広島~山口帰省と博多へ ~2018年12月29日~2019年1月3日~ 広島編其の弐

12/31(日)泊2→大三島・大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)→実家泊3

朝日が出てきました。今日はいいお天気になりそうです☀
菊池だ~

どうしてここにあるんだろう??と思ったら。。。

お隣がカープの練習場でした。
カキいかだも見えました。

母は、‘’いつもの枕より硬くていたしかった”と言っていました😢が、みんなでのお泊りは喜んでくれました。

10時前、大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)に向け出発。尾道からしまなみ海道を通ります。

大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)に到着~

2010年に再建された総檜造りの総門
推定樹齢2600年の楠木

大山祇神社の楠群は、日本最古の原始林社叢の楠群として国の天然記念物に指定されています。

大山祇神社ってどんな神社なの?

こたえ。。。全国・山祇神社(大山祇神社)(約10000社)の総本社です。日本神話に出てくる神、

古事記→大山津見神、

日本書紀→大山祇神、他大山積神大山罪神

を祭っている神社です。

大楠を手植えした小千命(おちのみこ)ってだあれ???

こたえ。。。社伝によると、大山積神の子孫とされています。

山の神・海の神・戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊崇を集めた大山祇神社は、朝廷からは「日本総鎮守」の号が下賜(かし)されされました。

下賜(かし)ってどういう意味?

こたえ。。。天皇など身分の高い人が身分の低い人に物を与えること。

日本総鎮守ってなあに??

こたえ。。。当時の日本の国のすべての土地を守護するために祀られた神

まずはお参りします

もう一つの見どころの資料館へ。

この資料館がまたまたすごい。。。

日本に現存する「甲冑」で国宝と国の重要文化財に指定されている武具の40%がここにあります。

源義経が奉納した赤糸威鎧(大袖付)、源頼朝の紫綾威鎧(大袖付)、日本の大鎧としては最古の沢瀉威鎧(おもだかおどしよろい)など、国宝の鎧(甲冑)だけでも「国宝」が4領もあります。

入館券は1000円と少しお高めでしたが、それだけの価値がありました。

昭和天皇の海洋生物研究のための御採取船「葉山丸」を永久保存するために建設された船底形の大三島海事博物館もありました。

天井がかわいかった~

広島に戻り、みんなでスーパーで買い出し。。。楽しいなあ~

姉たち一家と別れて、今晩は実家に6人でお泊りです。紅白歌合戦は、1曲だけ聞けました。

1/1(月)泊3→主人のマンション・・・東照宮・・・仏舎利塔(二葉山)139メートル・・・広島13時46分→15時46分富海(富海)17時08分→17時31分新山口レンタカー→主人の実家泊4

あけましておめでとうございます🎍

初日の出~

朝から、主人が息子二人にゴキブリ体操を伝授!3人の姿が、異様な感じ(新興宗教で何かが乗り移った様子)でした( ´艸`)

実家をあとにして、主人の家に向かいます。荷物を置いて、広島の東照宮へ初詣

こちらの神社でおみくじを引いて大吉が出たら絵馬がもらえます。

なんと、二人が大吉💛

今年は、災害の少ない年になりますように!

東照宮の裏手から仏舎利塔を目指します。
仏舎利塔(二葉山)139メートル

中学生の時、学校を抜け出し、友達数人と登ったのを思いだしました。なんで登ったのだろう???思い出せない…

右側の島が似島。その後ろに見える大きな島が江田島。
広島球場マツダスタジアムも見えます。
こちらが登り口。車で山頂まで行くことができます。

懐かしい景色に心もほんわか。。。

そろそろ、娘夫婦ともお別れの時間になりました😢

おじいちゃん、おばあちゃんをいつも大切に思ってくれていて、感謝しています。来年も、みんなで旅行に行けたらいいなあ~

私たち三人は、鈍行電車で新山口に向かいます。

新山口でレンタカーを借りますが、時間に余裕があるのでどこかで途中下車をしようということになりました。

🎵17歳。。。誰もいない海・・・二人の愛を確かめたっくて~という歌(南沙織)🎶の’’誰もいない海’’の舞台の富海(とのみ)で下車。

無人駅でした。。。

ここに切符を入れます。

少し歩くと。。。

こちらが静かな誰もいない海に到着!
江戸時代の富海は、飛船(とびふね)による回船業で栄えていて、幕末には多くの勤皇志士(きんのうしし)を大阪方面へ運び、明治維新に深く関わったとされています。

飛船(とびふね)ってなあに???

