どこかにマイル福岡〜2022年9月7日〜9月10日〜武雄温泉〜佐世保〜伊万里〜唐津の“旅館綿屋赤獅子の部屋〟編〜其の弐〜

9/9(金) 泊2→武雄温泉9時42分みどり3号→10時26分佐世保12時42分特急みどり16号→13時13分有田14時03分松浦鉄道西九州線→14時26分伊万里16時21分→17時13分唐津→からつ温泉旅館綿屋泊3

ホテルの部屋からの眺め
こちらは武雄温泉駅

朝6時から朝食を食べて、ホテルの自転車をお借りして町散策に出発〜

藤山橋を渡ります。
御船山(みふねやま)見えるね!!
武雄神社に行ってみましょうー
武雄神社に到着!
創建はいつ?

こたえ。。。735年奈良時代に創建された神社です。

おまけ。。。735年は、太宰府管内で天然痘が流行し、多数死亡したそうです。
宿泊中のホテル名前の入った石灯籠
本殿が見えてきた。
このカラフルなボールはなあに?

こたえ。。。金土日ライトアップのための飾りです。
しっぽに傘が付いた狛犬さん
反対の細いなさんにも傘がついています。

暑くなると傘をさすのかな?

鳥居がでかい⛩
石がついであるね。
どうしてだろう???
神主さんに、肥前鳥居の特徴を教えてもらいました。
①柱が3本継
②鳥居の1番上の横の石(木鼻)がバナナ状
③上部の木鼻の間隔が狭い
④上に行くほど柱が細くなる
境内からの眺め。。。
傘もライトアップされるんでしょうね。

狛犬の傘は、きっとライトアップで使うんだね。
樹齢3000年の大楠があるんだって😳

見に行こう〜
塩竈神社にお参りして、
武雄の大楠へ
もみじの林を通り、
ムクゲ
竹林を抜けると、
正面に大きな楠が見えてきた!!
樹齢3000年楠木^ ^

おまけ。。。中央が地表近くで口を開けています。広さおよそ12畳の内部には、天神が祀られています。(武雄市観光協会ホームページより)

風雨に傷だらけになりながら耐えているんだなあ〜
まだまだ元気。。。

高さはどのくらいあるの⁈

こたえ。。。30メートルあります。

日本で1番の古木楠木はどこにあるの?

こたえ。。。大三島の大山祇神社(おおやまづみじんじや)です。しまなみ海道にある島です。みんなで見に行ったね。

石垣に沿って引き返します。
鳥居の向こうに見える木はなあに?
夫婦檜(めおとひのき)です。

どんな信仰があるの?

こたえ。。。👇
人の縁を大切にしたいなー
じっとこっちを見てる。。。
何か見つけたのかな🐱

自転車に乗って、御船山をぐるりと回ってみよう〜

坂道を上って行くと、

御船山のとんがり岩が近くに見えてきました。
ママチャリで頑張ってここまできました。

この花はなあに?

こたえ。。。センニンソウ
蛾の幼虫(^。^)

ソリ加減に魅了されました。

ここから、スイスイ下り道😊

御船山
昨年5月、主人と泊まろうと予約していた『御船山楽園ホテル』
チームラボってなあに?

こたえ。。。御船山楽園ホテルで行われるイベントです。
チームラボが、「Digitized Nature」というプロジェクトを行っています。デジタルテクノロジーによって「自然が自然のままアートになる」というプロジェクトです。

入場料を払って、日中も見学することができます。

センニンソウの咲いていた場所からも、入場口があるそうです。

この先に御船山楽園ホテルがあります。

ホテルに戻りましょうー

途中に大きな看板が。。。

慧洲園(けいしゅうえん)ってどんなところなの?

こたえ。。。九州随一と言われる約3千坪の純日本庭園です。

お庭を作ったのはだあれ?

こたえ。。。中根金作(なかねきんさく)です。

お庭の特徴は?

こたえ。。。茶畑と御船山を背景に、2000トンあまりの石組みの中を水が流れ、変化に富んだ植え込みで壮大な名園美を構成。春には名物の枝垂れ桜と色とりどりのツツジ、夏には流れる水の音が涼やかに心地よく響きます。(佐賀観光協会ホームページより)

中根金作さんってどんな人なの?

こたえ。。。中根金作(1917年8月28日 – 1995年3月1日)は、「昭和の小堀遠州」と呼ばれた造営家、作庭家です。

1番有名な作品は?

こたえ。。。『足立美術館庭園』です🤭

御船山さようなら

武雄温泉経由で帰ろう〜

尖った岩はなあに?

