10/18(木) 羽田空港JAL443便19時40分→21時10分松山空港→松山ニューグランドホテル泊1
松山空港に友人が迎えに来てくれました。友人と一緒にいると、ここは広島かな?と錯覚を起こしそうになります。愛媛はいろんなものがみかん色なんよと教えてくれる。
空港にあった蛇口のオブジェからは、みかんジュースが出ようったそうな…見たかったなあ〜
今晩は、源泉かけ流し湯にゆっくりつかって、明日に備えましょう。
おやすみなさーい
10/19(金) 泊1 5時45分→土小屋8時45分→ニの鎖小屋11時10分→12時弥山13時→13時15分天狗岳→13時40分弥山13時45分→14時10分ニの鎖小屋→16時15分土小屋→松山観光港20時10分→22時50分広島港→実家23時30分泊2
4時に起床。まずは、温泉にゆっくり浸かります。いい湯だな~♬
朝ごはんは途中のコンビニで、讃岐うどんを買って車の中で頂きまーす。
砥部焼の砥部を過ぎて、どんどん山の中に入っていきます。
三本杉?ではないですねちょこりと顔を出しています♥
友人は、30年前に石鎚山に鎖を使って山頂に登った経験あり、鎖は楽しくてあっという間に頂上に着いたよというので、迂回道を通ることは全く考えていませんでした。鎖で登ろうと決めていました。
だんだんと、岩を登る難易度が高くなってきました
途中までは声を掛け合いながら登っていたのですが、最後のあたりになると、自分のことで精いっぱいになり。。。友達の姿が見えないことに気付いたのは登り切った後でした。
’’大丈夫?’’って声をかけたら、’’大丈夫’’と返事がありました。しかし、ホッとしたのもつかの間、‘’あ!’’って声がした後、登ってくる気配がなくなりました。落ちたような大きな音はしないので、きっと登りきれず引き返したのだと思いましたが、登ってきた崖を怖くて覗くこともできずに、しばらく待っていました。
降りたかな?下の方で友達の声が聞こえたようでした。携帯に連絡をいれたところ、二の鎖小屋に到着したところとのこと。‘’あと少しで登りきるというところで、足がつりそうになり仕方がないので降りたんよ’’とのこと。’’一般道で登っていくので山頂で待っていてね’’と。。。
友人は、崖を鎖で降りるのは怖くなかったと言っていました。すごいなあ~
下から私の姿を見ていて、すいすい上っているように見えたよと言ってくれましたが、実のところ、上も下も見ると怖くて震えがきそうだったから、目の前のことしか見れなかったし。。。ここをどうやったら登れるのかと、本当に心の中で泣きながら登った場所が2か所ありました。
登り始める前に、鎖場を途中でリタイヤした方が、ここの鎖場は険しいからやめた方がいいよと言われたのに、大丈夫ですと言って登りはじめた後悔と、いやここでくじけてはいけないと思う気持ちと複雑な思いで登り切りました。
困難な道でも、よく考えて登れば前に進めるルートが見つかるものですね。やっぱりここは修行の道だ!
山荘前のベンチに座って友達を待っていました。
友達も山頂に到着~
二人で写真を撮ってもらいました。
しかし、石鎚山の最高峰は天狗岳!
友人は、’’私は登ったことあるけん、ここで待っとくね。行っておいで’’といってくれました。
それでは、‘’お言葉に甘えて、行ってきまーす’’
最初からいきなりの鎖!気をつけていかねば・・・
前を歩いていたおじ様についていこうと思っていたのに、お先にどうぞと言われる。
そして、私の前方には誰もいなくなりました(-_-)/~~~
しばらくすると、先ほどのおじ様が到着!‘’スリルのある道でしたね~’’と話ながら、写真を撮りあいました。
これから、来た道を引き返さなければなりません。。。登りより下りの方が一段とスリルがあります。慎重に慎重に進みます。
やっとひとり登ってきました。。。
1人で登ってきた若い女性は、‘’もう怖くてたまらん、この先大丈夫ですか?もっとこわい道ありますか?1人で心細い~’’と言いながら登っていきました。
‘’もう切り立った尾根を歩くことはないですよ’’って答えたら、’’良かった~がんばります’’と
もうここから弥山までの道は楽勝~
弥山まで戻ってきました。
待っていてくれてありがとう~荷物を持たずに天狗岳に登れて助かった~と話していたところ、友人のすぐそばに若い男の子がぽつんと座っているのがなぜか気になりました。
少しすると、立ち上り、天狗岳の方を見ています。彼は、この先の痩せた尾根道を歩くのが怖くて、結局、彼女が一人で天狗岳に向かってしまったそうです。彼女というのは、どうやら私がさっきすれ違った女の子のようです。だから、一人で心細いって言ってたんですね。
二人の会話が、友人の撮ってくれた動画に入っていました。
‘’俺、ここで見とくわ’’
’’なんなんそれ、もうくじけたん、ねえ~行こうや~’’
‘’怖いんじゃ’’と彼。。。 (笑)
二人で山を下りながら、さっきの二人の話題になりました。友人は、彼が一人で待っているというパターンは考えられんと。。。
①彼女がどうしても行きたいって言ったら、彼は怖くてもついていくべき。→ついて行かんかったということは結婚相手として考えとらんね。
②彼女も彼女で彼が行かんのんじゃったら、今回はあきらめる。→彼をおいて一人で行くのが考えられん。
友人は、その場面に直面したら②のパターン
私は、一人でも行くパターンだなあ~
頑張って、最終の広島行きフェリーに間に合うように下りましょう~
この生え方のシダは珍しい~と写真を撮っていたら、友人に’’主人の実家の広島の向原にはたくさん生えていて珍しくないよ’’と。。。植物が気になってこんなに写真を撮るというのは、それだけ緑に飢えているってことなのかもしれないですね。
松山観光港に30分前くらいに到着。お土産も買えてよかったね。
友人が実家まで送ってくれました。車がなければ、登れない土小屋ルートで石鎚山に登れて本当に感謝です。登りたい山が一致したら登ろうね。三段峡や深入山、恐羅漢も一緒に行きたいね。
おまけ。。。
石鎚山ってどんな山?
石鎚山は、富士山をはじめ日本各地の霊山をひらいた「修験道の祖」である役小角(えんのおずの)によって1,300年前に開山されたと伝えられている日本七霊山の一つです。
修行の山だったー