広島帰省 其の弐 ~2018年8月24日~26日~

8/25(土) 泊1・・・お墓参り+朝散歩・・・田中町バス→広島駅バス→実家 泊2

朝一番、お墓参り。お盆に帰省しなくてごめんなさい。家族全員分のお線香をあげてみんな元気で頑張っていることを報告しました。

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100メートル道路、これから行くお寺も見えます。
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外からはお寺だとわかりません。。。ビルの中にあります。
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昔のまんまの駅名の目印
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比治山公園の登り口に原爆投下時の写真がありました。
住職と奥様の話を聞くことができました。

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被爆して割れたお地蔵様のかけらを拾い集めて、元の姿に戻したそうです。
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爆風で右に傾いた石の塔
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爆風で壊れた鐘楼、天井は修復せずに当時のまま
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梁と4本の柱も当時のまま
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煉瓦も補強して、当時のまま残してあるそうです。多聞院の並び数件しか家は残らず、ほかの建物は爆風で飛んでなくなったそうです。
爆心地から1.75キロ、京橋川があったおかげで建物は焼け残りました。

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頼山陽文徳殿の9輪、熱で溶けています。
住職の奥さまは、京都から嫁いでこられ、広島に来たときは原爆の爪痕に衝撃を受けたそうです。

’’県外に住んでいると、広島が特別に思えて、もっといろんなことを知りたいと思うでしょう。’’と、確かに。。。外に出て、自分が広島出身なんだと実感します。

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移転が決まっている放射線影響研究所があると教えていただいたので、比治山方面へ上ってみました。
放射線影響研究所に到着!

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平和目的のために、原爆放射線の健康影響について調査する日米共同研究機関です。
原放射線影響研究所の前身は、爆傷害調査委員会(げんばくしょうがいちょうさいいんかい、Atomic Bomb Casualty Commission、ABCC)です。ご住職の奥さまは、ABCCって呼んでいました。

爆傷害調査委員会ってなあに?

こたえ。。。原子爆弾による傷害の実態を詳細に調査記録するために、 広島市への原子爆弾投下の直後にアメリカ合衆国が設置した民間機関です。

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臨床研究部は、ニつの主要な調査「成人健康調査」および「被爆二世に対する臨床健康診断調査」を行っています。
比治山を下っていくと。。。

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民家の塀にも焼けたレンガが残っています
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こちらが京橋川。比治山も見えます。
被爆したままの姿を残している木造の建物が、街の中にあることに衝撃を受けました。広島に住んでいたのに何も知らない。。。

 

気持ちを切り替えて、そろそろ実家に向かいましょう。

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山の近道を通ります。先月の豪雨災害は大丈夫でした。

母は、先週からデイサービスに通い始めました。昨日はお昼ご飯に誘いましたが、前日にディサービスに行って疲れたので家でゆっくり休みたいと別行動になりました。

きょうは、ディサービスに行く日です。母は、朝から嬉しそうです。

1日、母は不在ですが、主人と姉夫婦と池の掃除をしました。

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きれいになりました。金魚もメダカも大喜びね。
お昼ご飯は、またもやお好み焼き!昼食後、姉夫婦は、’’夕方また来るね’’と、帰っていきました。

午後から主人は、庭の木の手入れ、山の木の伐採。

私は、洗濯と不要品の整理。2階で作業をしていたら、暑くて手の甲からも汗が噴き出しました(笑)

主人も、お茶を飲み飲み、作業していましたが、外も相当暑かったでしょうね。

文句も言わずに、いつもありがとう~

夕ご飯は、母にご馳走になりました。姪っ子も来てくれて楽しい時間になりました。お義兄さんが来られなったのが残念。。。でした。

8/26(日) 泊3バス→広島駅→広島空港9時05分→10時35分羽田空港

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あなたも富士山好きね~パチリ
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伊豆大島上空からもパチリ

