倉敷〜尾道〜三原〜広島帰省 〜2019年2月21日から25日〜其の壱

2/21(木)  羽田空港19時55分JAL241便10分遅れ→21時15分岡山空港21時30分リムジンバス→22時35分倉敷北口…倉敷国際ホテル泊1

2月のこの時期は閑散期なんでしょうね?
ホテル一泊と飛行機往復で2万6千円と格安で予約できました。

飛行機は3人がけの通路側C席、AB席には若夫婦と首が座ったばかりの赤ちゃんと3人が座っていました。

早速、”え-んえ-ん”と泣いたり、あやしてもらって”ぎゃあ~”と奇声を発したりにぎやかでした。赤ちゃんと一緒の空の旅は逃げ場所もないので大変です。。。

パパが赤ちゃんをあやしすぎてママに’’やめて!’’と叱られていました(笑)

しばらくして、スチュワーデスが赤ちゃんにオモチャを持ってきました。

‘’おもちゃを一つどうぞ’’

お父さん、すかさず飛行機のプラモデルを指差して
‘’これ’’(一瞬童心に戻った顔になりました(^^))
貰うとサッとバックに入れました…(笑)

飛行機が水平飛行になったところで、飲み物タイムになりました。

飲み物メニューを見ながら、
‘’俺がこれで彼女がこれ’’
選んだのは、リンゴジュースとメッツでした。

会話が若いなあ〜

なぜか私たち3人だけストロー付きです。
隣を見てもジュースにストローは付いてない。
赤ちゃんの列だとひっくり返してこぼす事を想定してフタとストローつけるんでしょうね。

細いストローでお上品にリンゴジュースを頂きました🥤

ちょっと疑問??

そういえば、スチュワーデスって言葉を最近使わないわねー???

こたえ。。。JAL(日本航空)では、1996(平成8)年9月まで「スチュワーデス」という職位と呼称が存在していました。1983年「スチュワーデス物語」のドラマが大ヒットしましたね。

「スチュワーデス」→「フライトアテンダント」→現在は、「客室乗務員」「キャビンアテンダント」「キャビンクルー」「CA」と複数の呼称が存在しています。

しかし、いまだに無意識に「スチュワーデス」という言葉を使ってしまう。。。”(-“”-)”

倉敷に到着!

チボリ公園の名残の時計台!→現在アウトレットショップ。

さて、明日乗ろうと思っている水島鉄道の駅を確認しておきましょう~

水島鉄道の駅は、JRの駅から徒歩2,3分の場所にあります。

 

改札口のカエル

終点の三菱自工前までの電車は、朝と夕方以外は2,3時間に1本しかありません。

けれど、明日の目的地、栄までは20分に1本あります。良かった♡

水島臨海鉄道は、地元民に「ピーポー」という愛称で呼ばれています。

どうして???

こたえ。。。かつてこの路線を走っていた蒸気機関車の汽笛の音にちなんで、そのように呼ばれるようになったそうです。

駅前は飲食店が多くて、大きな声で笑いながら話しているお父さんたちとたくさんすれ違いました。

楽しそう~!(^^)!明日からまたお仕事頑張って!

ホテルチャックインの前にちょっと寄り道。。。。

 

夜の美観地区

23時頃、ホテルに到着!

私の部屋は、2階。部屋に向かう途中に、棟方志功版画が目に飛び込んできまた。

しばらく立ち止まって見入っていました。

そこに、ホテルの方が通りかかりました。

丁寧にホテルの歴史、調度品などについて教えていただきました。

気配りがすごい。。。評判通りの4つ星以上の評価のホテルです。

 

大板壁画(だいはんへきが)「大世界の柵<坤>人類より神々へ」→この作品はベートーベン第九、軍艦マーチを口ずさみながら制作したそうです。また、ピカソの「ゲルニカ」を見た感動をモチーフに作ったとも言われています。

5/9~8/7まで設備のリノベーション工事を実施のため、全館休館するそうです。

1963年の創業のままの電気や壁、アスファルトを使ったロビーの床など、その中には今は使われていない技術もあり、リノベーション工事をどう進めていくか頭を悩ませているそうです。棟方志功版画も同様に、どこに保管しておくのかなど打ち合わせ中だそうです。

オープン時から変わらぬ建物の内装、まるで美術館のよう~!(^^)!