こたえ。。。船番所や見張番所などが緊急の連絡に使った快速の小船

勤皇志士(きんのうしし)ってなあに??

こたえ。。。天皇を守ろうと志のある武士のことです。幕末のドラマに出てくる言葉です。

静かな町をぶらぶら歩いていると、雨もぽつぽつ降ってきて、さむ~い・・・

とりあえず、本陣まで行ってみようということになりました。

富海本陣跡(とのみほんじんあと)到着。ここに、富海宿[とのみしゅく]」が置かれて、大名行列の休息や少ない人数の宿泊に使われました。

りっぱな建物を見て、少しずつ3人のテンションも上がってきました。

帰りは違う道で駅まで向かいましょう~

船蔵通りに出ました。

富海は古くから漁業の町で、漁船で近くの島や港に荷物を運んだり、さらに宮島参りの人を運んだりしていたそうです。

石垣の横に船置き場がついています。ここからは海だったのですね。

大和屋政助(やまとやまさすけ)の舟倉

大和屋政助(やまとやまさすけ)の大和屋は屋号で、本名は清水与兵衛。幕末、勤皇の志士の活動を援助し、また、船による長州隊員の輸送などに尽力したそうです。

18時からレンタカーを借りている新山口に向かいます。

新山口の駅が、‘’垂直の庭’’山口の植物でデザインした自然アートに生まれ変わっていました。植物学者植物の壁を作る男、パトリック・ブランのアートです。

レンタカーは息子が手配してくれ、代金も払ってくれました。

大きくなったものだ!

主人の実家に到着~

晩御飯は食べていくはずだったのに、’’家で食べりゃあいい’’と、結局、主人の母に忙しい思いをさせてしましました。

主人と息子は、お母さんの棒鱈(ぼうだら)の煮つけが大好き♡

ごちそうさまでした。

石鎚山登山と広島帰省  広島編 2018年10月18日~21日

10/20(土) 泊2→主人のマンション→市内→実家3

入院されていた恩師が、退院されたとお葉書を頂いていたにもかかわらず、その後、連絡が取れなくなっていました。心配なので、先生が前に入院されていた病院へ主人と行ってみることにしました。

電車で向かいます。

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カープ電車が来ました。どこ行きになるのか?乗りたいな~
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運よく、カープ電車に乗車できました)^o^(
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広島市内も紅葉が始まっています。
 

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平和公園近くの病院を訪ねますが、恩師は入院されておらず。。。
ここから、歩いて祖母、父のお墓参りへ。またまた歩いて恩師宅へ。

やっぱりお留守です。ポストに主人と私の手紙を入れました。どうされたのか、心配です。

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比治山大橋を渡って電停に向かいます。今日は大潮のようです。
 

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カニがたくさんいました。。
電車で広島駅まで戻ってきました。

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バウムクーヘン100周年なんですね。
知っとられましたか。
1919年3月4日、ドイツ人捕虜カール・ユーハイムが、似島俘虜(ふりょ)収容所(広島市南区)で日本で初めてのバウムクーヘンを焼いて、広島県物産陳列館(現在の原爆ドーム)の展覧会に出品したんじゃげな。
それから今年は99年、来年が100年。あまり知られとらんこの史実を、沢山の人に広める活動が始まっとります。

日刊わしらより

俘虜(ふりょ)ってなあに。。。

戦争で敵軍にいけどりにされたもの→要するに捕虜のことですね。

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主人が、八天堂のクリームパンを食べたことがないというので、おやつに買いました。
実家に戻り、主人は庭の手入れをしてくれます。