広島帰省 其の壱 ~2018年8月24日~26日~

8/24(金) 羽田空港7時05分ANA631便→8時50分岩国空港→バス→岩国駅JR→宮島口・・・広島電鉄宮島口→商工センター入口(アルパーク)→八丁堀(乗り換え)→白島→八丁堀(乗り換え)→銀山町(八昌)→江波→横川→広電本社(乗り換え)→宇品→比治山下経由→広島駅→胡町・・・オリエンタルホテル広島チェックイン・・・胡町→広島駅→胡町・・・オリエンタルホテル泊1

 

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岩国錦帯橋空港に到着!柳井金魚ちょうちん祭り(8月1日~13日)のちょうちんが、空港内に飾ってあります。
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岩国駅から黄色い電車に乗って宮島口へ。
広電宮島口にて一日乗車券購入。

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広島に住んでいても、行ったことがない駅もあります。よう~し、終着駅を制覇しよう!

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広電に乗車、宮島をあとにする。。。
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商工センター駅近くにある、ショッピングセンター‘’アルパーク’’にて途中下車。
共稼ぎだった姉の娘と母、わたしの娘と4人でよく遊びに来ました。母は毎日、姪っ子の面倒を見てとても可愛がっていました。歩かないと言えば抱っこして、腰痛もあったのに頑張っていました。今、自分に置き換えてみたら、体力あるなあ~って思うし、自分の時間を全て孫のために費やして、プラス父とおばあちゃんと孫の食事の準備、本当に大変だったと思います。反面、そばにいつも孫がいてくれるのは、HAPPYだったかも?といろんな考えが頭をよぎりました。

デパートで衝動買い、上着を購入!

長居は禁物、次の目的地に向かいましょう~

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’’土橋’’、乗り換えの人が降りていきます。原爆が投下されるまでは、本通りからここまで商店街が続いていました。
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十日市町交差点の操車塔です。紙屋町にもありましたが、現在は撤去されています。
この操車塔ってなあに???

旧操車塔』の紹介があり、『ファンの間では「鬼太郎の家」と 呼ばれているとか:ポイントを切りかえていた所』とあります

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一つ目の終着駅の白島。広島電鉄の1912年大正元年創業路線の一つ。
縮景園、広島県立美術館に行くのに便利な路線ですと言いつつ、初めて乗った路線です。

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1900系は京都市電で使われていた車両です。1910は金閣という愛称がついていました。(白島線)
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娘のお宮参りの写真はここで撮りました。建物が新しくなっていましたが、懐かしい~
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1910系の車内
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広島風のお好み焼き屋と言えば!休日は長蛇の列が出来る人気店「八昌(はっしょう)」の評判らしい、12人待ち入店。
①麺類(湯通し)→鉄板で塩コショウ?で味付け炒める

②に生地→キャベツ→イカ天→もやし→天かす→豚バラ1枚→生地をかけてひっくり返す(ここまで味付けなし)

③玉子→麺→出来上がり。

とにかく1枚が大きくて食べきれず、残したお好み焼きは持ち帰りました。

私の前に並んでいた、20代くらいのサラリーマン風の男の子が、お財布の中身を見て、はっとしたような顔をしました。’’すみませんお金を出してくるのですみません’’と速足でコンビニへ。出来上がりに間に合って良かったね。

席も隣同士になり、‘’初めて広島のお好み焼きを食べます。作るのが難しそうですね~’’って言いながら食べていました。

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江波行きの電車がやってきました。
現在の800系は広島電鉄1983年に登場した電車です。

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二つ目制覇!江波終点~後ろに皿山(標高50メートル)
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電車好きにはたまらない情報~
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横川行き、グリーンムーバー・レックス客室(1001、1002号)
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三つ目の終点!横川に到着。懐かしい場所なので、駅の周辺をぶら~り。
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広電本社ゆきの電車が来たので乗車。
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三つ目制覇!宇品(広島港)到着。1900形1904号『かも川』紙屋町経由の宇品行き
宇品(広島港)行き→回送 になっちゃった(-_-)/

