北海道 礼文島(礼文岳)と宗谷岬の旅 ~2017年7月28日~30日~

7/28(金) 羽田空港19時00分(30分遅延)JAL527便→20時35分千歳空港バス→大通り公園→バスターミナル23時00分バス(6200円)→車中泊1

今日はプレミアムフライデー、いつもより早めに仕事を終えます。余裕で、空港に向かいました。飛行機30分遅延のため、札幌でラーメンを食べる時間はなそうなので、空弁を買って、食べながら時間を潰すことにしました。

何故、礼文島へ???

私が北海道へトレッキングに行きたいと言っていたのを覚えてくれていた友人が、北海道旅行は決めた?と声をかけてくれました。まだ何にも考えていなかったところから、急展開!行先も、7月に行って、お花の綺麗な場所はどこ?という話になり、すぐに’’礼文島’’に決まりました。お互いのスケジュールを確認して日程を決めたつもりでしたが、娘が友達の結婚式で横浜に来る!ってことを忘れていました。週末、ひとりぼっちにさせてしまいごめんなさい。。。(-_-)反省

しかし、2日間で礼文島へ、こんなタイトな旅行を誰が思いつくでしょうか?初めは、絶対無理と思っていました。。。が、一晩寝るとよい案が浮かぶものです。稚内に早朝につければ不可能→可能にできる、もしかしたら札幌から夜行バスが出ているかもしれないと思いつきました。帰りの飛行機も、羽田空港直行便だと時間の制約と運賃がかさみます。札幌で乗り継げば滞在時間を最大限伸ばせて、運賃も格安になります。(ただし、羽田空港着が遅い便でないとダメです)早速、調べてみるとまだJALウルトラ先特、ANA旅割75が使えることがわかりました。これで、3日分の滞在時間を2日間で凝縮することができます。

当初、交通費がかさむので、宿はユースホステル桃岩荘で節約しようという案もでましたが、せっかく礼文島まで行くのだから最北限に泊まろうということに決まりました。この旅行を決めるときに、主人もそばにいました。ちょっと宿選びで悩んでいる姿を見て、少々高くてもゆっくりできる方がいいよと言ってくれました!(^^)!

7/29(土) 5時30分稚内港6時20分フェリー(ボレアース宗谷1等和室4100円)→8時15分礼文島香深港8時40分送迎車→9時00分内路(ないろ)バス停9時10分→10時30分あと2キロ70分の標識(ちょうど半分)→11時40分礼文岳(490メートル)13時35分→15時10分内路バス停15時21分バス→16時00分スコトン岬バス停→アザラシの見える宿 礼文島スコトン岬泊2

昨晩、大通り公園近辺に2か所のバスターミナルがあるとは思っていなくて、迷ってしまい出発ターミナル到着がぎりぎりになってしまいました。急いで切符売り場で予約番号を伝えて切符を購入。(席は自由席です)本日満席。前3列が女性専用席、3列シート、少しゆっくりできます。寝れないと覚悟していましたが、疲れていたこともあり、思っていたより眠れました。女性専用席に座れました♡

フェリーは、体を休めようと一等席和室に決めていました。簡単な仕切りとマットがついています。ゆっくりと休めました。

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稚内の地元の方は、気温が25度になると暑くてバテテしまうそうです。24度は稚内の真夏の気温なのですね。最高温度は28度ぐらいだそうです。
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朝ごはん、北海道づくしよ~
香深港到着!帽子をかぶろうと思ったら見つからない。。。駅前のお土産屋さんで帽子と軍手を購入しました。合わせて1600円、買えてよかったと思ったら、

家に帰って見たら、洋服予備袋の中からみつかりました。とほほ。。。

友人は、ストックを忘れてお土産物屋さんで買っていました。お互いペナルティワン(#^.^#)

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殆ど揺れはありませんでした。曇り空で雨が落ちてきそう~
先週までは曇りや雨の日が多かったそうです。港に撮影をしている人がいて、なんだろうと思っていました。スマステーションのロケが今日まであったそうです。わたしたちの乗ってきたフェリーで帰るところだそうです。納得!スコトン岬民宿にも取材が来たそうです。来月12日放送を見なきゃあ~

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さあ、海抜3メートルからのスタート。高山植物らしき花を見つけては写真に収めたり、ゆっくりと登ります。途中から、霧の中に突入です。’’山頂は見事に霧におおわれて何も見えなかった’’と下ってくる方が残念がっていました。

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カラフトニンジン(せり科)
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オトギリソウ(オトギリソウ科オトギリソウ属)日本全土に生息する
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チシマアザミ(キク科アザミ属)
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アリドオシラン(ラン科アリドオシラン属)山地帯から亜高山帯にかけて千島列島南部、北海道、近畿地方以北の本州、四国に分布する

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マイズルソウの実(スズラン亜科マイズルソウ属)
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ヨツバヒヨドリ(キク科)
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ハイマツ
 

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エゾムカシヨモギ(キク科)
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ヤマハハコ(キク科ヤマハハコ属)
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八ヶ岳でも見たゴゼンタチバナ!
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ゴゼンタチバナの花びらが落ちちゃった。。。
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レブンシオガマ(ゴマノハグサ科)礼文島では花が20数段になります。
山頂は霧の中で展望はありません。悔しいのでしばらく霧が晴れるのを待つこと一時間半、諦めかけたころに北東の方向から霧が晴れてきました。360度霧が晴れたわけではありませんでしたが、待ち続けた甲斐がありました。頂上で2時間滞在しました。山頂では、キャンプ場に宿泊するという一人旅の男性の方がいらっしゃり、明日は岬めぐり8時間コース。その後、利尻富士にも行くとおっしゃっていました。

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登山道はしっかり整備されています。途中に偽ピークがあります。
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霧が次々と山を越えていきます。やっと海が見えた♥
 

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キンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ属)原野にふつうにみられる。
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ウメガサソウ(イチヤクソウ科ウメガサソウ属)
 

 

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ヨツバヒヨドリの密は美味しいのかなあ~。虫たち一番人気です。
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下山途中に見えた利尻富士!1721メートル
 

内路バス停からへ、路線バスでスコトン岬へ向かいます。学生の時代に泊まったキャンプ場近くを通り過ぎていきます。しばらくして、スコトン岬に到着!昔の素朴なイメージはなく、きれいに整備されています。海岸の平たい石をひらってみんなで景色(トド島)を描いて記念に持ち帰ったのが懐かしいです。あの石はどこへいったのだろう???そんなもんですよね。

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スコトン岬から礼文岳がくっきり見えます。島の天気は変わりやすいそうです。
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利尻昆布ソフト400円
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宿まであと少し。。。スコトン岬の崖の下にあります。
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タカネナデシコ
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キタノコギリソウ(キク科ノコギリソウ属)
 

家族4人でスコトン岬を訪れたのは11月でした。。。吹雪で寒くて景色はよく覚えていません。お花畑の岬もみんなに見せてあげたいな~

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ムラサキツメグサ(マメ科シャジクソウ属)
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フタナミソウ(キク科フタナミソウ属)日本固有の花で礼文島のみ分布します。珍しい花だったんだ。。。
 

夕食後、夕日が沈むのを見に行きました。友達が部屋に戻った後も、ずっと空の色が変わっていくのを見ていました。贅沢な時間です。

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スコトン岬からは、夕日も朝日も見ることができます。なんて素敵なところでしょう!(^^)!
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宿にも明かりがともります。宿の夕食は、エゾバフンウニが食卓に並びました。こんなにたくさんウニを食べたのは初めてです。(実はウニは苦手ですが。。。味は甘くてとろりとしていました。)
夜は、星空観察です。天の川も見えました。

