5つの世界遺産・みどころぐるっとひとめぐり 神々の大地ギリシャ周遊8〜2019年11月15日〜22日〜アテネ編

11/21(木)。。。泊79時→9時10分国立考古学博物館10時30分→アクアポリスの丘→13時オリンピック競技場13時10分→13時半プラカ地区お昼フリータイム15時30分→16時10→エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港19時25分カタール航空0208→

11/22(金)0時30分ドーハ国際空港1時55分カタール航空0806→17時45分成田空港

朝食の前に外に出てみる。。。

パルテノンの方角はまだ薄暗いですね。

テラス席にて朝食。だんだん、あたりも明るくなってきました。

朝日がもう少しで出てきそうー❗️

 

アップにしてみると、山の上に塔が見えます😏リカヴィトスの丘と呼ぶそうです。

リカヴィトスの丘の標高は???

こたえ。。。海抜277mの丘で、アテネ市街地で最も標高が高い丘です。

山頂には何があるの???

こたえ。。。頂上には19世紀に建てられたゲオルギオス聖堂やリカヴィトス劇場、レストランなどがあります。

朝ごはんを食べて、お散歩に出発〜

 

立派な建物が見えてきました…何だろう?アテネ大学かな❓
アテネ学術院(アカデミー)こちらは屋根の上に像が立っています。

円柱の上に立つ像は誰???

こたえ。。。向かって左がアテナ女神、右がアポロン神で、学芸と芸術の守護神です。

よく倒れないなあ~

誰が建てたの???

こたえ。。。テオフィル・ハンセン(1813-1891)の設計で、1859年に建てられました。ハンセンは、ウィーンの楽友協会も設計しています。

博物館かな❓と思ったら、国立図書館でした。

 

電気で走行するバス🚌

 

聖ディオニソス教会の前を通って

デパートのショーウィンドウを覗きながら、歩いていくと、

クリスマスバージョン🎄

 

今にも動き出しそうー

 

バービー人形のようにスタイル抜群❗️

シンタグマ広場に到着!

「シンタグマ」ってどういう意味???

こたえ。。。「憲法」という意味です。1834年、最初の憲法が発布されたのがこの広場でした。

噴水の奥に見えるのはなんだろう?

 

噴水の奥には家がいっぱい並んでました😯

 

鳩の模様はギリシャバージョンでしょうかねえ🕊

道路を渡って国会議事堂の前で、交代式を見学❗️

国会議事堂って何の建物だったの???

こたえ。。。初代ギリシャ国王オットー1世(在位:1833年2月6日 – 1862年10🌝23日)のためにつくられた王宮でした。

これから8時の交代式が始まりまーす!

 

昨日のダンサーと同じ靴を履いてるわ〜

衛兵の洋服のデザインは???

こたえ。。。エヴゾナスという民族衣装だそうです。

どんな時に着る衣装なの???

こたえ。。。ギリシア各地に伝わる祭りや踊りの衣装としても用いられるものです。なるほど。。。

 

1時間毎に、代わりの衛兵と入れ替わります。

おまけ。。。日曜日10:50からは、大規模な衛兵交代式を見学できます。

交替式の前でワンちゃんのんびり’’私には関係ないわ’’
みんな背が高いですね〜

衛兵になるための条件ってあるの?

こたえ。。。① 身長190cm以上 ② 成績優秀であること ③ 屈強(強くたくましい事)であること ④ ギリシア代表のイケメンであること

1分間まばたきしないこと・・って条件もある(笑)

ヒダを整えてもらいます。

 

無名戦士の墓→1823年のトルコからの独立戦争やその後の戦争で犠牲になった兵士たちのための墓だそうです。

そろそろ、ホテルに戻りましょう~

振り返ると、パルテノンが見えてます😍

パルテノンまで歩いて行けそうですね(^^)

 

お洒落な通りを歩きます。

 

こんな場所で朝食を食べてみたいな😌

 

通りにもオリーブの木

 

アーケードを通りぬけて、

 

ポスト📮(-_-;)名前を通り、

 

教会まで戻ってきました。🐦

 

露店のパン屋さん🍞アテネ大学の学生も買うのかな?