母が夕方4時頃にデイサービスから帰ってきました。

3人で晩御飯(母のリクエストのむさしの田舎弁当)をいただきます。みんなで食べると楽しいな~♥

恩師から、2日後連絡を頂きました。再度、違う病院に入院されていたとのことでしたが、きょう退院されたそうです。お話ができてホッとしました。

10/21(日) 泊3→広島プリンスホテルなだ万(母の快気祝い)→広島駅13時40分リムジンバス→14時30分広島空港→三景園→広島空港JAL262便16時45分→18時10分羽田空港

プリンスホテルのショッピングセンターで、姉と二人で、母に洋服をプレゼントしました。木曜日のカラオケ大会で着ていくと嬉しそうな母。喜んでもらえてうれしい~

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母の大好きなプリンスホテルで、姉一家と一緒に母の快気祝い♥
バームクーヘンが日本で初めて作られた、似島(にのしま)もみえますね。

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さすがなだ万!盛り付けもお上品で季節感があります。
13時半には食事も終わり、主人はバイクでツーリングに出かけます。

私は広島駅近くの愛宕神社まで送ってもらいました。

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こちらの神社へお参り。
カープファンにはお馴染みの神社だそうです。私が幼稚園の頃。この神社のそばに住んでいましたが、そのころは普通の神社でしたが、いつの間にカープゆかりの神社になったんだろう??

こたえ。。。

2014年の7月20日からじゃそうな。。。

広島は、カープで大盛り上がり、カープの話をしたら、誰でもすぐに仲良くなれます♥

リムジンバスで空港へ。飛行機の時間までまだ2時間もあります。どうしようかな~

空港の近くに三景園の宣伝があったので、ここで時間をつぶすことにしました。

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なかなかきれいな日本庭園です。
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カワイイでしょう~
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のんびり秋みつけしましょう~
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紅葉のお祭りは来月だそうです。
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実りの秋ですね~
 

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秋の花つわぶき
時間を持て余すことなく過ごすことができました。

また年末に広島に行きます。それまでさらばじゃ(^_^)/~

石鎚山登山と広島帰省  登山編 2018年10月18日~21日

10/18(木) 羽田空港JAL443便19時40分→21時10分松山空港→松山ニューグランドホテル泊1

松山空港に友人が迎えに来てくれました。友人と一緒にいると、ここは広島かな?と錯覚を起こしそうになります。愛媛はいろんなものがみかん色なんよと教えてくれる。

空港にあった蛇口のオブジェからは、みかんジュースが出ようったそうな…見たかったなあ〜

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電車もオレンジ色
今晩は、源泉かけ流し湯にゆっくりつかって、明日に備えましょう。

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ホテルの温泉の源泉
おやすみなさーい

10/19(金) 泊1 5時45分→土小屋8時45分→ニの鎖小屋11時10分→12時弥山13時→13時15分天狗岳→13時40分弥山13時45分→14時10分ニの鎖小屋→16時15分土小屋→松山観光港20時10分→22時50分広島港→実家23時30分泊2

4時に起床。まずは、温泉にゆっくり浸かります。いい湯だな~♬

朝ごはんは途中のコンビニで、讃岐うどんを買って車の中で頂きまーす。

砥部焼の砥部を過ぎて、どんどん山の中に入っていきます。

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面河渓へ行く道への分かれ道近く。。。ちょっと休憩〜
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スカイラインを進んでいくと、石鎚山が見えてきました。
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右のとんがった部分が石鎚山の最高峰、天狗岳です。
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土小屋登山口駐車場に到着!
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うらじろもみの純林がひろがっています。
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ここから4.6キロ、どんなコースなのか楽しみ~
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黄色に紅葉したかえで
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真っ赤に紅葉した葉っぱ
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土小屋から1.8キロ歩いてきました。
 