リノベーション前の内装を見れてよかったと思いました。

’’ゆっくり館内も見学してみてください’’と。。。

荷物を置いて、探検に行ってみましょう~

3階に上って大板壁画(だいはんへきが)を見ます。

制作したのが晩年の60才頃・・・若いころから強度の近眼、50歳で左目の視力を失っていたと知り、この大版画をどのように制作したのか、改めて棟方志功の気迫を感じます。

酸ヶ湯温泉にも棟方志功の版画がありましたね。→→→酸ヶ湯温泉で湯治をしながら制作していた彼に、「志功、あれは神のタカだ。神のタカを見れば偉くなる。世界一になるぞ。」と言った辰五郎の言葉を思い出しました。。。。

 

ホテルのオーナー大原總一郎は、どうして棟方志功に大板壁画(だいはんへきが)を頼んだの???

こたえ。。。大原總一郎と棟方志功との出会いは1938(昭和13)年12月、大原家別邸「無為村荘」で開かれた園遊会でした。 

總一郎は、ロンドンの画廊ですでに棟方の作品と出会い、深く感銘を受けていました。 棟方本人に会い、總一郎は一目で気に入りました。 そして「大原家の襖絵を描いて欲しい。」と頼んだのです。

当時無名だった棟方は、その申し出に感動し、それから何度も倉敷に来ては、肉筆画を描き、大原家に納めました。 それ以降、總一郎と棟方の交流は總一郎が逝去するまで続きました。

總一郎が亡くなったとき、棟方は總一郎が好きだった鷹の絵を一晩で描きあげ、霊前に供えました。

大原美術館にある棟方の作品は、よき理解者であり、支援者でもあった總一郎と棟方の信頼関係から生まれたのです。(大原美術館ホームページより)

 

 

1963年の創業のままの照明

 

部屋の中も同じ照明

 

照明器具は天井から吊り下げられています。

 

コーヒーカップも素敵なのでパチリ(*´▽`*)

一人なのにツインのコーナーの広い部屋でした。おやすみなさい 。

2/22(金)泊1…鶴形山公園阿智神社…大原美術館…倉敷駅12時54分水島鉄道

→13時19分栄…西洋乞食ランチ650円…弥生堂イタリアンロール160円…水島14

時51分→15時14分…JR倉敷

駅15時27分→→16時32分尾道…尾道18時06分

→18時19分三原…山根旅館泊2(二食付き4400円ポイントで△700円引き)

朝食前に、隣接する大原美術館辺りへお散歩🚶‍♂️

おはよう~

 

朝一番の空気はおいしいな!

 

備前焼の花瓶、大きい~

たっぷり朝ごはんを食べた後は、まず鶴形山公園阿智神社へ。

ここから登ります。

あっという間に山の上の阿智神社に到着!

美観地区が見えます。標高40メートル

 

鶴形山は古くは島でした。阿智神社は、渡来人の阿知使主(あちのおみ)が祀ったと伝えられ、創祀1700年を超える古社です。

石段を下りて、大原美術館へ向かいましょう~

両親と乗ったなあ~感傷的な気持ちになります。。。

大原美術館に到着!

美術館の入り口です。

本館1階を2まわりした後、ガイドイヤフォン🎧をお借りしました。

ルノワール、モネなど、本人と交渉して購入された絵画もあります。何度も訪れても、また行きたくなる空間です。

まったりしていたら、11時チャックアウトの時間が迫ってきました。

工芸館、分館は、チャックアウトの後に見学することにしましょう~

🌸大原美術館誕生するにあたって忘れてはならないのが児島虎次郎!

おまけ。。。

児島虎次郎ってどんな人???