 

アテネ大学の前に到着!

 

大学の屋根にも彫刻物が。。。スフィンクスみたいですね。
大学の建物前にある像
壁画も素敵♡
カフェの前を通り、ティタニアホテルに到着!

アテネ市内観光へ出発~

バス専用レーンを通り、国立考古学博物館に向かいます。

国立考古学博物館に到着!

 

ここから入ります。

入ってすぐに、

黄金のマスク、別名アガメムノンのマスク

どこで誰が見つけたの???

こたえ。。。黄金のマスクはドイツ人考古学者シュリーマンによりミケーネ遺跡の円形墳墓から発掘されたものです。発見当時はトロイア戦争に勝利したアガメムノン王のマスクと信じられており、制作年代が判明した現在でも「アガメムノンのマスク」と呼ばれています

ミケーネの時代っていつ頃???

こたえ。。。紀元前16世紀頃です。

こちらにも黄金のマスクがあります。

アガメムノンのマスクと一緒に発掘された副葬品。

装飾品

 

こちらは、人型の金細工

ホメロスに「黄金に富むミケーネ」と記されていたことが立証される作品群です。ミケーネの近隣では黄金は産出しないので彼らがどのようにして金を得たのか議論を呼んでいます。

「ミケーネの貴婦人」

ミケーネ遺跡の「大斜道」と呼ばれる坂道の南側にあった宗教施設の遺構から出土したフレスコ画です。

ミケーネのカブト

どうやって作るの???

こたえ。。。イノシシ牙を馬の毛で縫って作られました この兜はミケーネ戦士の特徴とされています。

 

動物たちのハンコ

ハンコにはいろいろな意味があるそうです。遺跡から出土した印章は現地の人々の間でお守りとして使われていたそうです。

鳥→空気  鹿→ダイアナ(月の女神)  柱→祈り   ライオン→王様  を表しているそうです。

おまけ。。。ミケーネギリシャ語とはギリシャ本土、クレータ島、キュプロスで紀元前16世紀~12世紀に話されていた言葉で、紀元前14世紀以前のクレータ島で発見された碑文が最も古いものであるとされています😱

 

スーニオのクーロス像の後ろ姿

 

スーニオのクーロス像正面

クーロス像としては最も古い時代に属するものの一つで、前600年ごろの作と考えられています。 アーカイック初期の作品です。壁なして立っています。

クロースってどういう意味???

こたえ。。。古代ギリシャで作られた青年裸体像。正面を向き、左足を前方に出しているのが特徴です。

 

床の下に隠して、戦争免れました。

 

掘り出されています。

 

こちらは?クレッソスのクーロス像

どんな像なの???

こたえ。。。紀元前530年にパロス島の大理石で制作され、
多くのクーロス像の中でも、このクロイソスのクーロス像は骨格と筋肉が見事です。
彫像台には銘文が残されています。

どんな銘文??

こたえ。。。立ち止まり 死者クロイソスの墓に追悼せよ。
国の守りで戦ったこの男を憤激のアレスは打ち倒したのである。

「墓碑の台座」紀元前510年
ケラミコスで見つかったクーロス像の台座。レスリングシーンです。
馬車のゲーム
ホッケーみたい。。。
ハンマー投げ?

パルテノン宮殿のアテナ女神、この大切な彫刻はなくなってしまいました🥺

こちらのアテナ女神像は、100年前に作られたミニチュアです。

「ヴァルヴァキオンのアテナ」

右手に持っているのはなあに???

こたえ。。。勝利の女神ニケです。手のひらにのせているのですね。

左手には何を持っているの???

こたえ。。。メドゥーサの顔のついた盾を持っています。盾の内側には蛇。ベルトも蛇です。

どうして蛇を持ってるの?

こたえ。。。蛇はお守りとしての意味があったそうです。

頭の上にスフィンクスとペガサス。蛇のネックレスを身に着けています。

 

「トリプトレモスの派遣(デメテールとトリプトレモスとペルセフォーネ)~エレウシスの大浮彫」紀元前440~前430年頃

女神デメテル(農耕と豊穣の女神)の聖地エレウシスから出土した大浮彫。
デメテルが人間に穀物の栽培を教える神話を表したものです。

「馬に乗った少年」紀元前140年頃

 

エヴィア島アルテミシオン岬沖の海底から発見された像です

 

南イタリアのバイエで発見されたバイアエのアフロディーテ―像。西暦2世紀に制作

どうして南イタリアの作品がここにあるの???