7/30(日) 泊2→スコトン岬バス停7時40分送迎車→8時10分香深港8時40分バス→8時50分桃岩登山口→9時10分桃岩展望台→10時15分猫岩展望台→10時30分元地灯台11時30分カナリヤパーク→12時10分香深港12時25分フェリー→14時20分稚内港レンタカー→宗谷岬→稚内空港17時30分ANA4844便→18時25分新千歳空港21時25分ANA084便→23時00分羽田空港

3時50分起床!宿の前から日の出を拝みます。約2時間、近くを散策したり、移りゆく海を眺めていました。

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宿の前の海岸から、朝日がが昇ってきました。エゾオグルマ(キク科)
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コンブ漁の漁船もやってきました。
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私たちの部屋は山側のちょっぴりお安い部屋でした。海側の部屋からは朝日が拝めます。
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オオミミナグサ(ナデシコ科 ミミナグサ属) 北海道の海岸などに生える
 

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よく見ると、カモメがヒトデをくわえています。食べちゃうのね~
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さようなら~ スコトン岬 また来るね!夏、冬、夏と3回もきちゃった。。。
スコトン岬バス停で送迎車を待っていたところ、路線バスが到着しました。そこから、昨日礼文岳であったお兄さんが降りてきました。(笑)岬めぐりの起点はスコトン岬ですもんね。

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海岸と海の境目に黒くごみのように見えるのは、実はアザラシです。もっと近くで見たかった。。。
荷物をコインロッカーに預けて、私が一番歩きたかった桃岩方面トレッキングに出発。学生時代にバスの中から眺めて、あんなお花畑の中を歩けたらいいなあ~とずっと憧れていた場所です。

期待を裏切らない景色が広がります。天気予報は曇りでしたが、しっかりと晴れてくれました。嬉しいです。

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桃岩登山口到着!後方の山を登ります。
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シオガマギク(ゴマノハグサ科シオガマギク属)山地~高山帯の草地などに生える

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エゾニュウ(せり科シシウド属)ニュウはアイヌ語で苦いという意味
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エゾノコンギク(キク科シオン属)
 

知床バス停からバスに乗り港に向かう予定でしたが、早めに知床方

 

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ひとりの女の子が 赤いお屋根に向かって ”おーい桃岩荘~”” と何度も何度も叫んでいます。やっと赤いお屋根の上のスタッフが気づきました。ここに到着したら、声を掛け合うことになってるそうです。宿は、空いていましたよ。みんなねぶた祭りに行っちゃったから。。。と女の子は話してくれました。年配の人も宿泊されていたそうです(年配といってもきっと我々より若い人であろう(笑))
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エゾノコギリソウ(キク科ノコギリソウ属)
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トウゲブキ
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イブキトラノオ(タデ科イブキトラノオ属)北海道から九州の山地帯から高山帯に分布
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レブンウスユキソウ (キク科、ウスユキソウ属)多年草の高山植物です。北海道のエーデルワイスと呼ばれています。

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元地灯台とコガネギク
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キタノコギリソウ(キク科ノコギリソウ属)北国の海岸線に生える

知床バス停からバスに乗り港に向かう予定でしたが、早めに知床方面に下山できたので、予定を変更しカナリアパークから港まで歩くことにしました。

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利尻富士を望む絶景の場所に、映画のロケに使われた建物があります。ここから港までは30分。
港に着くと、ユースホステル桃岩荘の宿泊客とスタッフの方と見送りの踊りが始まってます。見送られる人も踊っています。ワンゲルのスタンツを思い出しました。

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ユースホステル桃岩荘のお見送り
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牛乳が買えなかったので、アイスクリームを頂きまーす。
港に着くと、友人の手配してくれたレンターカーの方が迎えに来てくれていました。とてもスムーズに宗谷岬までたどり着くことができました。そして空港までも荷物の煩わしさを感じることなく行動できました。どうもありがとう。

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宗谷岬が最北端。スコトン岬は北緯45度27分51秒と判明したため、最北限と名乗るようになった。
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宗谷岬から急な坂道を上ると公園があります。さすが北海道、広いです!
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あのプロペラ機で千歳空港に行くの?怖いけれど、テンションが上がります。
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利尻富士が見える~
 

 

千歳空港では乗り継ぎの時刻まで3時間もあるので、ここから無料バスで行けるアウトレットに行き、みそラーメンを食べてお土産を買いました。

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やっとラーメンを食べれます)^o^(
自宅に着いたのがすでに午前1時過ぎでした。電車の最終便に間に合ってよかった。

満足度100%の旅行となりました。また二人旅しましょう~

 

スポーツオーソリティトレッキングイベント登山ガイド小日向氏と行く塔ノ岳1491メートル ~2017年7月22日~

8時渋沢駅8時15分バス(210円)→8時25分大倉バス停(290メートル)9時10分→10時雑事場ノ平10時10分→11時駒止小屋11時10分→12時45分花立山荘12時55分→13時45分塔ノ岳(1491メートル)14時10分→15時15分ダウン15時30分→16時10分大観峰16時15分→17時大倉バス停17時15分→17時30分渋沢駅

今回のツアーは今週の火曜日(18日)に緊急に決まったイベントで、申込み第一号は私でした。5人で催行ということだったので、急すぎて人数が集まらないかも?という担当の方のお話だったのですが、前日の時点で7人、当日は10人(男7人、女3人)に増えていました。申し込みの決め手は、8月の南アルプスに向けての練習のためと、新しい登山靴のためし履きをしたい思いにぴったりのコースと日程だったところです。担当の緑川さんにネットに掲載したと思ったら、すぐに申し込みの電話がきて驚いたわといわれました。受講代金は、1000円です。

もう一つの決め手は、登山ガイド小日向氏(元、山と渓谷社の編集長)のご指導を格安で受けられることです。小日向氏は4年前富士山登山のときにお世話になりました。膝痛で登山は無理と思っていましたが、山での下りの歩き方を伝授していただき、また登山を再開できるようになりました。

しかし、富士登山の下り道、もたもたしている私に’’そこの赤いカッパの人、前に来て!’’と呼ばれ、先生のすぐ後ろを歩かせていただき、ダメ出し連続の個人レッスンを受けました。。。。そのときはちょっと怖かったですが、下り道を歩くときには、いつも小日向氏のことを思い出します。おかげさまで、今日の歩き方はすぐに合格が出ましたよ♥ 嬉しい~)^o^(

しかしここで問題なのは、塔ノ岳登山は標高差1100メートル、富士登山に匹敵する標高差があるということ、しかも、日帰り。前日の朝、膝が痛くて目が覚めて、腰痛も慢性的にあり、大丈夫かと急に不安になり、昨日早速、整体に行きました。骨盤がゆがんでいるのを強制していただき、膝は本来であればテーピングした方が良いと言われましたが、明日の登山前には整体に行けないので、ストックを使ってひざに負担をかけないように気をつけてと言われました。そして、来週もちゃんと来るようにと言われてしまいました。はあい。。。しばらく通います。

さていよいよ出発の日。今日は3つのアクシデントがありました。。。

ひとつ目、秦野駅集合と勝手に思い込んで一つ手前の駅で電車を降りてしまいました。早めに到着したつもりが、集合時間に10分遅れてしまいました。緑川さん緊急用の携帯番号を教えていただいていたので連絡を取り合うことができ、大丈夫でしたが。。。朝一番から気忙しい山行になりました。

ふたつ目、強脚ぞろいのメンバーで、登りでは後半遅れてしまい、前後だあれもいなくなってしましました。自分でもどうしてかわからないんだけれど、前に進んでいたつもりが来た道を引き返していて、後ろにいた担当者に遅いから迎えに来てくれたのかと思ったわ。と言われました。ちょっと狐につままれた気分でした。。。。というわけで、皆さんよりたくさん坂道を登ることになりました(ー_ー)!!