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比治山下経緯湯広島駅行き。昔、宮島行きの電車に使われていた車両がやってきた。なつかしい~好きな電車です。
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車内のようす。。。
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広島駅行きは、紙屋町経由と比治山下経由があります。
3000系電車は西鉄福岡市内線を走っていた車両を1976年に西日本鉄道株式会社から購入しました。移籍当時は宮島線への直通運転を行っていましたが、現在は全編成が市内線での運行となっています。

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広島駅終点
ホテルに荷物を置いて、しばし休憩~

夜は、大学時代のワンゲル部同期とお食事会!楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまいました。豪雨災害の日は、本通りのマンホールも上がった状態になり、友人はマンホールに引っ掛かり怪我をしたそうです。思わぬところに、危険が潜んでいるのですね。

そのあと、中学時代の親友と会いました。お互い時がたつと話題も深くなり、相続の話になりました。何の心配もない私ですが、やはりそれぞれの家庭でいろいろ悩み事は出てきますね。

ホテルには23時ごろ戻ってきました。明日は、朝一番にお墓参り行きます。ご先祖様、ごめんなさい。。。

八ヶ岳縦走麦草峠~硫黄岳~赤岳へ 旅行編 其の四 2018年8月11日~14日

8/14(火) 泊3→車山高原リフト1600円JAF割引あり1520円→車山高原山頂(1925メートル)→世界の影絵・きり絵・ガラス・オルゴール美術館900円JAF割引あり800円→そばのさと(お昼ごはん)→茅野駅14時28分→16時28分八王子

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前のオーナーが音楽好きだったそうでグランドピアノがあります♪
主人と、朝散歩に行ってきます。ペンションは別荘地内にあります。

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中央アルプスが見えます。
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こちらも中央アルプス。千畳敷カールのある山ですね。
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笛でリスを呼ぶオーナー、でも来なかった。。。
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お隣の席に座ってらっしゃったピアニストの津田真理さん
朝ごはんの時に音楽の話をしました。蓼科みずならホールはとてもいいホールだそうです。

娘が、オーナーに’’ピアノ弾いていいですか?’’と許可をもらい、ベートーベンピアノソナタ「悲愴」の第二楽章を少しだけ弾きました。娘がいるときには、毎日ピアノの音が流れていました。娘のピアノ音色が大好きです♥やさしい音に癒されます。。。

ピアノを弾くと、どんなふうに響くのか聞いてみたくなったみたいです。

朝のテレビ小説’’半分青い’’を見て、車山リフト乗り場に向けて出発。

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地面が近くて、足が下に着きそう~ 大人4人が足をぶらりぶらり by車山リフト
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リフトは1回乗り継いで山頂に向かいます。
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ここが車山山頂1925メートル
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ハクサンフウロ(白山風露)はフウロソウ科フウロソウ属 この花の名前はやっと覚えました。
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ヤマハハコ(山母子 )はキク科ヤマハハコ属
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ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草 )は、キク科アキノキリンソウ属
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白樺湖が見えます。これから、湖のほとりの美術館に行きます。
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蝶を見つけ
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ワレモコウ(吾亦紅、吾木香、吾妹紅)は、バラ科・ワレモコウ属の植物
 

世界の影絵・きり絵・ガラス・オルゴール美術館に寄りました。藤城清治(ふじしろせいじ)の作品は好きで、自宅にも作品が1つあります。

最後に、美術館出口に10円を入れたら、オルゴールが鳴る仕組みになっているのを見つけました。10×2聴きました。

 

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そばのさとにて4人でお昼ご飯。
楽しみにしていた旅も終わってしまいます:(

K君は、車で浜松に帰ります。気をつけて~

これに懲りず、また一緒に行けたらうれしいです♡

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私たちは、電車で横浜に帰ります。
一番体力がないのは、私でした。来年も山に行けるように、頑張るぞ!