こたえ。。。大原家の奨学生となり、大原家当主となった1歳年上の大原孫三郎とは生涯親交を持ち、経済的援助を受け続けました。

また、孫三郎の依頼を受け絵画買い付けのためヨーロッパに渡りモネ(モネ自身がとても気に入っていた睡蓮の絵画)、エルグレゴ(受胎告知)、ゴーギャン(ゴーギャンの作品の中でも特に有名な絵画)、ロダンなどの作品を購入しました。

この収集品が後の大原美術館建設の礎となり、大原美術館は、昭和5年(1930)、大原孫三郎氏の手によって開館し、わが国最初の西欧絵画の美術館が誕生しました。

日本で最初の西欧絵画の美術館だったんだ!

何度も来ているはずなのに、この驚き(*^-^*)

一旦ホテルに戻り、部屋の中でコーヒータイム☕️

浦辺鎮太郎(1909年生れ、1991年逝去、享年82歳。倉敷出身)が設計した、倉敷国際ホテル

浦辺鎮太郎ってほかにどんな建物を建築したの???

こたえ。。。大原美術館分館、大佛次郎記念館、ホテル日航成田、倉敷アイビースクエア、横浜開港記念館、神奈川記念文学館など。。。

ホテルのロビー。照明も素敵♡

チェックアウトの後、荷物を預けて、大原美術館の分館へ。

こちらには、工芸館には棟方志功の展示室もありました。

両親といったことがある喫茶店。もうお店を閉められている感じでした。。。悲しい😢

そして、備前焼のカップを主人のお土産に購入〜

値段の高い備前焼でも安い備前焼でも、効果は同じとのこと。まずは、安いカップを1つ購入しました。また買い足す時には、同じお店で買うつもりです

ビール🍺の泡が消えにくかったり、あったまりにくかったり、お味までも美味しくなるそうです。お酒も同様だそうです。

備前焼って???

こたえ。。。釉薬(ゆうやく)を使わない炻器(せっき)→陶器と磁器の中間的な性質を持つ焼き物で、1100~1250℃で焼成します。1年に一度大きな釜で10日間かけて1200度に達するまで焼き続けるそうです。

重ねて焼くときは、間にわらを敷くので、表面にわらの後がついたり、また炎の当たり方で模様のでかたが違ったり、焼き方にもいろいろ種類があるそうです。

備前焼の七不思議ってなあに???

こたえ。。。

①投げても割れぬ→備前焼は、釉薬をかけず、裸のまま、約2週間前後1200度以上の高温で焼き締めるため、強度が他の焼き物に比べると高いレベルにあります。

②冷たいビール→備前焼は内部が緻密な組織をしているために比熱が大きくなります。そのため保温力が強く、熱しにくく冷めにくくなります。

③ビールの泡が消えない、④長時間置くとお酒がおいしくなる→備前焼には微細な凹凸があり発砲能力が高いことから、泡はきめ細かく泡の寿命が長いことから香りを逃がさないのでより美味しく飲むことができます。

⑤うまい料理が食せる→備前焼は、他の焼き物に比べ表面の小さい凹凸が多いため、食物が皿肌に密着しないので取りやすく、又水分の蒸発力が弱いので乾燥を防ぎます。

⑥お花が長持ち→備前焼には微細な気孔と若干の通気性があるため、長時間生きた水の状態が保たれ花が長もちします。

⑦使うことで、落ち着いた肌触り→備前焼の表面の微細な凹凸が、より使い込むことにより角が段々と取れ、使えば使うほど落ちついた味わいを増します。

(備前焼陶友会ホームページより)

市の木「ふじ」をデザイン

今日のもう一つの目的、ローカル電車に乗ること🚃

昨日、下調べをした水島鉄道です🤗楽しみ~

こちらの電車に乗りまーす。

 

ICカードは使えないので切符を購入します。

栄駅で下車。

立派な駅です!