みっつ目、携帯の充電が気が付くとまだ山頂にも到着していないのに、8パーセントに。。。山頂に到着したときには、充電がきれていました。山頂の写真がなく、がっかりです。緑川さんやいっしょに登った仲間が充電器を貸してくれましたがうまく充電できず。スポーツオーソリティのブログにアップしてくださるらしいのでまあいいか。。。(ということもあって家に帰ってから、久しぶりにオーソリティブログ2013年、雨の中富士山に登った時の写真を見返しました。寒くてびしょぬれで本当につらかった。。。けれどここから二度目の登山のはじまりです)塔ノ岳山頂は霧に包まれ、視界なし。緑川さんも、こんなに何も見えなかったのは初めてとつぶやいていました。前のオーレン小屋フラワートレッキングの時と同じです。今年は空梅雨だったし、そのせいかしら。。。と自分に言い聞かせる。

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登り始めて最初の小屋、観音茶屋が見えてきました。登山道には多くの山小屋があります。
シモツケソウ(ビジターセンター提供の写真です)最初の休憩場所で教えていただきました。実際に咲いていました。

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こちらは、丹沢の名前の付く唯一の花だそうです。今はまだつぼみで、見つけることができませんでした。ツル科の植物での地を這うように花が咲くそうです。
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塔ノ岳は雲に隠れて見えません。
 

一日中、本当によく歩きました。アクシデントはあったけれども、登頂できて良かった。小日向氏にも登頂できたからそれでよし!と励ましの言葉を頂きました。心配していたヒルは、空梅雨のため数は少なく、被害はありませんでした。

水分は2.5リットル、摂りました。(下山途中、水分が足りなくなり、花立小屋でペットボトル500mℓ400円のコーラを買いました。山で飲む、コーラは最高です♥)今年一番の汗をかいたと、全員一致の感想です。

小日向氏いわく、登山は、疲れないようなスピードで長く歩け続けられることが大切!とおっしゃっていました。

オーソリティクラブは11月で一旦なくなってしまうそうです。富士山と今回のツアーしか参加していないけれど、オーソリティ通信が届かなくなると思うとなんだか寂しいです。

お仕事前に、毎日雨が降っても20キロ歩くと言っておられた男性の方、登山を始めたばかりの若い女の子、老後夫婦の共通の楽しみを持つためにオーソリティクラブハイキングに参加されているご夫妻、きっと皆さんも残念に思ってらっしゃるのでしょうね。

いつかまたオーソリティクラブが再開することを願っています。

神奈川県にも、まだ知らない山が沢山あります。今度は、鍋割山にも登って、噂の鍋焼きうどんを食べてみたいものです。(鍋焼きうどんを食べるなら涼しい季節がいいと緑川さんから教えていただきました。)

おまけ。。。ヒルは、5月から9月に多く、吸い付かれても痛くないのですぐには分からないそうです。血が出てはじめて分かるそうです。靴から侵入するらしいので、靴下と靴の間にヒルよけスプレーと塩をたっぷりつけました。

 

 

 

八ヶ岳オーレン小屋フラワートレッキング ~2017年7月1日~2日~

7/1(土)中山6時46分→7時23分八王子7時29分あずさ1号→9時08分茅野9時20分送迎車→10時20分桜平10時30分→12時00分夏沢鉱泉→13時30分オーレン小屋

オーレン小屋のパンフレットを友人からもらい、素敵な山小屋だなあと思いました。行きたい人を募ったところ4人集まりました。みんなの都合を合わせ日程を決めました。ちょうど同じ日程でフラワートレッキング講習会を山小屋主催でやっていることを知り、参加してみることにしました。

ぎりぎりまで準備を怠っていたので、前日の仕事帰りに足りないものを購入したりバタバタしました。AM1時には準備完了。いつものことですが。。。

フラワートレッキング講習会は、大金の2万円を支払っていることもあり、やる気満々で臨みました。

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あずさ1号の車内販売で購入。とってもおいしかった❤
茅野駅に到着すると、大きな雨音を立て激しい雨が降っています。早速カッパを取出し着替えた後、それぞれ送迎車に乗り込みます。約20名の参加者がいます。

桜平に到着後、開講の集い。

講師は藤森祥平先生(筑波大学 植物寄生菌学研究室)、補佐は北原貴穂さん(八ヶ岳山岳ガイド協会所属登山ガイド)、守屋真美さん(長野県自然保護レンジャー)

3グループに分かれて行動。私たちは黄色グループ7人です。

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駐車場にまず咲いていたのは、サラサドウダン
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ヒロハカツラは、桜平から横岳の標高1800メートルから2100メートルに育ちます。葉っぱが大きいです。
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イチヨウラン。ラン科。葉っぱが一枚しかつかない。
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キバナノコマノツメ。葉の形状が馬のヒズメに似ている事からなずけられた。スミレ科なのに和名にスミレが付かない、数少ないスミレの種です。
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ゴゼンタチバナ。ミズキ科。花が咲く株は、葉が6枚。
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鹿が出現!
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毒わらび。鹿も食べません。わらびは、発がん性があります。
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オサバグサ。ケシ科。葉の形が、機織りの筬(おさ)に似ていることから名前が付着ました。最初にオサバソウと思い込み、なかなかオサバグサと覚えられません。
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ミツバオウレン。キンポウゲ科。オーレン小屋の名前の由来になっています。オーレン小屋はもともと営林署の施設だったそうです。
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シラビソ(右)とオオシラビソ(左)。 シラビソの葉は擦ると松やにのにおい。枝の茶色が見えます。 オオシラビソの葉は擦ると柑橘系のにおい。葉が密集していて、枝が見えません。
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こちらもミツバオウレン。見る角度によって少し違ったように見えます。
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シロバナノヘビイチゴ。バラ科。食べれます。
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オーレン小屋到着。
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ミヤマキンポウゲ。ミヤマキンポウゲ科。
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オーレン小屋近くに咲く貴重なクロユリ。肉系の腐ったにおいがするそうです。
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ミヤマバイケイソウ。ユリ科。これから花が咲きます。
 お風呂に入り、ごはんだ~。お風呂は檜ぶろ(石鹸は使えません)、トイレは水洗、快適に過ごせる山小屋です。

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晩御飯は桜肉のすき焼き♡食べきれないくらいのボリュームがありました。
21時消灯。

夜中の1時ごろ、いつものように足の裏、手のひらなどが熱くなり、目が覚めました。眠れないので、部屋から脱出。友人も、体調がすぐれずトイレに行った後、二人で食堂の椅子に1時間くらいいました。やっとお互い落着き、5時まで眠りにつくことができました。。。