八ヶ岳縦走麦草峠~硫黄岳~赤岳へ ハイキング編 其の参 2018年8月11日~14日

8/13(月) 泊2 5時10分・・・6時15分横岳奥ノ院(2829メートル)・・・7時30分地蔵の頭・・・8時30分赤岳(2899.4メートル)9時05分・・・9時25分分岐・・・10時35分行者小屋(2354メートル)10時55分・・・12時05分美濃戸山荘(1720メートル)13時25分・・・美濃戸口(1500メートル)14時45分アルピコ交通バス930円→15時22分茅野駅→ゲストハウスクロイツェル(東急リゾートタウン蓼科)泊3 11000円

昨晩は、頭を高くして寝たので、少し眠れました。頭痛はK君も私もなし。体調はばっちり!

今朝も朝食時間前に出発するため、朝弁当を受け取ります。山荘から、横岳に向かう途中にカニの横ばいという少し危険な場所があります。道の状況を山小屋の方に聞いてみました。登山道に関しては特に問題なし。まずはカニの横ばいのくさり場まで行って、そこで怖くて通れないと思ったら引き返せばいいですよと。。。雨も止んだし、すべる心配もないので、予定通り赤岳方面に向かうことにしました。

山小屋では、ほかのパーティの男性たちが、チャレンジして赤岳方面にいくべきか悩んでいました。

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お世話になった硫黄岳山荘をあとにします。
 今日も一日楽しんで歩きます♥

ストックはリュックの中にしまい、難所を通る準備はばっちり~

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霧が立ち込めてのトウヤクリンドウつぼみは開きません
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お日様が少し顔を出しました。。。
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おー コマクサの群生地だ!
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青空が見えてきた♥
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コマクサがたくさん~
コマクサはどうして高山植物の女王と呼ばれるの???

答え。。。ほかの植物が生育できないような厳しい環境に生育することから‘’高山植物の女王’’と呼ばれている。まさに孤高の花である。和名は駒草。駒→馬のこと。花が細く馬のようだということで名づけられた。白いコマクサもあります。

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昨日は見えなかった蓼科山が見えてきました。
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またガスがかかります。早くきんさいと3人で私の方を見ているのかな?
ごめんなさい。。。皆さんの心の叫びが聞こえました。。。。

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遠くの山々も見えてきました。コバノコゴメグサがたくさん咲いています。

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もうチングルマの実が。。。(茶色の髭のような植物)
 カニの横ばいに到着!

K君、’’ここを歩くんですか?ちょっと無理そうです~’’

娘が’’お母さん先頭で行って~’’というので、

’’先頭で行ってみましょう~’’と進みかけたところ、後ろからヘルメットをかぶった男性が一人やってきました。

私たちの声が聞こえたので少し安心して、進んできたそうです。こうやっておしゃべりしながら歩くだけでも緊張がほぐれるので、一緒に行ってみましょうということになりました。

先頭を歩いてくれます)^o^(

進んでみたら、さほど危険な個所はなく、三点をしっかり確保できていれば大丈夫です。ただ、重たい荷物を背負っているので、バランスを崩さないようにしなければなりません。

下がガスって見えないので、意外と怖くありませんが、

コースには少々難あり、安全なコースを自分でチョイスしなければなりません。。。トラバースするか?岩の上を通るか?

無事に横岳に到着!赤岳方面から身軽な姿の男の子1人が歩いてきました。小屋からのピストンでやってきたようです。ここは、一人で縦走するのは危険度は高そうです。

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緊張して歩いていたら、あっという間に山頂に到着しました!しかし、何も見えない。。。
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まん丸の虹だ~と娘が見つけてくれました。写真は半分しか映っていませんが、とってもきれいでした♥
地蔵の頭まではガレた道が続きます。青空が広がってきました。

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さっき登った横岳も見えてきました。
富士山、歩いてきた道、先の赤岳も見えてきました。登山の醍醐味を満喫できるのは、稜線歩きですね~

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わーい、富士山がみえる~ こちらは、奥秩父方面
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お日様もだいぶ昇ってきました。。。こちらは日光尾瀬方面です。
 