登れるのか行ってみよう。
鍵形道路の先に上り口がありそうー
カクカクと曲がって進んでいくと、
岩山への入口がありそうな道を見つけた!!が、
岩山は通じてそうな道は閉鎖中💦

振り返ると、

御船山が見える、あの洋館は何だろう?
空き家になってました。
凝ったつくりの洋館です。
楼門の前を通り、

ホテルに戻ってきました。

自転車はひとり3時間まで無料で借りることができます^ ^ありがたやー

温泉にゆっくり浸かって、チェックアウト
武雄温泉駅から、佐世保に向かいます。
予定より1本早い電車に間に合いました。
指定席も変更しました。
日田のブランシールの焼き菓子、おやつに頂きます。
帰りに立ち寄る予定の「有田駅」を通り過ぎて、
早岐駅(はいきえき)で、『ハウステンボス号』と『特急みどり』の連結が切り離されます。
特急みどりで佐世保駅に到着!!

カラフルな絵はなあに?

こたえ。。。佐世保独楽です。別名「喧嘩独楽」鉄製の菱形のケンをもち、その一つひとつを手作らりれています。


どうして、『喧嘩独楽』って呼ぶの⁈

こたえ。。。相手の駒に自分の駒を投げ当てて倒すからです。
『すばらしい生き方ができる』っていい言葉😊

佐世保駅は、「日本最西端の駅」です。

改札を出ると、

お菓子の直売所がありました。

どんなお店なの?

こたえ。。。佐世保駅に味カレー(スナック菓子)でおなじみの大和製菓のお店です。、

本場の佐世保ボウイ^ ^
観光案内所で教えてもらった『カトリック三浦町教会』へ
わたしの羊の意味は?

こたえ。。。わたし→神、羊→クリスチャン
窓の外から覗いてみる。
今日は中には入れないようです。

と思っていたら、シスターが近づいできて、「どこから来られたのですか?横浜から、遠くから来てくださったのですね。今であれば中に入れるのでどうぞ!」と声をかけてくださいました😊

どんな歴史のある教会なの?

こたえ。。。1899年に佐世保教会という名称で、谷郷町に設立されました。ところが、更なる信者の急増に伴い、より大きな教会の必要性にせまられ、1931年に現在の教会が完成しました。美しいゴシック建築ですが、設計者、施工者共に不明。また、太平洋戦時下においては、異教として軍部の圧迫を受け、空襲の目標になりにくい様に黒く塗られ、戦火から免れた大変貴重な教会です(ながさき旅ネットホームページより)

何で黒く塗ったの?

こたえ。。。コールタールです。

ウクライナに平常な生活が戻りますように。。。

教会の裏手に出て、下っていくと、

トンネル横丁に到着!!
お店の中はどんな風になってるのか興味津々
小川商店のおかみさんとお話しできました☺️

「奥は、あとで掘ったもので防空壕ではなかったんですよ。」

防空壕を使っている店舗もあるそうです。

『小川商店くじら』ってどんなお店なの?

鯨専門店も、食文化の変化とともに徐々に減って行き、佐世保の中心部戸尾市場街では、ついに当店が唯一の鯨専門店になってしまいました。
とんねる横丁のお店
させぼ四ヶ町(よんかちょう)のアーケードの距離はどのくらいあるの⁈

こたえ。。。516メートルあります。その先の三ヶ町(さんかちょう)商店街を含めると、960メートルあります。日本一元気な商店街といわれており、直線につながったアーケードとしては、日本一の長さを誇ります。

「四ヶ町」という名前の由来は?

こたえ。。。商店街が上京町・下京町・本島町・島瀬町の4つの町で形成されていることから「四ヶ町」と名付けられました。
次はみなとエリアに行ってみましょう〜
海はこの先。。。
みなとエリアに到着!!
佐世保といえば、軍港⚓︎

日本の軍港はいくつあるの?

こたえ。。。4つでしたね。

あと3つはどこだったっけ?

こたえ。。。横須賀、呉、舞鶴です。
ここから先には、佐世保基地内なので入れません。
佐世保港から九十九島巡りができます。
軍艦の見える場所

しばらく海岸線を歩きます。
競輪場を通り過ぎて、
たくさんの軍艦が停泊中ー
軍艦の番号が見える。
4001だって!!どんな船なの?

こたえ。。。海上自衛隊の輸送船です。大隈半島に由来して『おおすみ』と呼ばれています。
佐世保行きのバスは1日1本だけ💦
帰りは歩くしかないね☀️
お猿さんの単管バリケード
思ってたより公園は遠い。。。
美味しそうなお店発見『させぼ洋食本陣』

昭和49年創業の地元の方々愛されているお店です。

赤煉瓦倉庫まではまだ距離がありそうー

諦めて引き返す

2003年に解体された『倉島赤煉瓦倉庫』のレンガ
みなとエリアに戻ってきました。
佐世保の看板の前でパチリ!
佐世保駅に到着!!