7/2(日) 泊1 7時00分→8時30分赤岩の頭→9時50分峰の松目(2570メートル)→11時15分オーレン小屋12時50分→14時15分桜平送迎車→15時00分茅野15時55分はまかいじ→18時30分新横浜

夜中は雨音がひどかったけれど、ハイキング中はなんとか雨は大丈夫でした。しかし、赤岩の頭あたりの稜線まで来ると、かなり強い風が吹いています。今日のコースは悪天候のため、大きく変更になりました。(本来のコースは、夏沢峠→硫黄岳(お花畑)→横岳→赤岩の頭屋)

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タカネグンナイフウロ。オーレン小屋の前にありますが、ロープを張ってあり正面からみれません。。。
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昨日見た、ゴゼンタチバナ。葉っぱが4枚のものは花が咲かないそうです。
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カブトゴケ。地衣類、ヨロイゴケ科。
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ミヤマカラマツ。キンポウゲ科。
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コヨウラク。ツツジ科。
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ヤグラゴケ。地衣類。
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中央楕円形の二枚の葉っぱは、ミスズラン。2株で10万円?
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クロユリのつぼみ。
 

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タカネザクラ。バラ科。
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スノキ。葉っぱをかむと酸っぱい。日本のブルーベリーと呼ばれる実をつける。
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ウスバスミレ。
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コケモモ。ツツジ科。
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赤岩の頭到着!赤岳も硫黄岳も見えない。。。
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これから咲き始めるであろうシャクナゲ。今年は、全体的に花の開花が遅いらしい。
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シャクナゲの葉っぱが薄緑に膨らんでいる。もち病にかかっている。
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コイワカガミ。イワウメ科。群生して咲いていました。葉っぱが鏡のように光っています。高山になるほど、花の色が濃くなります。
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雨が降ると花を開いてくれない、コミヤマカタバミ。白色と紫色の花をつけます。
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紫色のコミヤマカタバミ
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カモシカや鹿が木の皮を食べてしまうそうです。
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峰の松目に到着!山頂の看板は2567.21メートルとなっていますが、実際には2570メートルあるそうです。樹木に覆われて、視界はありません。
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山頂の地衣類。どれもこれも生き生きとして、とっても可愛いらしいです。
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いろんな種類の苔が生えています。もののけ姫のモデルとなった森だそうです。
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八ヶ岳は日本の中でも貴重な苔の森が残っています。
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苔の愛好家も増えており、コケ女も増加中(笑)
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ハリブキ。葉っぱに茶色のとげがあります。
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チシマアマナ。ユリ科。
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クモマナズナ。アブラナ科。
 

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エーデルワイス
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オーレン小屋近くの苔の森。
 

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苔が可愛い!もやしみたい。。。
植物の名前を覚えるのは難しくて苦戦しました。一日目は、必死に頑張りましたが、二日目はその勢いも衰えました。トホホ。。。(前日にあれほど覚えた植物の名前が出てきません(ー_ー)!!)

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オーレン小屋の小鳥の餌箱に、ウソという名前の鳥がやってきました。名前の由来は、ヒーホーと口笛のような鳴き方から口笛を意味する古語’’うそ’’からきているそうです。先日有松天満宮でうその鳥の石像を見たばかりだったので、うれしくなりました。
おまけ写真です!有松の神社にこんなのがありました。

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ガイドの北原さん、NHK日本百名山の八ヶ岳案内役をされたそうです。みんなでビデオを見ました。
高山植物のお花畑に行けなかったのは残念でしたが、その分ゆっくりとガイドをしていただき、また八ヶ岳に行こうと楽しみも一つ増えました。’’何度もフラワートレッキングに参加したけれど、こんなに悪天候だったのは今回が初めてだわ’’とガイドの守屋さんがおっしゃっていました。雨女、雨男がそろっていたのかな。ちょっとショックでした(笑)

オーレン小屋の皆様、藤森祥平先生、補佐は北原貴穂さん、守屋真美さん、ありがとうございました。怪我もなく下山できて、ほっとしました。

教えていただいた植物はもっとたくさんあったのに、一部しか写真と植物名が一致しません。しっかり覚えた植物もあるので、少しずつ習得していけたらと思います。

オーレン小屋から見る星空は、夜景の明るさなど邪魔するものがないのでとてもきれいに星が見えて、真っ暗闇の新月の日がおすすめだそうです。樹林におおわれているので、強い風も避けることができ、比較的寒さを感じずゆっくり鑑賞できるので、山頂で見るよりおススメですと教えていただきました。

 

三原山ハイキング ~2017年6月17日~

東海汽船’三原山ハイキングフリープラン’6750円を申し込みました。

竹芝桟橋7時45分集合 8時15分高速ジェット船→10時00分元町港10時15分→バス10時45分三原山山頂口→10時55分伊豆大島ジオパーク・データミュ-ジアム11時20分→12時40分火口展望 →13時20分中央火口丘(758メートル)→14時40分三原山山頂口15時00分バス→15時30分元町港15時45分高速ジェット船→17時40分竹芝桟橋

梅雨の時期にしては、きれいな青空に恵まれる。

尾瀬の燧ケ岳は例年に比べ雪が多く残っているとのこと。友人と相談し、6月燧ケ岳登山はあきらめ、三原山ハイキング、楽ちんコースに変更(笑)

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竹芝桟橋からレインボーブリッジが見えます。手前の高速ジェット船に乗船します。
高速ジェット船で、隣り合わせになった男性の方が声をかけてくれる。伊豆大島の差木地(地名の由来・椿の挿し木を仕事にしていた場所)にお住まいの方で、おススメの飲食店や見どころ、三原山お鉢めぐりは反時計回りがベストであるとかいろいろ教えていただきました。毎週金曜日東京の大学へ先生として通っているとのことです。

港に到着してからは、バスに乗り遅れないよう少し急いでバスターミナルへ。

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伊豆大島の港は、元町港と岡田港とがあり、風の向き等により出帆港が決まります。
バスの中では、運転手さんと米軍イージス艦とコンテナ船の事故の話になりました。下田沖の海域は事故多発地帯とのこと。霧が発生すると見通しがきかなくなり、お互い汽笛を鳴らしながら航行し、魔の海域とも呼ばれているそうです。

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米イージス艦らしき船?が見えました。
昨日は、南風が強く湿気を含んで暑かったけれど、今日は弱い北風で乾燥した空気で過ごしやすいとのこと。三原山の尾根は風が強いが、今日は大丈夫でしょうと。。。

楽しく会話をしているうちに、あっという間に三原山山頂口に到着!見どころの場所では、バスを一時止めてくれたり、とても感じの良い運転手さんでした。ありがとうございました。

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バスを降りた展望台から三原山を望みます。
まずはトイレ探し。。。トイレを借りるため伊豆大島ジオパーク・データミュ-ジアムへ。どうぞ中も見学していってくださいと声をかけていただきました。お言葉に甘えて、まずは三原山火山と地震の関係について詳しくスライドを使って、いろいろ教えて頂きました。一番最近の火山噴火が1986年11月(31年前)まず、三原山山頂付近の火口(第一火口)にマグマがあふれ流れ出し、数日後、向かって左側3キロの部分に突然いくつかの小さな噴火口が出現し、噴火が始まり、それから避難勧告と大変なことになったとのことでした。その辺りには、観測のため研究者がいたそうですが、何とか逃げて大参事にはならなかったとのこと、怖いです。30数年周期で火山噴火が起こっているとのことです。