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もう少し進むと、赤岳と富士山の両方が見えるスポットに到着!
雷が鳴らないうちに、先に進みましょう~

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足場に気をつけて
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霧が晴れてきたよ!赤岳に向かう縦走路が見える!
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ヨツバシオガマ(四葉塩竈、ゴマノハグサ科)
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みんなテンション↑霧がかかったり晴れてきたり。。。
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午前中は何とかお天気は持ちそう~
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昨日の分まで写真を撮りまくり~
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男性の横顔に見えませんか?
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地蔵の頭に到着!
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赤岳展望荘が見えてきました。頂上の小屋も見えます。
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ミヤマオトコヨモギ(深山男蓬)キク科
 

ミネウスユキソウ(峰薄雪草、キク科)

赤岳山頂に到着!気持ちいい~

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主人が手を振ってます。嬉しそう~
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この祠は新しそう~
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ここで、朝ご飯食べましょう~
雨が降ると下り道は危険度が増します。朝ご飯を食べて、早めに下山しましょう。

集中して、ごつごつした急斜面を下ります。

分岐まで下りてきました。

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正面は、中岳、阿弥陀岳方面です。私たちは、右手、美濃戸方面に下山します。
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歩いてきた尾根を眺めます。真ん中あたりなだらかな山が、硫黄岳です。
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行者小屋から、赤岳を眺める
途中で雨が降ったり止んだり、カッパの出番もありました。

美濃戸小屋で、お昼ご飯。私は食欲がなくて、大好きなスイカを食べました。元気が出てきた。。。

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みんな元気に美濃戸口バス停まで下りてきました。
ここで、一緒に歩いてきた男性の方とお別れです。

【彼は、山口県小野田出身、主人は宇部出身→同郷+お互い単身生活が長い】ということがわかり、2人は急接近。話が弾んだようです。林道に入ると、後ろから娘と主人と3人の楽しそうな声が聞こえてました。毎年、六甲全山縦走56キロ大会にでているとのことでした。

六甲全山縦走56キロ大会って、どんな大会なの???

西は須磨から東は宝塚まで、コースの全距離は公称56km
尾根をたどりながら、1日のうちに、自分の力で、
個人の責任で歩き通すのが
六甲全山縦走です。  ( スピードを競う大会ではありません。)
これを広く市民が楽しみ、自らの責任のもと、
自らの体力と精神力を鍛え、
目的を達成する喜び、そして神戸のまちと自然、人のふれあいをはかる、
歩くスポーツの祭典がKOBE六甲全山縦走大会で、
毎年11月の第二日曜日と23日の休日に開催されています。
                ( 神戸市ホームページより転載 )♥

赤岳からの標高差約1400メートル、今日のコースは岩場が多くて、ストックを使える箇所が少なく、足が持ちこたえてくれるか心配でしたが、テーピングやコルセットを使うことなく下山できました。

みんなと一緒だったので、楽しく、心強くて歩けたんでしょうね~

最終日へつづく

八ヶ岳縦走麦草峠~硫黄岳~赤岳へ ハイキング編 其の弐 2018年8月11日~14日

8/12(日) 泊1 5時10分・・・6時30分丸山(2329.9メートル)6時50分高見石小屋(2249メートル)ピストン・・・高見石・・・高見石小屋7時20分・・・9時00分中山山頂(2496メートル)・・・9時30分中山峠・・・9時40分黒百合ヒュッテ10時05分・・・10時20分池・・・11時30分東天狗岳分岐・・・12時00分東天狗岳(2640メートル)・・・12時40分根石岳(2603メートル)・・・12時45分根石岳山荘13時35分・・・14時10分夏沢峠(2440メートル)・・・15時15分硫黄岳(2760メートル)・・・15時45分硫黄岳山荘(2650メートル)泊2 個室一泊二食付(朝ごはんお弁当)10500円

