築地市場は、今月11日から豊洲に移転するので、移転前にもう一度行ってみたくなりました。今日は、奮発して場内のお寿司屋さんで、握りずしを食べようと決めて向かいます。
まずは築地駅で下車。築地本願寺に寄りましょう~
歩道橋から築地本願寺が見えてきました。ここには幻獣がたくさん住んでいます。。。
牛をモチーフにした像
クジャクをモチーフにした像
獅子をモチーフにした像
馬をモチーフにした像
像をモチーフにした像
サルをモチーフにした像どうして、お寺なのにたくさんの動物の彫刻があるの??
こたえ。。。設計を担当した近代日本を代表する建築家、伊東忠太(いとう・ちゅうた、1867~1954)が古代インドをモチーフにして設計したので、実際には存在しない動物(幻獣)の彫刻があるのだそうです。 館内案内奉仕の方より
どうしてこの世に存在しない動物を彫刻したの??
こたえ。。。伊東忠太の晩年は、毎日のように風刺画を描き、おびただしい数の動物や妖怪の絵を描きました。漫画家、イラストレーターとしての側面もあったようです。その代表的な幻獣建築の1つこそがこの築地本願寺だそうです。
伊東忠太の主な建築作品は??
こたえ。。。平安神宮(1895)、明治神宮(1920)、大倉集古館(1927)、築地(つきじ)本願寺(1934)などです。
館内案内奉仕の方が、こちらにも彫刻がありますよと教えてくださいました。柱のように見えますが、もともとはストーブ(スチーム)として使われていたそうです。
龍のモチーフにした彫刻
白虎をモチーフにした彫刻
青龍
玄武
最後に、狛犬にも羽がついています。
敷地面積、約2万平米、6000坪の築地本願寺の塀は「欄楯」(らんじゅん)になっています。インド様式で建てられたのは築地本願寺の建物だけでなく、敷地全体がインド様式なのです。「欄楯」(らんじゅん)ってなあに・・・
インド文化圏で、ストゥーパ( 古代インドの丸く土を盛上げた墳墓)、聖樹、その他の聖域を囲うために用いられた玉垣だそうです。
こだわりを持って建てられた建築物だったのですね。
少し進むと見えてきました。。。場外市場場内市場がメインなので、先に進みます。場内市場に到着!
名残惜しそうに写真を撮っていますね。こんなところに吉野家が。。。
1899年(明治32)、当時東京・日本橋にあった魚河岸に、牛丼を商いする店を開業しました。【はやい・うまい・やすい】牛丼を提供することが吉野家の基本だったそうです。現存する店舗で最も歴史がある店舗は、ここ1959年に開店した築地店です。お目当てのお寿司屋さんはまだ10時前なのに人が並んでいます。。。と、少し先にテレビカメラが。。。こちらはすぐに入れそうなので、取材が終わった後にお邪魔しました。
ニュースエブリの取材だそうです。特選寿司か本まぐろづくしか迷うところです。値段はどちらも2800円(消費税別)。やさしい店員さんがマグロもおすすめですよと。。。まぐろに決まり!
大トロを頂くのは、まだ2回目! 一口でぱくり。。。 うんん おいしい~赤み→中トロ→大トロ→ずけ→炙り→ネギトロ→巻物→築地市場閉店のサービスのサンマにぎり
新しいお店にも来てくださいねとわざわざ持ってきてくださいました。こちらでの営業は6日までだそうです。
作業の邪魔にならないよう散策開始~
上を見上げると、線が沢山あり、屋根はトタンで穴の開いている箇所もあります。
足元は滑らないように工夫してあるのですね。
まな板は置き場は上にあります。
扇風機が逆向きに設置してありますね(笑)
![IMG_2960[1]](http://tabi-tripmemo.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_29601-225x300.jpg)
小田原かまぼこの鈴廣を見つけました。
外側の通路を通り、出口に向かいます。
靴のひもが解けかかっていますよと、通りがかりの方が結んであげています♥
大きな氷が上っていきます???![IMG_2964[1]](http://tabi-tripmemo.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_29641-225x300.jpg)
一瞬にして砕かれてこのとおり。。。
場内のマンホール
波除神社のしだれイチョウ波除神社は、「災難を除き、波を乗り切る」 波除稲荷様です。
こちらにも吉野家の石碑がありました。![IMG_2971[1]](http://tabi-tripmemo.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_29711-225x300.jpg)
勝どき門の前を通り過ぎ勝どき橋へ向かうと、かちどき橋の資料館がありました。
![IMG_2972[1]](http://tabi-tripmemo.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_29721-300x300.jpg)
かちどき橋の名前の由来は。。。
日露戦争の勝利を記念して、築地と月島間に新たに設けられた渡し場、勝鬨(かちどき)渡しに由来しています。
昭和45年から、橋の開閉は中止されていますが、資料館の橋の模型でどのように開閉するのか見せてくれます。
実際に、橋の真ん中あたりまで行ってみましょう~
ちょうど真ん中、ここから開閉するのですね~
隙間を拡大してみると、水の流れが見えます。通常の橋では見ることはできないですね。
今は使われていないようですが、信号機もあります。
橋の上から、築地市場が見えました。ひろい~雨もぽつぽつ降ってきたのでそろそろ帰りましょう~
歌舞伎座の前を通るので、一幕観劇できるチケットが入手できたらいいなあ~
ちょっと寄り道~
真ん中のお母さん犬がチロリです。チロリは、捨て犬という逆境を乗り越え、日本初のセラピードッグとして活躍した犬です。 築地川銀座公園にて歌舞伎座に到着!
![IMG_2978[1]](http://tabi-tripmemo.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_29781-225x300.jpg)
’’チケットありますよ!’’
’’今すでに11時43分ですが間にあいますか?’’
’’大丈夫ですよ。どうぞ~’’
ということで、大江山酒呑童子(おおえやましゅてんどうじ)を観劇できることになりました♥
宮島のだんまりも面白そう~銀座駅に向かいます。千疋屋総本店が近くにありそうなので寄ってみることにしました。
大きな勘違いに気づく。千疋屋総本店というのはお店の名前で、別に本店ではなったのだ(ー_ー)!!
三越に到着したので、ハロウィン気分を少し味わって、千疋屋のケーキを買って帰ります。
さすが三越!立派な飾り付けおしまい。