また地震のメカニズムを詳しく教えていただきました。日本に住んでいる以上、、地震に備えての準備、確認は怠ってはいけないと思いました。

言葉の端々に なもんで。。。 といわれるので、てっきり静岡の方だと思っていました。が、伊豆大島は東京だけれど、静岡県に近いこともあり言葉は静岡の方言とのことです。なるほど。。。

とたくさん知識?を入れてのハイキング開始になりました。

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ウツギの白い花があちこちに咲いています。
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ニオイウツギ 咲き始めが白く、次第にピンクになって散っていきます。あとで知りましたが、花には芳香があるそうです。今度見つけたら匂ってみようと思います。花の名前通りですね。
200メートル余りの標高差で、舗装され歩きやすい道でした。しかし、逆に舗装された道の急登は辛いものがありました。

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最後の登りは、ジグザグ道です。
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利島と新島が見えます
鳥居が見えます。三原神社に到着!ここからお鉢めぐりが始まります。

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三原山神社は、1789年には鎮座していました。3回の大噴火による溶岩流もなぜか神殿を避け、直前で両側へと流れをかえました。御神火のなせるわざ、不思議の一言につきると説明してありました。
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キイチゴ 他の登山客のガイドの方に教えていただきました。食べれるのよ~♡
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ハンノキ
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お鉢めぐりは360度、眺めも良く、お昼ご飯を食べるのも忘れて写真を撮りながら歩きました。人もあまりいないので、自撮りをして遊んだり、思ったより山で過ごす時間が多くなりました。アジサイを見る時間はなくなりましたが、思う存分ハイキングを楽しみました❥事前に、三原山火山の歴史を教えていただいたので、楽しさも倍増しました❥

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中央火口丘(マグマがあふれ出た火口です。)
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正面の三角山に見える右下の火口が、1986年11月21日噴火口です。
下山途中に、大きなおむすび一つ食べました。

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左の避難場所のトンネル内でおむすびを食べました。
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船内で頂きまーす。
帰りの船内、二人ともすぐに熟睡。。。到着のアナウンスで目が覚めました。無駄な時間もなく、たっぷりと異次元の世界を楽しんだ気持ちです。三原山ハイキングは、三度目でしたが、緑が増えて景色も変わったように見えました。植物の生命力は偉大ですね。

 

広島帰省と宮島弥山・錦帯橋へ 2017年5月19日~22日

5/19(金) 新横浜17時29分のぞみ53号→21時07分広島21時19分→21時47分宮島口 宮島コーラルホテル泊1

一昨日から膀胱炎になりました。新幹線は、窓側席だったので思うようにトイレに行くことができず、ながーく感じました。ホテルに着いたときは、ほっとしました。こんな状態で、明日の弥山ハイキングに行けるかな?下りはロープウェイを使えばいいかな?とかいろいろ考えましたが、結論は出ないまま、眠っていました。

5/20(土) 泊1→宮島口松大汽船7時30分→7時40分180円→大聖院8時05分→8時20分あずまや8時55分仁王門→9時05分弥山山頂9時25分→10時05分大聖院→10時30分宮島港→10時40分宮島口→ひろしま美術館→恩師宅→実家

今朝は、昨日の症状が改善されました✿

しかし、朝の時点では下りはロープウェイを使おうと決めていました。早朝散歩で、フェリー往復とロープウェイ片道1000円と通常よりも360円安いチケットを見つけたので、これを使うぞ!と決めて、7時15分の船に乗るため桟橋までやってきました。

しかし、お得な切符は7時半にならないと買えないということで、仕方なく通常切符を購入して7時15分の船に乗ろうとしました。乗る直前に、気を利かせた船員さんが30分のフェリーに乗った方が得だからそうした方がいいと勧めてくれました。それもそうかと思い、また改札口まで戻りました。そうしたところお得な切符を買えるのが30分からだから、30分発の船には間に合わない、45分の船になるといわれ、がっくり。。。ここで30分のロスタイムはきつい。。。というのもホテルのチェックアウトが11時のため、シャワーを浴び着かえる時間を確保するためには少しでも早めの船に乗らなければならないのです。波立つ気持ちを抑えて、優柔不断な自分の判断が良くなかったと思い直し、心を落ち着けました。結局通常の切符を買い30分の船に乗りました。

このとき、下りはロープウェイを使うのをやめようという気持ちになり、宮島発10時30分の船に乗れるように頑張って歩こう!と覚悟を決めました。通常登山口から山頂までは1時間半から2時間(休息含む)と書いてあったので1時間半では必ず登ってやるぞ~とやる気満々になりました。

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宮島の神馬。私が小さいころは、本物の白い馬がいました。何回も茶色や黒色の馬が奉納されましたが、飼っているうちに白くなっていくそうです。宮島の七不思議の一つです。
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突き当りに見えるのが大聖院です。登山口まであと少し。
 水分補給は途中たっぷりしつつも、わき目も振らず山頂を目指しました。山頂が近づくにつれて何やら音がします。中学生らしき男子三人組の1人が楽しそうに笛を吹いているではありませんか(笑)。おはよう~と元気に声をかけてくれました。

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弥山山頂の景色。。。瀬戸内海の島々を見ているだけで、穏やかな気持ちになります。
男の子たちもいなくなり、もう山頂には誰もいません。。。10分ほど景色を楽しんだ後、帰り道も同じ道を下りました。ぼつぼつと登ってくる人たちに出会いました。妊婦の外国の女性の方もいました。日本人の感覚では考えられない光景です。

青色の糸トンボや蝶々、トカゲを見つけました。。しかしのんびりする余裕もなく、小走りでの下山です。急いだ成果もあり、10時27分に桟橋に到着。予定どうりの船に乗れたので心から頑張った自分を褒めてあげたいと思いました。

宮島に行ったのに紅葉まんじゅうを食べないで帰るなんて初めてです。市内行きの電車に乗り、うとうとしているうちに街の中心地に到着。

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鳥居を横目で見ながら、速足で桟橋へ。。。急げ急げ
まだ時間があるので、ひろしま美術館の常設展とピーターラビット展へ行くことにしました。自分へのご褒美は、美術館内のアンデルセン経営のレストランのランチ。ピーターラビット展開館中の特別メニュー(キッシュのセット)をいただきました。常設展では、ピカソ、ルノワール、ゴッホ、ルオー、セザンヌ、藤田嗣治等、たくさんの絵画を鑑賞できます。常設展は人も少なくじっくりと鑑賞することができます。

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さて、早めに先生のご自宅付近に到着したので、時間つぶしに近くをぶら~り。それでも時間を持て余し、少し早めにお宅へ伺わさせて頂きました。

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被爆橋梁現存する6つの橋の一つです。爆心地まで1.7キロです。原爆投下の朝、一瞬にして荒れ果てた風景になり、何が起こったのか?どうして皮膚が焼けただれてしまったのか?痛いという思いよりどうしてこんなことになったんだろうとみんな呆然としたそうです。
先生は、大正15年生まれ。当時女性が入学できる大学は日本で3校しかなかったそうです。大学院を卒業されていらっしゃいます。

60歳から始められた書道は、全国大会でも優秀賞入選される腕前。書を見せて頂いたり、大学院の修了書等を見せて頂いたり、ほかにも先生の大切にされてらっしゃる品を見せていただいたりしました。。これは形見分けよと言いながらペンダントと’飛鳥’と書かれた掛け軸をいただきました。落款を目の前で押してくださいました。これで、思い残すことはないわなんておっしゃられるので、なんだか寂しい気持ちになりました。。。5月8日に退院されたばかりで体調も万全ではないのにもかかわらず、私に食べさせようとザラメのおせんべいや最中、お土産、亡くなった父へのお供えの品も準備してくださっていました。