やっと朝が来た~

昨晩は軽い頭痛あり。K君も軽い頭痛がありよく眠れなかったようです。

今日も夕立の心配があり、行程も7時間と長いので、朝ご飯はお弁当に変更して、早めの出発にしました。 楽しみながら、頑張ってあるこう~

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昨晩はよく雨が降りました。朝はがガスっていますね~
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いってきまーす。
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湿気をたっぷり含んだスギゴケ嬉しそう~
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丸山が近づいてきました。。。
丸山山頂まで、ヒュッテから50分→80分かかってしまい、最初から心が折れそうになる。

丸山展望なし。。。ガックリ

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ゴゼンタチバナの葉っぱと苔 仲良し~
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なんだろう~可愛い実をつけています。
元気を出して、高見石に向かいましょう~こちらは2度目の登頂です。1度目は、娘がまだ幼稚園くらいの時で、娘は怖いと言って登れませんでした。白駒池が見えます。しばし休憩~

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高見石小屋から高見石までピストン
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到着~ガスは晴れません。。。
ここで、朝ご飯のお弁当を頂きまーす。おむすび2個のうち1個いただきます。

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タカネカモジゴケ(セン類シッポゴケ科)
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こりゃまたグロテスクな苔?植物だ!
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森の中がよーく見るとカラフル(^_-)
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ここにも、発芽中~
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ギンリョウソウ(イチヤクソウ科(シャクジョウソウ科とすることもあります)ギンリョウソウ属)
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この実は
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苔の滝
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よく見ると気持ち悪いけれど、神秘的な感じ。。。
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オトギリソウ(オトギリソウ科オトギリソウ属)和名 弟切草
弟切草和名の由来は?

答え。。。この草を原料とした秘薬の秘密を漏らした弟を兄が怒りのあまり斬り殺したという伝説からきている。

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初めて見る花だな~
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ここから空を飛んでみたくなったそうな
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今日は山頂からの眺めは期待できず。。。
ずっと、ガスのかかった道を進みます。景色も見えないので、ピーク、展望台もスルーします。

次の小屋(黒百合ヒュッテ)でおやつを食べよう~と元気を出して歩きます。

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ヤツタカネアザミ(キク科アザミ属) 和名 八高嶺薊
八高嶺薊(やつたかねあざみ)からちょっと疑問に思った。。。

八ヶ岳の名前の由来は???

八つの峰からできているためとも言われているし、数多くの高峰が連なる山という意味であるとも言われている。 一般には、主に赤岳、天狗岳、横岳、硫黄岳、阿弥陀岳、編笠山、権現岳、西山の八つを指す。

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黒百合ヒュッテに到着!おやつタイム♥
おはぎと甘酒を飲んだら、少し元気が出てきました。

ここからは岩場を登っていきます。池があったり、山の稜線を歩くので楽しくなってきました。

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ツル科の植物かな~
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視界が開けてきました。。。東天狗岳まであと少し。。。
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これは何かな
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オンタデ(御蓼、タデ科オンタデ属の多年草)
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コウメバチソウ(ユキノシタ科)
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東天狗岳(2640メートル)
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あそこを下って行くんだね。
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イワベンケイ(ベンケイソウ科 キリンソウ属)
雨がぽつぽつ降ってきました。根石岳山荘まであと少し。山荘でお昼ご飯を食べて、カッパを着ましょう~

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根石小屋が見えてきました。
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コマクサが咲いてる~
 

少し強めに雨が降りましたが、山荘を出るときには雨は、止んでいましたラッキー

ここからは黙々と歩くのみ。。。お昼過ぎには、硫黄岳山荘に着けると思っていたのにまだここから2時間、歩かなくていはなりません。

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うっすらと硫黄岳が見えます。
やっと、硫黄岳への登りが始まりました。結構、登りますね~