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リンドウがひっそりと咲いています
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アザミも咲いています
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きれいな青空が広がってきました。
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とがった山頂が見えますが、まだまだ先ね~
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色鮮やかな紅葉が私たちを楽しませてくれます♥
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笹の道に突入~
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尾根道で景色は最高~
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山頂が近づいてきました。。。
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登り切ったら、瀬戸内海が見えてきました。
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なんの実かな?ベニドウダンの実(ツツジ科)
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また違う種類のかえで?ナンゴクミネカエデ
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これは何かな?
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シロヨメナ寒くなると赤くなるそうです。
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こちらは、イシヅチミズキの実です。
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ナナカマドの実、紅葉した葉っぱは落ちてしまいました。
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11個に分かれた葉っぱのカエデ?ヒナウチワカエデ
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この葉っぱはなにかえで?ナンゴクミネカエデ
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サルノコシカケの赤ちゃんかしら?
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シラヒゲソウ
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これは?
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落ちたばかりの葉っぱ
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三本杉?ではないですねちょこりと顔を出しています♥

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二の鎖小屋にあるトイレ、きれいです★
友人は、30年前に石鎚山に鎖を使って山頂に登った経験あり、鎖は楽しくてあっという間に頂上に着いたよというので、迂回道を通ることは全く考えていませんでした。鎖で登ろうと決めていました。

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ここから登りまーす。始まりは楽勝~と思っていたんだけれど。。。:(鎖は65メートルあります。(マンションでいうと21階の高さがあります)
だんだんと、岩を登る難易度が高くなってきました

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無事に登り切りましたが、怖くて下をのぞけません・・・この先、三の鎖は通行止めになっています。
途中までは声を掛け合いながら登っていたのですが、最後のあたりになると、自分のことで精いっぱいになり。。。友達の姿が見えないことに気付いたのは登り切った後でした。

’’大丈夫?’’って声をかけたら、’’大丈夫’’と返事がありました。しかし、ホッとしたのもつかの間、‘’あ!’’って声がした後、登ってくる気配がなくなりました。落ちたような大きな音はしないので、きっと登りきれず引き返したのだと思いましたが、登ってきた崖を怖くて覗くこともできずに、しばらく待っていました。

降りたかな?下の方で友達の声が聞こえたようでした。携帯に連絡をいれたところ、二の鎖小屋に到着したところとのこと。‘’あと少しで登りきるというところで、足がつりそうになり仕方がないので降りたんよ’’とのこと。’’一般道で登っていくので山頂で待っていてね’’と。。。

友人は、崖を鎖で降りるのは怖くなかったと言っていました。すごいなあ~

下から私の姿を見ていて、すいすい上っているように見えたよと言ってくれましたが、実のところ、上も下も見ると怖くて震えがきそうだったから、目の前のことしか見れなかったし。。。ここをどうやったら登れるのかと、本当に心の中で泣きながら登った場所が2か所ありました。

登り始める前に、鎖場を途中でリタイヤした方が、ここの鎖場は険しいからやめた方がいいよと言われたのに、大丈夫ですと言って登りはじめた後悔と、いやここでくじけてはいけないと思う気持ちと複雑な思いで登り切りました。

困難な道でも、よく考えて登れば前に進めるルートが見つかるものですね。やっぱりここは修行の道だ!

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ここからは、迂回路を進みます。 ホッ!(^^)!
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弥山山頂が見えてきました。
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他のルートの登山道が見えます。
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頂上小屋ではご飯も食べることができます。
山荘前のベンチに座って友達を待っていました。

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お社の下に鎖がぐるぐる巻きになっています
友達も山頂に到着~

二人で写真を撮ってもらいました。

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弥山頂上1920.63m
しかし、石鎚山の最高峰は天狗岳!

友人は、’’私は登ったことあるけん、ここで待っとくね。行っておいで’’といってくれました。

それでは、‘’お言葉に甘えて、行ってきまーす’’

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弥山から見えるのが石鎚山最高峰天狗岳1982m。天狗岳に行くにはやせた尾根を進むことになります。
最初からいきなりの鎖!気をつけていかねば・・・

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紅葉が美しい~

前を歩いていたおじ様についていこうと思っていたのに、お先にどうぞと言われる。

そして、私の前方には誰もいなくなりました(-_-)/~~~

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進む方向に印がついていますが、’’え~こんな切り立った岩の上を歩くの~’’と少しビビります。。。ナイフフリッジと呼ばれます。
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必死の思いで天狗岳山頂に到着!山頂を一人じめです♥
しばらくすると、先ほどのおじ様が到着!‘’スリルのある道でしたね~’’と話ながら、写真を撮りあいました。