先生は、短大時代クラスに溶け込めなかった私をいつも優しく見守ってくださってました。月日が過ぎてから感じることですが。。。学生時代、研究室で私の知らない世界のことをたくさんお話いただいたり、先生手作りのお弁当を持ちハイキングに行ったり、奈良に泊まりがけで行き、宿坊体験や仏像の素晴らしさを教えて頂いたりしました。私の結婚後も、お付き合いは続き、子供たちにとっても大きな影響を与えてくださっています。

私の家族と一緒に上高地に行った頃が、人生の一番いいときだったわ、老いには勝てないわね。とお話しされます。

握手をして、また遊びに行かせていただく約束をしてお別れしました。8月か9月頃に再会できるように計画を立てようと思います。

やっと実家に到着。母は、本日デイサービスに出かけていました。夕食は、広島風お好み焼き。お好み焼き店’’五右衛門’’でそばとうどんのミックス+豚玉子イカ天入りでつくってもらいました。食後のデザートは’ちからのうどん’のあんころ餅ときな粉(あんこなし)のおはぎです。

5/21(日) 祖母二十五回忌、父三回忌法要→岩国錦帯橋→岩国国際観光ホテル

浄土宗の実家は、南無阿弥陀仏と唱えながら木魚をたたきます。開祖は法然上人です。一般民衆にも仏教の教えを説いた方ですと、バイク好きの住職様からお話を頂きました。私たちが、何の知識もないと思われたのでしょうね。

心の温かい住職さんで、永代供養をこちらのお寺でお願いした父の気持ちが理解できます。

17時岩国駅から送迎車に乗り、ホテルへ向かいました。夕食は、岩国寿司定食。

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右手奥に岩国城が見えます。
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岩国の郷土料理。岩国寿司と太平(大きくて平たい漆塗り皿に乗せた筑前煮のこと)
夜は、母と仲良く手をつなぎ、大浴場へ。錦帯橋のライトアップの終わった時間で、私たちを含め二組しかいませんでした。

5/22(月) 泊2→岩国城→錦帯橋→岩国駅10時40分→11時32分広島12時17分のぞみ24号→15時54分新横浜

6時から一人で早朝散歩。岩国城までのロープウェイの始発がまだだったので。歩いてお城へ。

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日本三大奇橋の一つの錦帯橋です。
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こんなに朝が早いのに、下山する人たちもいます。
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ロープウェイ山頂駅から瀬戸内海と錦川が見えます。
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意外に遠かった岩国城。やっと到着!
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仲良し家族みーつけた!
10時過ぎホテルの送迎車で、岩国駅に向かい、広島駅で母とお別れしました。

送迎車の中で、一躍有名になった岩国の銘酒獺祭(だっさい)の話になりました。つぶれそうだった酒屋を二代目の研究熱心な店主が新しいお酒’’獺祭’’で立て直したそうです。獺祭が有名になると、他の酒造会社も影響を受けて、雁木(がんぎ)(ANAのファーストクラスのお酒として使われている)等、次々と有名なお酒が世間に出回るようになったそうです。

内緒話♥辛口のお酒の好きな人には、村重酒造の日下無双がおすすめだそうです♥

母は一昨年股関節の手術をしました。一年経過し、少しづつ歩けるようになりました。電車に乗ったり、温泉に入るのをとても喜んでくれました。また計画立てましょう~

太龍寺ロープウェイから剣山・香川の旅 2017年5月3日~6日 其の壱

5/3(水) 東京駅6時30分のぞみ5号→9時55分岡山10時23分マリンライナー21号→11時18分高松駅→太龍寺ロープウェイ→道の宿そわか泊1

東京駅に5時40分到着。すでに6時の新幹線は長蛇の列!次の列車を目指すがここも長蛇の列。階段を上ったり下りたり6時30分の新幹線ホームたどり着く。前から数えて30人余り。新幹線の奇数号車は座席が少ないとのこと。二号車に並ぶ。三人掛けの席が2席空いており、席を確保。熟睡をしている間に岡山駅に到着。自由席通路は人が溢れており、頭のあたりに荷物が迫ってきます。

岡山駅で娘夫妻と合流。マリンライナーは自由席でした。立っている方も大勢いましたが、少し早めに並んだので座れました。岡山駅が始発駅、終着駅が高松です。

高松駅前でレンタカーを借りる。おススメ讃岐うどん店’麺処まはろ’を教えていただく。まずは腹ごしらえ。娘夫婦にごちそうになりました。ありがとう♥

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店内はそれほど広くなく、外のベンチで順番を待ちます。10分くらい待ちました。どれを食べようかなあ~
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天揚げざるに決定!麺が太くて長くて不揃いです。もちもちしていて食べごたえあり。ちくわ天ざるにも野菜のてんぷらものっていて割安感があります。写真がない。。。<^!^>
太龍寺ロープウェイ口に到着が16時少し前。16時のロープウェイに私がダッシュしてチケットを購入。他の3人の姿がなかなか見えず、焦りました。

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鉄塔支柱の大きさは世界一、標高600メートルの山越えをします。西日本最長のロープウェイです。往復2470円
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剣山山系を源流とした那賀川が見えます。
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へんろころがしと呼ばれる難所の一つ、太龍寺。四国霊場二十一番札所です。伽藍の配置が高野山に似ており、西の高野山と呼ばれている。
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シャクナゲが見頃です。
帰りの最終便17時の便にて下山。今日の宿は、ロープウェイ乗り場にあります。近くの川まで散策して18時から夕食。

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宿の近くを散歩。
5/4(木) 泊1→見の越峠→剣山リフト(標高1420メートルから1750メートル所要時間15分)9時半→9時55分剣山本宮→10時10分剣山(1995メートル)10時40分→11時00分大劔神社→11時25分剣山リフト→貞光うだつの町並み→大黒屋旅館泊2

今日は剣山山頂の予報は視界良好との事。5時50分に宿を出発する。リフト乗り場に8時半過ぎに到着。観光協会の情報では、駐車場がいっぱいになった話は聞いたことがないけれど、ゴールデンウィークなのでロープウェイ始発の時間に行けば大丈夫かな?という話でした。しかし、到着してみたら、既に満車。入れなかった車が道路沿いに並んでいます。私たちも、リフト乗り場からは300メートルくらい離れてしまいましたが、駐車のスペースを見つけてとめました。

山頂は、ガスがかかり見えません。娘夫妻はカッパを持参しておらず、念の為400円で購入。9時過ぎのリフトにて山頂を目指す。リフト終点西島駅の時点で小雨が降っています。40分程歩いて山頂到着。悪天候+標高もあるので寒いです。雨の中、赤ちゃんを背負って登ってくる人もいます。剣山は、30年以上前に8月に両親と、3月に友人と剣山から三嶺山縦走しました。今回は3回目です。3月は樹氷が美しく持参したみかんが冷凍ミカンになってしまったのを思い出します。リフトは山開きの4月29日から運行されるので、ゴールデンウィークは多くの家族ずれで賑わっていました。山頂に宿泊施設があるので泊り客もいるんでしょうね。