16時までに到着しないと、個室はキャンセルになってしまいます。頑張れ~

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雨の降る前に山頂に到着!ゴロゴロとな雷の音が赤岳方面から聞こえます。。。。
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山頂近辺にトウヤクリンドウ(リンドウ科リンドウ属)が一面に咲いていました。晴れないと、花が開かないそうです。
硫黄岳山頂にて、60代くらいの男性の方から、’’おじいちゃんと孫の二人づれを見なかった?’’と聞かれました。山道は、ずっとガスっていたし、登山客もまばらだし、道に迷ってなければいいんだけれど。。。私たちは、出会っていません。

ここからは、下り道…

16時前に硫黄岳山荘に到着できました。

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雰囲気の良い山小屋ですね~
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皇太子殿がお泊りになった部屋。
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少し青空が見えていますが、雷はなり続けています。
17時前、雨が降り始めました。雷もなっています。

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山の上なのにこんなに品数があります。わーい。。。デザートまでついています。娘は、お隣に座っていた方のデザートも頂いて嬉しそう~
今晩は、少し頭を高くして寝ましょう~

20時消灯

八ヶ岳縦走麦草峠~硫黄岳~赤岳へ ハイキング編 其の壱 2018年8月11日~14日

8/11(土) 八王子7時01分スーパーあずさ→8時56分茅野(主人+娘夫婦合流)9時30分アルピコ交通バス1450円→10時34分麦草峠(2120メートル)・・・麦草ヒュッテチェックイン11時15分・・・11時35分黒曜の森・・・12時00分白駒荘13時10分・・・13時25分白駒湿原・・・14時40分乳(二ユウ2352.2メートル)14時50分・・・16時10分青苔荘16時30分17時20分麦草ヒュッテ泊1 個室一泊二食付(朝ごはんお弁当)9300円

やっと、今日この日を迎えることが出来ました。

というのも、韓国から帰ってきてから、東京セラフィックオーケストラ&バンクーバーポップスジョイントサマーコンサート(本番8/5)に参加したくて、歌の練習に追われていました。その中でもアラジンの曲は早口すぎて、本番には間に合わないとあきらめそうになっていました。そんな時、ちょうどスーツケースを取りに来た息子が、読み方をヘルプしてくれました。

’’どんなに早くてもちゃんと発音してるんだ!’’しかし、私は、言葉のはしょり方を身につけました(笑)

事前にどんな曲を演奏するかがわかっていたので、楽しそう~と思ってくれたらしく?5日コンサートに友達??と二人で来てくれることになりました。私の演奏会に来てくれるのははじめてだあ~

やっぱりディズニーの曲は、楽しい。曲が始まった途端に、ディズニーの魔法にかかって♡幸せ♡な気持ちになります。これが、ディズニーマジックなのだとあらためて実感しました。

と、自分で自分の首を絞めている状況だったので、プレハイキングに行く時間がなく、当日を迎えたのでした。。。

膝のコルセット、テープ、最悪の状況を考慮して、入念に準備をします。どうかみんなについていけますように。。。。エスケープルートも確認!

主人は前日から娘の家に泊めてもらっていたので、横浜からは私一人で茅野駅に向かいます。

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臨時運転のスーパーあずさ!自由席は混んでいたようです。
電車の中で隣に座っていたのは、小さな女の子を抱っこしていた母子でした。お互い、山スタイル。。。

抱っこしている3歳の娘に、‘’どこのお山に行くのか聞いてごらん?’’と娘を介して話しかけてくれました。娘は恥ずかしくてもぞもぞしています。‘’家の中ではずっとお話してるでしょう~’’とお母さん。。。

今日は、茅野駅からタクシーで桜平まで向かい、そこから歩いてオーレン小屋まで行き、オーレン小屋名物’’桜鍋’’と周辺の散策を楽しみにしているそうです。別の席に、ご主人と5歳のお姉ちゃんが座っています。今日が、子供たち山デビューなので、山は最初が肝心、無理をしないでのんびりします~と。

お母様は、社会人になってから山歩きを始めて、すっかりはまり、今まで登ったのは、燕岳、常念岳、槍ヶ岳、富士山。ご主人は登山歴は浅いけれど、恰好から入る人なので、装備はばっちりなのよと。(^_^.)昨年は、宮島の弥山にも登ったそうです。