構内のスーパーでお昼ご飯の買い出し。。。

佐世保バーガー食べたかったなあ。。。
特急みどりに乗車!!
みどりの車体が可愛いね💕
地元でしか味わえない『ロンサンド』のお昼ご飯

しっとりしたパンに、具材と少し甘めのたっぷりマヨネーズに絡み合って美味しい〜
牛乳も地元産にこだわりました。
有田駅に到着!!
駅のホームの有田焼
貨物を運んでるのが見える。トラックに積んでるのかな?
さっきの絵柄とよく似ている有田焼
伊万里駅行きホーム確認しておこう〜
JRと同じホームから乗れるんだね。
ここにも有田焼
有田焼の賑やかな通りまでは、1時間で往復は無理そう。。。

上有田駅にが最寄駅なんだ!
看板の写真でも撮ろう〜
有田焼色の風鈴
駅前の時計
ザクロ
ここはやきもの通り。。。
マンホール
有田焼のシャンデリア→鶴瓶の家族の乾杯で見た有田焼^ ^
壁に有田焼が埋め込まれている、やきものの町だねえ〜
ヘアーサロン
バス停も有田焼の飾りがついています。
有田内山の町並みまでは、2キロ離れています。
九州陶器文化会館っていうのもあるんだ。
体育館
この橋はなあに?

こたえ。。。新田ノ平橋(有田紋様の橋)です。
海をわたるうさぎ
水墨画のような絵
歩道橋に上がってみる。
有田駅が見えます。
ひがしのまえばしを渡ります。
立派な壺。どんな壺なの?

こたえ。。。『海を渡った古伊万里の美とロマン』を代表する壺の複製です。実物は、九州陶器文化館に展示されています。

アリタセラってどんな場所なの?

こたえ。。。有田焼のショッピングモールのことです。
有田にも岩山があります笑
『たかはしのごどうふ』って?

こたえ。。。名物『たかはしのごどうふ』は国産の大豆を100%使用し、北海道産のばれいしょデンプンだけで練り上げています。(有田散歩ホームページより)
伊万里行き電車に乗ります。
運転席
私鉄松浦鉄道なので切符を購入〜
あの煙突はなあに?

こたえ。。。「藤巻製陶」の煙突です。 藤巻製陶は、1775年から現在まで240年以上も有田町外尾山の地で磁器製作を続けています。
蔵宿駅(ぞうしゅくえき)
明治31年に開業した当時から大正2年に改築されてたようです。

おまけ。。。有田駅から伊万里駅の区間は、陶器運搬のために開業した路線なんだって!!
伊万里駅に到着!
伊万里焼見てみよう〜
窯元は、駅から5キロも離れてるだねえ💦
松浦鉄道のマスコット、『マックスくん』
伊万里駅行きの線路はここでおしまい
14時の大川内山行きのバスは出発したばかり^^

松浦鉄道の窓口で電動自転車を借ります。

伊万里駅を出発〜
右に曲がります。
田園風景の中を走るのは気持ちいい〜
あと1.4キロ
緩やかな上り坂が続きます。
まだかなあ〜
鍋島藩窯元の文字の文字が見えてきた。
鍋島藩窯元橋
立派な壺
側面は龍の柄
たくさんの窯元が点在してるね。
ここから窯元が軒を連ねています。
この道を上ってみよう〜
伊万里焼のお店を覗きながら、上っていきます。
鍋島藩窯公園に到着!!
公園内を散歩する時間はありません💦
塀に伊万里焼が埋め込まれているね。

1番奥の窯元を見学したあと、子供食器を置いてあるお店を教えてもらいました。

「何も買わずに申し訳ないなあ」と思っていたら、「みんな家族のようなもんだから、気にしなくていいのよ」と言ってくれました^ ^

教えて頂いたお店で、

青山窯で孫の食器を買いました😍
こんなに立派なお店でした。

電車の時間に間に合うように帰らなきゃ!!

帰りは下り坂
伊万里駅に到着!!
JR伊万里駅から唐津行き電車に乗ります。
一両編成
車体には佐賀の観光地が描かれてます。
さあ出発〜
大川野で電車とすれ違う。
駒鳴駅、梨の絵が書いてある。

おまけ。。。映画『僕達急行 A列車で行こう』監督・森田芳光 JR筑肥線・駒鳴駅(佐賀県) 何もないのがいいのだそうです。
山本駅だって!!友達の名前と同じ笑

どんな駅かな❓
筑肥線の山本駅はこんな駅^ ^
唐津駅に到着!!
唐津駅→伊万里行き電車にかわりました。

改札口へ

4つの曳山が飾ってあります。

何に使うの?

こたえ。。。唐津くんち祭り使います。

唐津くんち祭りはいつ始まったの?