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山頂の天気が心配だなあ~
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尾根に出ると風が強くなりました。あっという間に日本百名山の一つ、剣山山頂に到着!とはいっても、登り始めのペースを上げすぎて疲れちゃいました。
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山頂近くのミヤマクマザサ
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登りは尾根道コースでしたが、下りは大劔道コースにしました。
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大劔神社の岩が見えてきました。
祖谷のかずら橋までは7キロですが、道が狭いので上り下りの車で動けない状態だとのこと。吊り橋はあきらめて貞光方面に向かう。お腹がすき、徳島ラーメン店を探しますが、見つかりません。途中、うだつの町並みを見学。

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貞光の卯建(うだつ)は、二層卯建と呼ばれる全国でも珍しいものです。卯建戸は、防火防風のために造られたが、時代とともに装飾化されたそうです。‘うだつが上がらない‘の卯建だったのですね。
14時過ぎ、宿に向かう途中の道の駅にて、たこ焼き、ポテト、イチゴ、草餅、ソフトクリームを買いベンチで食べる。ラーメン食べれず、がっかり。。。夕食は、骨付きどりを食べようということになり、琴平駅の近くの居酒屋を予約する。

16時過ぎ宿に到着。主人到着まで、3人で休憩タイム。17時過ぎ主人がバイクで到着。20分かけて歩いて居酒屋に向かう。宿から琴平までは旧街道沿いを歩きます。昔の建物が残ってており、風情があります。琴平周辺は、観光客でいっぱい。高級旅館ホテルもたくさんあります。私たちは、素泊まりの安宿ですが、みんな文句も言わず。。。地元の美味しいものを食べてあとは、寝るだけじゃけんええよねえ~

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ちゃんとした御飯、やっと食べられます(笑)ルンルン♪
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丸亀の一鶴の骨付鳥より、たれが多めです。にんにく風味です。はさみで切っていただきます。
お腹いっぱいになり、満足♡帰りに、スーパーで明日の朝食を買う。

 

 

金時山ハイキング ~2017年4月22日~

東名江田バス停7時08分→9時00分金時神社入り口バス停→金時神社(693メートル)9時20分→10時40分金時山(1212メートル)11時30分→12時40分金時山登山口→ラッキーカフェ→太郎平バス停14時25分→16時東名江田バス停

天気予報は、曇りから雨の予報。。。ちょっとお天気を気にしながらのハイキングが始まる。

昨年6月、尾瀬に行った友達と二人、久しぶりに私たちにしては本格的なハイキングだったので、どれくらい登れるか試してみようなんて言いながら登り始めました。

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社殿には公時神社って書いてある、どうして?坂田公時は幼少の名前が金太郎でした。
途中、寄り道をしながら写真を撮りながらゆっくり登ります。

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金時宿り石 金太郎と金太郎の母、山姥が暮らしたたという大岩

山頂までの最後の登りは、お互いマイペースで進むことになりました。

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箱根乙女峠で見つかり、オトメスミレと名前がついた。
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前に見たスミレと同じと思っていましたが、違っていました。本州から九州の人家近くや山野に生えるスミレで、コスミレといいます。スミレの形も細長いのやら、楕円形やらいろいろな形があるのですね。
山頂の金太郎茶屋で休憩と、昼食。おでんとお味噌汁を注文する。すると、お店に休憩だけさせてもらってもいいかな?とはいってくる人が。。。おかみさんに一見さんはお断りしています、と言われながらも、馴染みのお客様しかダメだけれど、まあいいでしょう~奥の席へ座る人がいました。ちょっとドキドキしながら見ていました。

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富士山は見えません。。。
実は、おかみさんの馴染みのお客様で、この方は富士山に1900回登頂した有名な人なのよ。とご紹介いただきました。ミーハーな私たちは、一緒に写真を撮らせて頂いたり、握手をしたり、本にサインをしていただいたり、富士山は見えなかったけれどとても思い出深い1日になりました。

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實川欣伸(じつかわよしのぶ)さんです。帽子に1900回と書いてあります。今度お姿を拝見できるのは、テレビかな?
山の天気は変わりやすく、しばらくすると湿った空気とともに、霧がどんどん地上から湧き上ってきました。雨も心配だったので、1時間弱滞在して下山を始めました。

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かすかに芦ノ湖が見えます。
仙石原の案内所で、高速バスの予約をし、時間までケーキ屋さんで休憩することにしました。

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お土産を買いました。ブライライトは、お浸しにしていただきました。癖のない歯ごたえのある食感です。イタドリ、タラの芽、プチベールなどは天ぷらにします。しあわせ~♥
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桜はまだつぼみが。。。
 バス停に立っていると金時山から下山してくる人たちが傘を持っていたり、ザックカバーをかけていたりしていました。きっと山頂あたりは雨が降りが始めたのですね。

6月に尾瀬の山に登りたいねと話していますが、私はもう少しトレーニングしなきゃあいけないなと反省しました。。。

弘法山公園から吾妻山ハイキング ~2017年3月12日~

しばらくハイキングから遠ざかっていたので、標高が低めの縦走路に決めました。

コースタイム 秦野駅9時03分→9時40分弘法山公園入口→9時55分浅間山→10時25分権現山(243.5メートル)→10時45分めんようの里→11時05分弘法山(235メートル)→11時50分吾妻山(140メートル)→12時15分足湯→12時半鶴巻温泉到着

秦野駅北口から水無川のほとりを歩き、金目川を渡り、弘法山入口看板にたどり着く。途中、コンビニで飲み物を調達。

急な階段ををがんばって登りきると浅間山の頂上。朝から曇り空で富士山は期待していなかったけれど、遠くにかすかに富士山と金時山も見えて嬉しくなります。

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珍しい花と思って写真を撮ったら、ヒヤシンスでした。他にも、ムスカリ、ハナニラ等球根の花々が咲いています。 オオイヌノフグリ、タンポポも咲き始めています。
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タチツボスミレ
この先、駐車場もあり、急に人が増えてきました。今年初めての鶯の鳴き声が聞こえてきました。

しばらく進むと、太い声でメエーと羊の鳴き声が。。。階下を見ると羊牧場が見え、めんようの里と書いてあります。これは、ソフトクリームがありそうと下っていきました。しかし、11時半から営業と書いてあり、あきらめるしかありません。。。ザンネン!

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メエー ザンネンでした!といわれてる気がしました。
やっと権現山展望台に到着。

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山頂は広い園地になっています。富士山がかすかに見えます。
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何をみんなで見ているんだろう?と近づいてみると、カメラが何台も設置してあリました。 野鳥の写真を撮っているとのことです。朝からカメラを構えているけれど何も来ないそうです。’’魚釣りのようなもんよ。一日釣り糸を垂れても一匹も魚がかからんことがあるでしょ。あれと一緒よと笑って話してくれました。’’(笑)
整備された歩きやすい道を進むと弘法山に到着。鐘楼と井戸とお堂があります。

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山頂にミカンの木が。。。
近くに住む人の散歩コースにもなっているようで、犬の散歩をしている人もいます。標高を下げていき吾妻山に到着。

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縦走路にミカンを売っています。はるかのミカンをお土産に買いました。この辺りは、桜の時期が一番良いそうです。またおいでね~と言われました。
帰り道、温泉とランチとも思いましたが、1人だし、ここは足湯だけで我慢しました。

楽チンコースだと思っていたのに、太ももが痛みます。準備体操をせずに登り、しかも下った後もストレッチをしなかったことを反省しました。今度はどこの山に登ろうかな?