アンティークな雰囲気の喫茶店、’’西洋乞食’’を目指します。 

入り口はちょっと入りにくい雰囲気でしたが。。。

中に入るとほとんど席がうまっていました!

バラのクリームソーダが人気と書いてありましたが、おなかもすいたので日替わりランチ600円を注文!

 

都会だったらコーヒーだけで600円はしそうなおいしいコーヒーが、50円で追加できます。

店内には、アンティークなランプがたくさん飾ってあります。

奥様曰く’’主人がランプを集めるのが趣味なんですよ’’とおっしゃっていました。

ハンバーグランチといりこのお出汁のお味噌汁もおいしかった。

ごちそうさまでした♡

水島はおひな祭り開催中~

メイン通りにお雛様が飾ってあります。

NHK『チコちゃんに叱られる』によると。。。「1番上の段の男女がおだいり様、ひな壇の人形全員がおひな様」だって(゚д゚)!

「内裏(おだいり)」は「天皇皇后両陛下のお住まいになる御所」という意味。おだいり様は男性を指す言葉ではないと解説していましたね~

 

でもやっぱり、上段の二人がお内裏様とお雛様だと認識してしまうわ。

水島駅まで歩いてみましょう〜

イタリアンロールの看板につられ購入~これがおいしかったー

道路沿いの家の軒先に本棚が。。。

水島まちライブラリー、持ち帰るのと同じ冊数の本の寄付をお願いしますと書いてありました。

水島駅から電車に乗ります。

電車が入線~

 

この電車に乗るのかと思ったら、行ってしまいました。

 

ひまわり号に乗って倉敷に戻ります。

倉敷に到着~

このまま、JRで三原まで行こうと思ったけれど、まだ時間に余裕がありそうなので、尾道で途中下車してみることにしました。

尾道に到着~

尾道の景色を見ると心が落ち着く~

あら、猫ちゃん、こんにちは~

猫🐱ネコ🐈ねこ🐱

あらまあ、イケメン猫ちゃん。

 

むしゃむしゃ、マイペースな猫ちゃん

お寺は、もう17時ということもあり、本殿が閉まっているお寺もありました。

住職さんに挨拶、これからもっと花が咲き始めますよ。よくお参りくださいましたと

 

小道の先にも猫ちゃんが。。。

高台から、尾道水道を見る景色がたまらなく好き❣️

山の手に散策路が続いています。

あら、屋根の上にも猫ちゃん

 

なかなかの美人ちゃんね。

 

散策路から、船も見えます。

井戸端会議中の地元の奥さんに挨拶(^^♪

’’ここを登るんですね~’’って言ったら、‘’ここが一番なだらかなんよ。がんばって~’’と。。。

 

尾道水道が見えてきました。

もうそろそろ引き返さないと。。。

路地をくぐり抜けて。。。

 

お寺の境内を通りぬけて。。。

 

山門を通り、線路沿いを駅まで歩きます。

尾道駅に到着。

ここから、15分くらい電車に乗って三原に向かいます。

三原駅に到着!

たこちゃんがお出迎え♡

今日の旅館は、二食付きなのに5100円→ポイントを使ってさらに4400円になりました。

宿に到着~

タコ料理🐙にグレードアップしても7千円台ですが、タコが大好物な主人が出張で行けないというので、普通の料理にしました。

お部屋は純和風造りの和洋室。

夕食の時間まで三原港までお散歩♫

大きなイカリがありました。

三原港から、瀬戸内の島々に行けます。娘が小さいときに平山郁夫の故郷、耕三寺にも行ったことがあります。なつかしい~

大久野島(🐇うさぎ島)へ三原港からの船が新設されていました。

4年前くらいに母と息子と3人で大久野島に行ったときは、忠海からしか船はありませんでした。。。

今日の宿泊者は3名。ほかの2名はいません。たこ料理を食べているのかな?夕食はテレビを見ながら広い部屋で一人でいただきました。

 

三原駅前のライトアップ

今日は、早めに寝ます。まだ22時だけど、おやすみなさい。

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