途中で、ご主人の隣の席が空き席を移って行かれました。

茅野駅改札口に到着!みんなが待っていてくれました)^o^(

娘の車に、最終日の荷物を置かせてもらい、予定通りのバスに向かって麦草峠に向かいます。バスは満員。座れない人もいます。バスの中から、自転車で峠を上がっている人の姿をたくさん見かけました。歩くより大変そう~

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麦草峠に到着!茅野駅790.3メートル→麦草峠2120メートル 涼しい~20度くらいかな?
麦草ヒュッテに11時前に到着。時間が早いのに、チェックインOK。コマクサの部屋に荷物を置いて、出発~

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大部屋はこんな感じ。。。ここならゆっくり眠れそうですね。コンサート会場にもなります。
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雨はまだ大丈夫そう~
まずは白駒池に向かい、白駒荘にてお昼ごはん。

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高山植物を守るため、鹿除けネットが張ってあります。
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コセイタカスギゴケ(蘚類)せんるい ふかふかしています。
苔の豆知識~

コケ植物は蘚苔類(せんたいるい)ともいいます。 コケ植物は、大きく、蘚類と苔類に分類できます。蘚類は茎が発達しています。

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ミヤマクサゴケ(蘚類)
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セイタカスギゴケの胞子体?
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白駒池に行く途中の森
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白駒池まだかな~
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白駒池まであと600メートル
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カギカモジゴケを探してみましょう~
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カギカモジゴケ、あったー
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赤、黄、オレンジなどのキノコが見つけることができます。
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標高2100m以上の湖としては日本最大の天然湖のほとりに建つ白駒荘。新館は今年10月1日オープンです。
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白駒荘の「自家製野菜のカレーライス」1300円
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白駒荘「ほおずきのレアチーズケーキ」700円
⾷⽤ほおずきは ⽢酸っぱく フルーティーで鉄分、ビタミンAが豊富。 美肌効果抜群です。

女性好みのランチになりました。男性たちには、少し物足りなかったかな???

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食堂から見た白駒池!白駒荘は、大正11年創業の歴史を誇り、本館は昭和30 年代に建てられた建物です。
まだ時間もたっぷりあるので、ニュウという山に登ってみることにしました。雨が降った後で、道が荒れており、歩くのに時間がかかりました。

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ニュウへの登山道は、少し荒れています。

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鱗のように重なっている苔→モミジスジゴケ(スジゴケ科)
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サルオガセ科の植物だとおもわれる。。。「樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣」
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ヤグラゴケ
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胞子と思われる突起物。。。なんだろう???
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うっそうとした林の中を歩きます。
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得体が知れない植物がたくさんあります。
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ニュウの山頂近くに咲いていた、イワツメクサ(ナデシコ科)
 

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乳(二ユウ2352.2メートル)到着!白駒池が見えました。
ニュウの山の名前の語源は???

答え。。。『にゅう』というのは、刈り取り後の稲を積み上げた稲叢(いなわら)(形状が類似)のことといわれる」とあります。

山頂からは富士山も見えるようですが、今日はガスっていて見えません。

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青空だ~ まだ雨は大丈夫! 早めに下山しましょう~
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苔の間に真っ白な花を見つけました。
 

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K君アオムシみたいと。。。龍にも見えるなあ~
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お次は、プードル(笑)
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きのこの山みーつけた!
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ヨシナガムチゴケ(ムチゴケ科)
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苔の種類を見分けるのには、もっとじっくり、ルーペも必要ですね。
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コケモモ
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ガンコウラン(ガンコウラン科ガンコウラン属)黒い実の植物
 

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シシウド(シシウド科シシウド属)
今日は、苔のある森を満喫しましたね。

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山小屋のごはん。。。
21時消灯。おやすみなさい。

明日も、歩いているときに雨が降りませんように。。。