こたえ。。。ホープ卿という人物のコレクションの一つでしたが、それをM.エンベリコスという人物が買い取って、1924年にアテネの国立考古学博物に寄贈したそうです。

どうしてここに象がくっついているんだろう❓
埴輪みたいで面白いでしょう〜
未知なるモデルのブロンズ肖像

いつ作られたの???

ヘレニズム時代、紀元前1世紀。目ははめ込んであります。この時代にすごい技術ですね。

どこで見つかったの???

こたえ。。。デロス島パレストラ湖

次の部屋には壺がたくさん展示してあります。

壺の中から、たくさん出てくる日用品?

 

階段に飾ってある絵、ギリシャ神話の絵のようですね。

 

大きな壺もたくさん展示してありました。

 

持ち手が顔に見えますね(笑)

博物館の中は迷路のようで、迷いそうになりましたが、同じツアーの人たちと合流、無事に集合場所までたどり着くことができました。

パルテノン神殿に向けて出発~

~アテネの交通事情~   アテネ中心部の交通渋滞の緩和をはかるため、市内に乗り入れることのできる自家用車が、ナンバープレートの末尾の数字(奇数または偶数)で、曜日ごとに制限されています。

~ギリシャ語~  英単語のうち、約5万6千の言葉がギリシャ語に由来しているそうです。英語のalphabetはギリシャ語のα(アルファー)とβ(ベータ)から来ています

~デモクラシーの語源~   デモクラシーの語源は古代ギリシア語のデモクラティア(民主主義)。ギリシャのアゴラで生まれました。

 

朝散歩で歩いた通りもバスで走ります。

パルテノン神殿駐車場に到着!

駐車場から、パルテノン神殿に向かい、坂道を登っていきます。

 

イロド・アティコス音楽堂(通称イロディオン)

いまもコンサートが開催される素晴らしい音楽堂です。

どうして音楽堂を建てたの???

こたえ。。。161年に、ギリシア人の貴族でローマ元老院議員(王政ローマにおける王の助言機関)であったイロド・アティコスが、妻のアスパシア・アニア・リジラを偲んで建設しました。

何人収容できるの???

こたえ。。。約5000人以上収容できます。

こちらはイロド・アティコス音楽堂入り口

 

手間前に見える建物は古代アゴラ。

 

あと少し。。。石灰岩は滑りやすいので気を付けて登りましょう~

 

ここが入り口?                アクロポリスの入り口であるプロピュライアでした。

 

大きな門ですね~

 

パルテノン神殿が見えてきた!(^^)!

みんな無事にアクロポリスの丘に到着!

アクロポリスってどういう意味???

こたえ。。。「小高い丘、高いところ、城市、成山、平地内の孤立した丘」という意味です。

おまけ。。。「ポリス」はいくつかの英語の語源となっています。police(警察)、policy(政策)、politics(政治)など。

パルテノン神殿は工事中

オフシーズンで観光客はこれでも少なめです。

当時の様子

どうしてパルテノンと呼ばれたの???

こたえ。。。ポリスの最強国であったアテネが、国の威信(いしん→信頼)をかけて建設したもので、守護神アテナ(12神の中の知恵の女神)がパルテノス(処女の意味)の神であったところからパルテノンと呼ばれました。

大きいねえ~

 

パルテノン神殿東側南部の破風の彫刻(模刻)

 

近くで移籍を見ると柱大きさがよくわかります

 

展望台に行ってみました。

 

アップしてみます。ゼウス神殿ですね。かつては104本のコリント式の柱が立っていたそうです。

 

リカヴィトスの丘方面。

 

パルテノン神殿の西側に残されている古代建築物は、「エレクティオン」です。

行ってみましょう~

近くまでやってきました。

 

隙間から景色を眺める。。。

 

中には入れません。

 

イオニア式柱頭 円柱上端にはアンテミオンの浅浮彫が見られます。

 

破風にはこんな彫刻もあったようですね。

 

からだで柱をさえています。

エレクティオンってどんな神様なの???

