8/13(月) 泊2 5時10分・・・6時15分横岳奥ノ院(2829メートル)・・・7時30分地蔵の頭・・・8時30分赤岳(2899.4メートル)9時05分・・・9時25分分岐・・・10時35分行者小屋(2354メートル)10時55分・・・12時05分美濃戸山荘(1720メートル)13時25分・・・美濃戸口(1500メートル)14時45分アルピコ交通バス930円→15時22分茅野駅→ゲストハウスクロイツェル(東急リゾートタウン蓼科)泊3 11000円
昨晩は、頭を高くして寝たので、少し眠れました。頭痛はK君も私もなし。体調はばっちり!
今朝も朝食時間前に出発するため、朝弁当を受け取ります。山荘から、横岳に向かう途中にカニの横ばいという少し危険な場所があります。道の状況を山小屋の方に聞いてみました。登山道に関しては特に問題なし。まずはカニの横ばいのくさり場まで行って、そこで怖くて通れないと思ったら引き返せばいいですよと。。。雨も止んだし、すべる心配もないので、予定通り赤岳方面に向かうことにしました。
山小屋では、ほかのパーティの男性たちが、チャレンジして赤岳方面にいくべきか悩んでいました。
今日も一日楽しんで歩きます♥
ストックはリュックの中にしまい、難所を通る準備はばっちり~
コマクサはどうして高山植物の女王と呼ばれるの???
答え。。。ほかの植物が生育できないような厳しい環境に生育することから‘’高山植物の女王’’と呼ばれている。まさに孤高の花である。和名は駒草。駒→馬のこと。花が細く馬のようだということで名づけられた。白いコマクサもあります。
ごめんなさい。。。皆さんの心の叫びが聞こえました。。。。
カニの横ばいに到着!
K君、’’ここを歩くんですか?ちょっと無理そうです~’’
娘が’’お母さん先頭で行って~’’というので、
’’先頭で行ってみましょう~’’と進みかけたところ、後ろからヘルメットをかぶった男性が一人やってきました。
私たちの声が聞こえたので少し安心して、進んできたそうです。こうやっておしゃべりしながら歩くだけでも緊張がほぐれるので、一緒に行ってみましょうということになりました。
先頭を歩いてくれます)^o^(
進んでみたら、さほど危険な個所はなく、三点をしっかり確保できていれば大丈夫です。ただ、重たい荷物を背負っているので、バランスを崩さないようにしなければなりません。
下がガスって見えないので、意外と怖くありませんが、
コースには少々難あり、安全なコースを自分でチョイスしなければなりません。。。トラバースするか?岩の上を通るか?
無事に横岳に到着!赤岳方面から身軽な姿の男の子1人が歩いてきました。小屋からのピストンでやってきたようです。ここは、一人で縦走するのは危険度は高そうです。
地蔵の頭まではガレた道が続きます。青空が広がってきました。
富士山、歩いてきた道、先の赤岳も見えてきました。登山の醍醐味を満喫できるのは、稜線歩きですね~
雷が鳴らないうちに、先に進みましょう~
赤岳山頂に到着!気持ちいい~
雨が降ると下り道は危険度が増します。朝ご飯を食べて、早めに下山しましょう。
集中して、ごつごつした急斜面を下ります。
分岐まで下りてきました。
途中で雨が降ったり止んだり、カッパの出番もありました。
美濃戸小屋で、お昼ご飯。私は食欲がなくて、大好きなスイカを食べました。元気が出てきた。。。
ここで、一緒に歩いてきた男性の方とお別れです。
【彼は、山口県小野田出身、主人は宇部出身→同郷+お互い単身生活が長い】ということがわかり、2人は急接近。話が弾んだようです。林道に入ると、後ろから娘と主人と3人の楽しそうな声が聞こえてました。毎年、六甲全山縦走56キロ大会にでているとのことでした。
六甲全山縦走56キロ大会って、どんな大会なの???
♥西は須磨から東は宝塚まで、コースの全距離は公称56km。
尾根をたどりながら、1日のうちに、自分の力で、
個人の責任で歩き通すのが
六甲全山縦走です。 ( スピードを競う大会ではありません。)
これを広く市民が楽しみ、自らの責任のもと、
自らの体力と精神力を鍛え、
目的を達成する喜び、そして神戸のまちと自然、人のふれあいをはかる、
歩くスポーツの祭典がKOBE六甲全山縦走大会で、
毎年11月の第二日曜日と23日の休日に開催されています。
( 神戸市ホームページより転載 )♥
赤岳からの標高差約1400メートル、今日のコースは岩場が多くて、ストックを使える箇所が少なく、足が持ちこたえてくれるか心配でしたが、テーピングやコルセットを使うことなく下山できました。
みんなと一緒だったので、楽しく、心強くて歩けたんでしょうね~
最終日へつづく