着点でもあることから、国際的な都市でした。京内には唐や新羅、遠くはインド周辺の人々までみられたそうです。

1時間に一本しかない路線ですが、あと3分でバスが来ます☆やったあ~

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あたりは暗くなってきました。
日航奈良ホテルにチェックイン。しばし休憩~

元気を取り戻したところで、夜の部の始まり~

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興福寺に向かいます。
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中金堂のライトアップ
夜間拝観入口に着いたのは19時15分!受け付けは19時15分迄、ぎりぎり入ることができました。15分しか滞在時間はありません。。。

門の外からずっと眺めていて、提灯を持って歩くだけだったら入らなくてもいいかくらいの気持ちだったのに、提灯を手にした途端3人とも大興奮!

もっと早くに入ればよかったね~

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提灯を手渡されます。
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色が変わっていきます。
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五重塔をバックに。。。
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写真を撮るのに夢中になります。
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片手でシャッターをきります。
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名残惜しいけれど、提灯を返却!
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またあした~
というわけで、仏像の印象は全く残っていません。。。

近鉄奈良駅に向かう、しかまろちゃんの近くのうどん屋さんで晩御飯。

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しかまろ
ホテルの激混み大浴場に入り、おやすみなさい~

おまけ。。。

薬師如来信仰(庶民の信仰)→衛生状態が劣悪の状態のなか伝染病のような疫病の流行などで多くの死者が出た。

でも、現世では信仰しても救われる期待もなさそう~

ということで、阿弥陀如来信仰へ移り変わります。1022年以降~
現世を諦め来世の幸せを祈願するようになりました。

信仰にも順序があるのですね。奥が深すぎる。。。。