こたえ。。。女神アテナが育てたアテネの始祖エレクティオン(エリクトニオス)が祭られています。「アクロポリスの神殿群」の中では最も新しく紀元前407年に完成しました。

 

本物は新アクロポリス美術館(5体)と大英博物館(1体)にあります。

アクロポリス美術館は、床はガラス張り、水を持ち込んでよいそうです。  いつか行けるといいなあ~

修復が進んでいるので、今後が楽しみですね。

 

パルテノン宮殿の裏側には修復用のトロッコ電車の軌道があります。

 

エンタシスの柱を眺めます。

エンタシスの柱ってなあに???

こたえ。。。円柱を下から上にかけて徐々に細くする、あるいは柱の中程に膨らみを持たせたスタイルのことです。

どうしてそんな形にしたの???

こたえ。。。膨らんでいるように見せるためではなく、「柱に近づいて見上げた時に真っ直ぐに見えるように工夫されたもの」なんだそうです。

日本でもエンタシスの柱が見れます。どこにあるでしょう???

こたえ。。。法隆寺の「西院伽藍の廻廊」と「金堂の柱」に見られます。ずっとパルテノン神殿のエンタシスの柱を見てみたいと思っていたのでうれしかった!(^^)!

おまけ。。。

パルテノン神殿は、ローマ時代までその姿をとどめ、中世にはキリスト教会として、さらにはオスマン帝国の占領下に入ってからはイスラムのモスクとして余命を保ってきました。

しかし、1687年にアクロポリスを包囲していたヴェネチア軍の砲撃により、火薬庫として使用されていたパルテノンは爆発して吹き飛び、大きな損傷を受けました。

19世紀に始まった修復作業は、現在もなお続行中です。

ここからみんなで駐車場に向かいますが、その前にアテネの街を写真におさめます。

崖の上にパルテノン神殿が立っています。(海抜156mの石灰岩の岩山)

イロド・アティコス音楽堂

アテネの街には高層ビルはありませんね。

さあ、下っていきましょう~

一気に下りてきました。駐車場まであと少し。

バスに乗り、パナシナイコスタジアムへ。

近代オリンピックの第1回大会の1896年の競技場として使われました。

いつ作られたの???

こたえ。。。紀元前329年に建設され、当時の古代ギリシャでアテナイの祭典に使用されていました。紀元前250年に改築、紀元前131年には大理石によって再建されました。

収容人数は???

こたえ。。。4~5万人収容。

近代オリンピックの第1回大会の1896年の競技場として使われました。

おまけ。。。2004年のアテネオリンピックでマラソン金メダリストの野口みずき選手がゴールした場所です。

 

昔の様子。

 

こちらは古代の様子。

 

昼食の前に、ツアーで初めてのお土産物屋立ち寄り。。。

JTBルックのツアーは、参加者の立場に立った日程が無駄なく組まれています。→初参加の感想〜

この細い道をバスで通ってレストランへ。
ギリシャ最後のお食事 プラカ地区にて
食後、町をぶらあ~り

1人参加の男性3人がすごく仲良しになっていて、嬉しくなりました😉

ギリシャさらばじゃ👋

ドーハーまでは、1人参加の男性が隣でした。これまでの人生を語ってくれました。大きなクレーン🏗を運転されているとのこと。70歳でも現役、かっこいいなあ〜

窓側の友達は熟睡でした😚

ドーハで乗り継ぎ、日本へ。通路側で映画の見放題で退屈することなく成田に到着❣️

仏像好きな私にとって、仏像のルーツを感じる旅となりました。

ギリシャに行きたいと言ってくれた友達に感謝♡です。

2015年のギリシャ不安から日本人観光客の足は遠のいたままで、ギリシャのツアーは催行しないことが多いです。2020年日本でのオリンピック開催で、少しずつ人気が出てくるといいですね。

ギリシャって、バスで走っているとここは日本?と思うような景色もありました。岡山県の牛窓が、日本のギリシャと呼ばれる意味も理解できました。

手作りラバと磁石のお土産

おしまい。。。

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