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天狗岳の頂上で写真を撮ってもらっています。

 

これから、来た道を引き返さなければなりません。。。登りより下りの方が一段とスリルがあります。慎重に慎重に進みます。

やっとひとり登ってきました。。。

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’’落ちそうでこわーいですね。気をつけましょうね’’とお互い言葉を交わしながらながらすれ違います。
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必死の思いで岩の道を下っています。
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高いところから見ると、この○のしるしが見えません。。。登ってくる人に○印を教えてもらいました。
1人で登ってきた若い女性は、‘’もう怖くてたまらん、この先大丈夫ですか?もっとこわい道ありますか?1人で心細い~’’と言いながら登っていきました。

‘’もう切り立った尾根を歩くことはないですよ’’って答えたら、’’良かった~がんばります’’と

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’’お~い’’と、友達が手を振ってくれています。お互いに写真をとりあいました。
もうここから弥山までの道は楽勝~

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振り返ると、命綱をつけて登っていた団体さんと、ソロで登っていた人たちが見えます。頑張って~
弥山まで戻ってきました。

待っていてくれてありがとう~荷物を持たずに天狗岳に登れて助かった~と話していたところ、友人のすぐそばに若い男の子がぽつんと座っているのがなぜか気になりました。

少しすると、立ち上り、天狗岳の方を見ています。彼は、この先の痩せた尾根道を歩くのが怖くて、結局、彼女が一人で天狗岳に向かってしまったそうです。彼女というのは、どうやら私がさっきすれ違った女の子のようです。だから、一人で心細いって言ってたんですね。

二人の会話が、友人の撮ってくれた動画に入っていました。

‘’俺、ここで見とくわ’’

’’なんなんそれ、もうくじけたん、ねえ~行こうや~’’

‘’怖いんじゃ’’と彼。。。 (笑)

二人で山を下りながら、さっきの二人の話題になりました。友人は、彼が一人で待っているというパターンは考えられんと。。。

①彼女がどうしても行きたいって言ったら、彼は怖くてもついていくべき。→ついて行かんかったということは結婚相手として考えとらんね。

②彼女も彼女で彼が行かんのんじゃったら、今回はあきらめる。→彼をおいて一人で行くのが考えられん。

友人は、その場面に直面したら②のパターン

私は、一人でも行くパターンだなあ~

頑張って、最終の広島行きフェリーに間に合うように下りましょう~

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’’お下りさん’’って書いてある道を下ります。ちなみにのぼりは、’’お上がりさん’’って書いてあります。
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二の鎖小屋の気温は10度を切っています。
この生え方のシダは珍しい~と写真を撮っていたら、友人に’’主人の実家の広島の向原にはたくさん生えていて珍しくないよ’’と。。。植物が気になってこんなに写真を撮るというのは、それだけ緑に飢えているってことなのかもしれないですね。

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ベタっと生えているシダ
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何カエデかな?アサノハカエデ
 

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土小屋に到着
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この時期の紅葉の盛りは、標高1500mあたりですね。
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山の中で動物に出会ったことがないと言っていた友人、初めてサルを見たと大喜び!ピンボケですが、記念に記録に残しておきましょう~
松山観光港に30分前くらいに到着。お土産も買えてよかったね。

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音戸の瀬戸を進みます。ここを通ると、昔、家族で渡し船を待っていた時のことを思い出し、演歌が流れていてもの悲しい雰囲気だったなあと懐かしく思います。
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呉港に寄港し、広島港に向かいます。
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月明かりってこんなに明るいのですね。。。江田島が見えています。
友人が実家まで送ってくれました。車がなければ、登れない土小屋ルートで石鎚山に登れて本当に感謝です。登りたい山が一致したら登ろうね。三段峡や深入山、恐羅漢も一緒に行きたいね。

おまけ。。。

石鎚山ってどんな山?

石鎚山は、富士山をはじめ日本各地の霊山をひらいた「修験道の祖」である役小角(えんのおずの)によって1,300年前に開山されたと伝えられている日本七霊山の一つです。

修行の山だったー