こたえ。。。現在の唐津くんちの原型が始まったのは、江戸時代・寛文年間(1661~1673)の頃です。さらに、1819(文政2)年、京都の祇園山笠に発想を得て作られた「赤獅子」が唐津神社に奉納されたのが曳山行事のはじまりといわれています。

この怪獣はなあに?

こたえ。。。「松ぼっくりゴジラ」です。

おまけ。。。まちづくりグループ「からつ夢バンク」と九州大学の学生との共同で制作しました。約1万個の松ぼっくりでできています。会が来年20周年を迎えるにあたり、活動を知ってもらうためと、虹の松原のPRのために展示しています。(佐賀3分ニュースより)
駅前の獅子☺️

案内所で観光地図をもらい、

旧唐津銀行の見学時間に間に合いそうなので寄ってみましょう〜
秋田犬、写真を撮らせてもらいました。
可愛い💕
曳子(ひきこ)像→曳山に参加する人のこと
日本三大松原の一つ「虹の松原」
旧唐津銀行が見えてきた!

銀行としていつまで使われてたの?

こたえ。。。平成9年(1997年)まで使われていました。

唐津市に寄贈された現在は、修復期間を経て一般開放されています。佐賀県指定重要文化財です。

(唐津よかばいホームページより)

いつ施工されたの❓

こたえ。。。明治45年(1912年)に竣工されました。

誰が設計したの?

こたえ。。。旧唐津銀行本店は、東京駅を設計した唐津出身の辰野金吾が監修し、弟子の田中実が設計しました。
銀行のカウンター
コリント方式の柱なんだって!!→古代ギリシャの建築様式です。

このカウンターで窓口業務なってみたかったなあ〜
2階は『辰野金吾記念館』です。
アールヌーボー調のシャンデリア(復原)
こちらも当時と同じ壁紙で復原
暖炉&絨毯
辰野金吾が東京駅設計工事の真っ最中だった為、愛弟子の田中実に委ねたそうです。

おまけ。。。竣工当時、辰野金吾57歳、田中実27歳でした。

辰野金吾建築の特徴→イギリスのビクトリア様式の一つの『クイーンアーン様式』を日本化したもので『辰野式』と呼ばれています。

クイーン・アン様式ってなあに?

こたえ。。。18世紀前期のイギリスで、アン女王の時代に流行した建築・家具の装飾様式のことです。または、イギリスが入植を始めた時代のアメリカで広く発展した様式の一つでもあります。(住宅用語辞典集より)
幾何学化の模様は、新しいデザインなんですね。
武雄の楼門の絵😁辰野金吾の設計でしたね。
イオニア式の柱→古代ギリシャの様式の一つです。

コリント式、イオニア式など色んな様式を取り入れた建物が、辰野金吾設計の特徴のひとつです。

係の方が、「佐賀駅に行くんだったら、是非とも辰野金吾の展覧会があるので行ってみてください」と資料を見せてくれました。行ってみようかな〜

大名小路バス停を通り、
旅館『綿屋』に到着!!
立派な建物だなあ〜

早速チェックイン

今晩のお部屋は「赤獅子」

隣のドアを開けると、露天風呂の入り口🤭

露天風呂は、今日は女性専用
近いから、何度でも入れるね笑
赤獅子はどんなお部屋かな〜
左側がお風呂とトイレ

またひとつドアがあります。
ドアを開けると、
想像していたのと同じクラッシックなお部屋♡
ここは開きません。。。

かつてこの部屋が応接室に使われていた時のドアかな?

昭和の時代には、玄関脇に応接間を設けるお家が多かったですよね。実家にも、玄関の傍に応接室がありました。
電気のまわりがひまわりに見える。

壁は白漆喰塗りです。
窓も木枠がはめ込まれています。

個室に通してもらって晩御飯をいただきます。

お品書き。。。
トマトの野菜饅頭はじめて頂きました。
ご馳走地がたくさん運ばれてくる😀
鯛は塩焼きが多いけれど、煮付で頂きます。美味しいよ!!
お庭からは満月が見えて、優雅な気持ちになりました(^ ^)
お花の生け方勉強になります

花瓶は唐津焼かな?

味にバリエーションがあら、美味しくって全部食べちゃいました!!

ロビーでコーヒー頂きます。
綿屋は、140年以上前に料亭として創業しました。
大和絵が飾られていました。
職人の姿が描かれています。

大人の癒しの宿2018年の本に、

「赤獅子」の部屋が載ってました。

今の部屋と少し違いますね。
綿屋ロゴ入り自動販売機

部屋に戻り、

部屋タイムを楽しむ^ ^
天井が高くて、
間接照明が心地いい〜

寝るのがもったいないなあー

宿に招待してくれた息子に感謝です。

ありがとうー

1万7622歩、歩きました。

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