伯耆大山から三江線と木次線乗り継ぎぶらり旅 その壱 ~2016年10月19日~10月23日~

横浜22時24分→9時03分着 米子9時半バス→10時半大山寺(740メートル)→弥山荘(荷物を預ける)11時10分→11時20分1合目→11時50分3合目→12時15分5合目(1245メートル)→12時50分7合目→13時35分伯耆大山(1710メートル)14時10分→15時15分行者分かれ→大神山神社→大山寺→16時50分弥山荘

10/19(水) 寝台特急サンライズ出雲 のびのびシートにて米子へ向かいます。(個室は満室のため頭の部分に仕切りのある大部屋タイプの寝台車)山小屋に慣れているので、あまり不安も感じずにぐっすり眠れました。

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切符は三江線、木次線経由で購入。桜木町のみどりの窓口で一番安くいける方法を教えていただきました。片道の切符です。

10/20(木) 岡山にて高松行きと出雲行きの電車の切り離し作業があり、目が覚めました。
ラウンジカーで朝食用に買ってきたパンを景色を眺めながら食べました。
しばらくすると、ガラガラだったラウンジカーにもお客様が増えてきて、たまたま隣同士になった女性の方とお話しました。年頃のお嬢様と二人旅、今日は、良縁を願って出雲大社に行かれるとのことです。

米子駅から大山寺までは、10/20から11/6までの行楽シーズン間、大山ループバスが運行しています。お得な2日間有効の乗り放題切符を購入しました。(往復乗車券よりお得です)

観光案内所でバスの時間を確認してバス停へ

大山登山は今回で5,6?回目ですが、大山寺行きのバスの本数の少なさに驚きました。1日に定期便は4便しかありません。季節限定でも1日8便、増えるだけです。弥山荘のおかみさんが30年前、ここにお嫁に来たときは30分に一便バスがあったそうです。私が大山に登ったのも30年以上前だったなあ~

大山は、空気とお水が美味しいので自家製の野菜と仁多米のコシヒカリもとても美味しいそうです。女子トークに一花咲いた後、そろそろ出発。。。 登山口への近道を丁寧に教えていただきました。いざ、出発。

行きは夏山登山コースです。

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7合目あたりまで来ると視界が開けます。
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標高1600メートルあたりにから広がる 日本最大の大群落ダイセンキャラボク。キャラボクはイチイの変種で東北から中国地方のにかけての日本海側の山地に分布しています。鳥取県の県木です。
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強い風に耐えるダイセンキャラボク
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崩落の影響で三角点に行く道には入れません。
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伯耆大山最高峰北壁剣ヶ峰(1729メートル)を望む。毎年数千トンといわれる量の土砂、石が崩れ落ち大山は徐々にその山容を変えているそうです。
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頂上小屋。トイレもあります。30数年前、友人とシュラフ持参で泊まったのが懐かしいです。
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ダイセンキャラボクの実

 

15時頃1600メートル8合目あたりで軽装の男性の方にこれから山頂へはどのくらいかかりますか?と聞かれました。来月22キロ山岳マラソンに出られるとのことで、ロードをマラソンしている途中に登山口があったので、なんとなくいけるかなと思って登ってこられたそうです。

下りは、おかみさんおススメの行者谷コースで下山しました。こちら方面に下山する人は少ないです。景色を眺めたり、写真を撮ったりしながらゆっくりと歩きました。大山寺には16時すぎに到着しました。

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行者谷コースは紅葉の林を抜けます。
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大神山神社 門の裏表が反対になっています。(大山寺本坊西楽院の表門であったが、神社引き渡される際、そのまま移転したので逆になったといわれています。)毎年6月初めに山開きの祭りが行われます。
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大山寺 だーれもいません。

8合目でお会いした男性の方も同じルートで下山したらしく、またお会いしました。奥様が帰りが遅いのを気にしていらして、なんだかほほえましい光景で嬉しくなりました。歳を重ねるるごとにランニングを同じ距離でも時間がかかるようになったが、登山も同じような割合で時間がかかるようになった。走るのも歩くのも同じくかかる時間は比例している。無理しないようにマイペースで続けていきたいとおっしゃっていました。それにしても、山の中を22キロも走るなんてそれだけですごいと思いますが。。。

思い出の詰まった大山にまた登ることができ、幸せな1日でした。

 

 

 

 

木曽駒ヶ岳から浜松へ その壱 登山編 ~2016年9月23日~9月26日~

駒ケ根駅前5時バス→5時45分しらび平(1700メートル)6時半ロープウェイ→6時37分千畳敷(2608メートル)7時→7時40分乗越浄土→8時10分中岳(2925メートル)→8時40分木曽駒ヶ岳(2956メートル)9時10分→9時45分中岳→10時10分乗越浄土→11時10分千畳敷11時半→11時37分しらび平11時50分→12時50分駒ヶ根駅

9/23(金) 仕事を終え、スーパーあずさに乗り、駒ヶ根へ。
駒ヶ根グリーンホテルに22時チェックイン。

9/24(土) 駒ケ根駅前5時のバスに乗車。
途中の菅の台バスセンター大駐車場で満員になる。
全員乗り切れず、早朝にも関わらずあふれんばかりの人が並んでいました。

ロープウエイもすぐには乗れず3台見送り、やっと乗車。千畳敷に着くと、目指す山はガスの中。

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千畳敷からの眺め 朝日は雲の中

 

南アルスプスの向こうに富士山がかすかに見える。紅葉も始まっているようだ。

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富士山が見えました。

山頂へは急登もあるが、標高差があまりないため初心者の人でも登れそうな山です。

木曽駒ヶ岳山頂に到着。あーやっぱりガスの中だ。

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少し霧が晴れる

あきらめ気分でおにぎりを食べる。しばらくすると、段々視界が開けてきて歓声が上がる。

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山頂のお社

しかし、午後からは雨の予報。もう少しゆっくりしたい気持ちはあったが早々に下山する。

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ナナカマド実と宝剣山2931メートル
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紅葉した草紅葉

 

駒ヶ根駅前で名物ソースかつ丼を食べる。珈琲はセルフでお替り自由。

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電車の時間まで少し時間があるので、ちょっと散策。

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大宮五十鈴神社(五十鈴川ほとりにある手水舎)

人形の町、飯田へ移動。川本喜八郎人形美術館へ。三国志の人形展を開催しており、人形の表情で性格まで表すような顔、着物の生地の柄、ふんわりした手、今にでも動きそうな人形たちに魅了されました。独りだったのにもかかわらず、人形2体で人形の仕組み、人形のお顔は能のお面と同じ仕組みで作っていること、頭の部分が取り外せること等、たくさんのことを教えていただきました。また足を運んでみたい美術館です。

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飯田の町、雲の上に顔を出しているのは南アルプス。。。

夕飯は、五平餅(クルミ、ネギ味噌、山椒入り味噌)とおかずを買い、ホテルで頂く。ホテルニューシルクに宿泊。

駅前の五平餅店には通常の3倍ぐらいある五平餅があります。焼きあがるのに10分はかかるので予約した方がいいそうです。ちょうど、5本買うお客様が来ており、今日の晩御飯にご主人が3本、奥様が2本食べるそうです。飯田では五平餅はお客様のおもてなしにも使われるそうです。五平餅パーティもあるとか。。。店主の方は、大阪から田舎にあこがれてこの地にご主人と住みついたそうです。素敵だなあ~